母のタイムスリップ日記
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2002年05月06日(月) 息抜き。

朝から庭木の手入れ。
沈丁花、ドウダンつつじ、皐月、ブドウ、等伸びきってしまいどうにも見苦しく
なった庭木を剪定。鉢植えのシクラメンも花が終わり種がついた。暑くなり、
これも場所をかえてあげなければ....。始めると次々としなければならない事が
増えてくる。
2年前は、母も切り落とした枝の片付けを手伝ってくれた。最近は、故郷に帰る
事のみが頭の中を占め、作業などできなくなっていた。一緒に作業が出来ないと
母のいるときには、この作業を避けなければならなかった。
 昼食後、母の所に出かけようと思ったが、まだ終わらぬ作業を片付ける方を
優先することにした。
在宅だとこうは行かないなと思った。
 夕方、買い物に出るとご主人のご両親を介護している方と偶然出会った。
 数か月振りの出会いだった。
この所の忙しさ、介護保険の申請などに追われたこと等を話された。
連休はご主人のご兄弟の来訪などで忙しさは加速し、おかあさまの介護で、胃が、
きゅうんとして来て、娘さんに見守りを頼み気分転換に外に出てきたのだそうだ。
 私も過去に幾度も同じように胃がきゅん。頭クラクラ。があったのでただただ、
頷いて話に耳を傾けた。話し終えると、あなたは、もう何年も為さったのよね。としみじみ云った。 この人は、今、心を介護スイッチに切り替えたな。と感じた。 性格上、逃げる事も、投げ出す事もできずにいる人の心が不思議によく見える。
体を壊さぬように....。と言い合いお別れした。


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