活字中毒のワタシの日記

2003年05月08日(木) 井上絵美『今はじまる、新ケーキ伝説』★★★★☆

今はじまる、新ケーキ伝説
今はじまる、新ケーキ伝説
井上 絵美
講談社 (2000/10)

料理本はもっぱら図書館から。
借りては眺め(るだけ)、そして返す(だけ)。
もちろんこの読書日記に登場することもほとんどなく。

…の私が、この本のレシピで昨日今日と2回シフォンケーキを焼いてみた。
できあがりは…感激!
シフォンケーキにしては丈が短かったけど、膨らまなかったという感じではなく、しっとりふわふわ、スポンジケーキのような生地。
しあわせ。

この本は、なにがすごいって、はかりを使わないこと。
『ケーキ作り=計量=面倒』
これで「やってみたいけど、なかなか…」「洗い物がたくさん出るし」と躊躇している人は多いと思うのだけど(もちろん私もその一人)、メジャーカップでざっくりはかる方法で材料は用意。
バターは200gが一般的なので、何等分したうちの何欠け、というはかり方。

例えばシフォンケーキ。
小麦粉1カップ、砂糖1カップ、卵4個、塩ひとつまみ、油と水が1/4カップずつ。
私でももうそらで言えるくらい、簡単。
ほんとに?と疑いつつ製作してみたら、めっちゃおいしそう、かつおいしくできあがって、びっくり。

今日はチョコシフォンを作ったのだけど、チョコを溶かすのではなく、ココアをお湯で溶く。なんでかなーと思ったら、その方が断然簡単でラクちん!

来週はこの本のバナナティラミスに挑戦する予定。
他にも、シフォンケーキのバリエーション、バターケーキ、クッキー、タルトのレシピなどがあったり、ホイップクリームの五分立てから泡立て過ぎまで画像も一緒に載ってたり、ケーキの配合表一覧があったり、お役立ちグッズの紹介があったり(買えねーよそんなの、というのではなくて、ほんとに身近で便利なグッズたち)、いろいろとレシピ本には感激してきた(するだけ)中で、これはホント優れものだと思います。
特にぐうたらさん(簡単に、めんどくさくなく、失敗なく、おいしいものが作れたらいいなー)に、ね。

ちなみに1700円税別。
入門書にもいいのではないでしょうか。
私のためにあるようなこの本、めいっぱい活用させてもらいたいと思います。

今はじまる、新ケーキ伝説



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