| 2003年05月04日(日) |
アニタ・ジェラーム作絵/常陸宮妃華子訳『ぼくじゃないよジェイクだよ』★★★★☆ |
 『ぼくじゃないよ ジェイクだよ』 アニタ ジェラーム Anita Jeram 常陸宮妃華子 国土社 (1997/10)
んもーっうちの子ったらいいわけばっかり!!!
なんてことをよく思う時期のおかあさんおとうさんにおすすめの一冊。
少年ダニーと犬のジェイクはとてもなかよし。親友です。 いつだっていっしょ。 ある日、たいくつしたダニーは「いいこと」を思いつき、ジェイクと一緒にファッションショー。 やってきたおかあさんは「こんなにちらかして!」 ダニーは「ぼくじゃないよ。ジェイクだよ」。 ジェイクにもういたずらをさせないように言って(ここ重要)去るおかあさん。
続くいたずら、その度に「ぼくじゃないよ。ジェイクだよ」。 とうとう言われてしまいます。 「いいかげんにしなさい!なんでもかんでもジェイクのせいにするのは。」
でもって次のページでジェイクがそのいたずらの数々が不可能だったわけを説明するのだけど、ここがたまらない! スコップをもったジェイクのかわいさには倒れそうになる。 最後のオチもいかしてる。
誰かのせいにしないこと、ちゃんと謝ること、罰を受けること、許すこと、ほんとうに仲良くするということ。 そんな大事なことをあたたかく、やさしく、おかしく、語りかけてくれる本。
息子3歳も気に入って、母親(わたし)が「こぉらぁー××くんがやったでしょぉおー」と芝居がかって叱る時は、にかっと笑って言うのでした。 「ぼくじゃないよジェイクだよ」と。 是非是非一緒に読んで、遊んで、たのしく、しつけもしちゃいましょう。 (そういう”教育的””効果”を目的にしたくないのだけど、この本はもれなくついてきてしまうのです。が、ほんとに楽しい本です)
『ぼくじゃないよ ジェイクだよ』
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