活字中毒のワタシの日記

2003年04月04日(金) 岸本葉子『三十女のおいしい暮らし』★★☆☆☆

三十女のおいしい暮らし
三十女のおいしい暮らし
岸本 葉子
講談社 (1997/12)

帯より。
『おいしくて、きれいで、元気がイイ。
おんなの興味は果てしない。
でも、でも、
おいしい暮らしにゃワナがある!?』

著者のいいたいことを理解するには、あとがきだけ読めばOKです。ぶっちゃけ。
大事なメッセージがそこにあるから。

三十を迎えるまでの、落ち着かない気持ち、焦り、悩み。
それが、迎えてみたら何も変わらない現実。
そして、あるトシになったらキッパリ何かにケリがつく、というわけではなく、やっぱりそれなりにジタバタしながらトシを重ねていくんだ人生は、と気づく。
そして、すうっと気がラクになった。

わかる、わかるなぁ。
私は欲張りで要領が悪い人なので、焦りはしょっちゅう。
最近というか、昨日ふうっとラクになった。
アピタで目にして買ってしまったミニ掛け軸。
『泣いても怒っても悩んでも同じ一日。どうせなら笑って一日。それが幸せへの道』とかなんとかがトンボとお地蔵さんのイラストとともに書いてある。
ああ、そうだなぁ。
最近、いい一日を毎日過ごしてないよなぁ、笑って過ごしたいなぁ、と衝動買いしてしまった。

この本は、そんな感じで、著者が人生楽しもっと!と気になってやってみたかったことにトライ(と言うほど力入ってないのがまたいい)してみた記録。
エッセイになるのかしら?読みやすくて楽しかった。
私も気になってた、やってみたいことめじろ押しだもの。

高級レストランの食べ放題。
足つぼマッサージ。
韓国式あかすり。
料理教室体験。
占い。
健康器具。
海外通販。
オーダー下着。

なんか、「ギャル」でもなく、「おばさん」でもなく(…か?)、微妙なまさに「妙齢」の女性の関心事を捉えているので、この年代の女性を理解する一ツールとしてもよいかもしれません。ほんまかいな。

三十女のおいしい暮らし



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