母のタイムスリップ日記
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2002年07月04日(木) やってしまった失敗。

 久しぶりにパソコンに向かい日記の更新をした一昨日。
既に気が付いておられる方もいらっしゃると思うのですが・・・。
日付けを7月8日としてしまったのです。
直ぐに気が付いたのですが、ま、いいかと其の侭にした。
そして、昨日、日記を更新。すると、それは、7月8日の前になり、更新とは
ならなかったのだ。 
 どうやれば良いかも分からず、仕方ないので、7月8日までこうやって、待つしかないのかな。

 パソコンの壊れていた時の事。(その2)
母は、絵が描ける。そのことに気が付いてから、1年も経ってない。
在宅時には、静物を準備して絵を描かせる日もあった。
「出来ないな」と言いながらも、集中してかいた。
母の日の2日前の事、介護士さんから「すごいですね」と母の描いた1枚の
絵を見せられた。
 カーネーションが描いてあった。それは、私が描こうとしても描けない程
精密に描いてあった。母に「うまいね」と言うと、「いやいや」と謙遜。
普通、自分が描いた事など忘れてしまうのだが、それは、覚えていた。
余程、周囲に褒められたのではないか・・・と思った。

 今日は、面会に行ってない。
昼過ぎ、買い物に出た。そこで、知り合いと出会う。87歳の彼女は、ご主人
の介護をしている。今、家を新築中なので、ご主人は、老健に入所中。
老健からの帰り道だった。
 いつも、急いでいる時しか出会わなかったのだが、今日は大丈夫と思い、
お茶に誘った。最近、痩せてきている様に思えて、気になっていた。
体は悪くない。と言っていたが、本人も、気が付いていた。
介護が楽な今、なぜ太らずに、痩せるのか?と言っていた。
 新しい家の話になると、すこし顔を曇らせ、私は分からないのです。
私達の部屋は、8畳なのだそうですが、押入れもなく、家具を探さなくては
ならなくて、どうしましょう。と言われた。ご主人のために、部屋に直結
したスロープを作るのですが、それも、家族と切り離されるみたいで・・・。
 私達の色を全て消されてしまう様に感じます。とも話された。
なかなか難しい問題だと感じた。いつも、愚痴、悪口、は言わない方なので、
余計に淋しさが伝わってきた。切なかった。


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