活字中毒のワタシの日記

2003年03月18日(火) 東野圭吾『放課後』講談社★★★☆☆

放課後
放課後
東野 圭吾
講談社 (1988/07)

第31回江戸川乱歩賞受賞作。

ここから「東野圭吾」が始まった。(ホント?)

という気も確かにする、「若さ」を感じる作品。
すんごい一所懸命書いた、って感じ。うんうんうなって書いた、って感じ。
で、お話自体はやはり東野さん、めっちゃおもしろかったです。
いつもどおり、まったくラストが読めませんでした。
意外な結末にびっくり。

どんなお話かというと、受賞作品紹介のところより紹介。
『女子高校で起こった密室殺人事件。危険で純粋な現代女子高生の生態をイキイキと描いた本格学園ミステリーの傑作』

主人公は女子高の教師。アーチェリー部の顧問。
自分の命が狙われていると思っていたが、殺されたのは同僚の教師だった。
それも密室で。不可解な謎を残したまま、次の殺人が起きる。
密室のトリックは。犯人は。動機は。





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動機が弱い、と選者の評にもあって、わかるようなわからないような。
いやでも殺意を覚えるかどうか、実行するかどうかはおいといて、他に例えようがなく恥ずかしい、いたたまれないというのはわかる。
せいしゅんじだい、ってそういうものだものね。

他の江戸川乱歩賞も読んでみよう。
世の中には面白い本がありすぎっ。

放課後



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