母のタイムスリップ日記
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誰でも、人のお世話になる時がくる。 究極は、死。誰かが、弔いを請け負う。 独身の友人が、自分が死んだ時の手順を知り合いに 頼んであるそうである。 末っ子で、兄弟は、遠方に住んでいるので、切実な問 題だ。死んでしまったら、自分で動けないのだから。
我が家には、墓はない。 今年初めて、公共墓地に申し込みをしようと思った。 私は、墓は要らないと思っているのだが、散骨も いろいろ大変と聞いている。 それなら、共同墓地 と考えた。骨を納める所がなければ、困るだろうと 思ったからだ。 こういうことは、元気な時に限るから。 夫に言ったら、縁起でもないと一蹴された。 だから、夫には内緒で書類を取り寄せた。 書き始めて、残される側の気持ちを考えた。 死に順番はないが、年齢順が妥当として。 「共同墓地に申し込むけどどうかな?」と娘に尋ねた。 「何 言い出すの?」と言う顔をした娘に、一通りの 話をした。 暫く考え、「きっと、私は お墓に行くと思う。その時 知らない誰かも隣にいたら落ち着かなくていやだな。」 と言った。 その後、締め切りぎりぎりまで 考えたようだが、心は 定まらなかった。 そんな訳で、今年の申し込みは、見送る事にした。
暫くして、夫に再度 墓の事を尋ねた。「田舎に・・。」 だそうだ。遠方の墓地は残された人に、大変だ。 その話も、違う友人から聞いている。 介護、葬儀、墓地、いずれも避けて通れない事。 それも、する側とされる側の立場の違いがある。 「する側が、やり易いように・・・。」と思う。 私の事は、全て簡略にして欲しいと伝えてある。
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