母のタイムスリップ日記
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2002年04月26日(金) ん〜。

 どうにも動きが取れないことが生じてしまった。
Yさんの事。
 彼女は、施設ではなく、病院に入所してたのだった。
けれど、面会が出来ない。家族の了解がいるのだ。
私は家族を知らない。家族は遠く離れていて、住所も知らない。
でも、今彼女は私の所から徒歩3分の所にいる。(前はバス12分+徒歩5分)
 彼女はそこがどういう所かきっと判ってる。痴呆の進んだ母が1度通院したが、
母だってあの時わかり、なぜ自分が?といやな顔をした。それからは、連れて行かない。あの時の母より理解できるのだから、不安と混乱とでグニャグニャに
なってないかと気掛りなのだ。それにより、病が急激に進行しないか心配。
 運良く、面識のある医師がいたので、手紙、電話は良いのか確認した。
それは、自由との事。ただし、電話の場合此方からは駄目なので、彼女から掛け
なければならないと。番号のメモを持参したかわからない。すると医師は、手紙に
書いてあげればよい。とアドバイスしてくれた。でも、電話探せるかな...。とも
言った。
ん〜〜〜〜。もう少し知恵を絞らねば。誰にも迷惑を及ぼさずに事を運ばねば。
 やはり、もう少しの時間が必要かな。気が急いてしまう。落ち着かねば。

母のこと。
 母は腹痛で布団に横になり、軽く寝入っていた。
すぐに目覚め、お腹痛いのと訴えた。トイレへ誘導。お腹マッサ−ジ。コロン。
コロン。コロン。と3個でた。看護婦さんと症状について軽く話をして、散歩に
連れ出した。歌を歌い、おやつを食べ、更に散歩を続けた。もう、腹痛の訴えは
消えた。私の着く前に温湿布も処置していただいてるのが判った。我侭聞いて
貰えた。嬉しかった。施設に戻っても、腹痛は訴えなかった。
 今、私はこういう、訴え事や処置から解放されてるのだなあ。と感じた。
これが、1日に何度も繰り返され,
その度に外に出たりしてたのだなあ。
 毎日施設通いで不自由さを感じていたが、...。やはり、楽になってるのだな。
今日のYさんの事を思うと、今の母は幸せな方かなとも思った。


 





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