2003年03月11日(火) |
東野圭吾『怪笑小説』集英社★★★★☆ |
 『怪笑小説』 東野 圭吾 集英社 (1995/10)
毒笑小説につづき、こっちも笑わせてもらいました。 おもしろいよーすきだよぉーこういうの。 ばかばかしくて、でも下品ではなく、発想と展開とオチで笑わせる。 読めないオチもいいけれど、だいたい読めているオチに向かってひた走り、そしてどうだーっとオチがつく。 読んでて楽しい。 こういうの、もっと読みたい。
それぞれについている作者のあとがきがまたぴりっときいてて、いい。
ねたバレになってはつまらないので、タイトルだけ紹介。 私が面白かった!と思う順に並び替えてみます。 (ばかばかしいのが好きなので、その順かな?)
超たぬき理論 しかばね台分譲住宅 動物家族 無人島大相撲中継 あるジーサンに線香を 鬱積電車 一徹おやじ おっかけバアさん
どれもこれも、オチを思い出すだけでにやけてしまう。 くだらない。でもおもしろい。たまらない。 もっと読みたい!
『怪笑小説』
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