活字中毒のワタシの日記

2003年04月30日(水) アニタ・ジェラームさく・え常陸宮妃華子やく『せかいでいちばんおりこうないぬ』★☆☆☆☆

せかいでいちばんおりこうないぬ
せかいでいちばんおりこうないぬ
アニタ ジェラーム Anita Jeram 常陸宮妃華子
国土社 (1996/12)

ここ数年で私のハートに一番ずしーっときた絵を描いたアニタ・ジェラームさんの絵本。しかし星はひとつ。


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けっこうありがち?『炎転』好きだったのよー。
ラッセン、ヒロヤマガタは苦手です。

せかいでいちばんおりこうないぬは、なにかを待っていた。
そこへハリーがやってきた。
しっぽをふってついていこうとしたら、待っているように言われた。
待つ、待つ、ずっと待つ。ひょうが降ってきても、あの犬なあに、と言われても、待つ。
も、もしかしてこれってすごーく悲しい結末?と私はどきどきしながら読んだのだけど、ハッピーエンド。

お話もすっきり、絵もすっきり、なんかこう、タッチがまんがっぽくて、色遣いもシンプルで、私の好きな、『アニタ・ジェラームらしさ』がもひとつ感じられず、★ひとつ。
おそらく初期というか若かりし頃の作品なんだろう。こっちが好き!という人もいるだろうけど、私は円熟の域に達した(まだまだこれから円熟していくのかもしれないが)頃のが、好き。

せかいでいちばんおりこうないぬ



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