母のタイムスリップ日記
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北海道から、友人が訪ねてくる予定だった。 今晩、到着し 明日は我が家に宿泊予定だった。 友人も私も、1か月も前から、ずっと楽しみに待ち 台風が来ないようにと祈った。 けれど、予想外の不幸が襲った。 さっき、電話があった。てっきり、「着いたよ」と いう連絡と思ったら、「父が亡くなった」と言う事だった。 元気に過ごされていらっしゃった筈だった。 心配なのは、母上の方だったのに。 友人も、予想外だったらしい。 昨日も元気にしていたと言っていた。 どうやら、眠った状態で、脳内出血を起こしたようだった。 おそらく、父上自身 死を意識なさらない儘 召されたと 思われる状況だったらしい。 深夜に救急車で運ばれ、意識のない儘 朝に召された様子。
友人は、慌てる事なく 淡々としていた。 でも、昨日の晩から 電話する暇もなく いたのだろう。 「また 次の機会に・・・。会うのはいつでもできるものね。 暫く大変だろうから、身体壊さずに。」と電話を切った。
不謹慎なことだが、ころりと旅立たれたれた事は、ある意味 では、本望だと思うとも友人は言った。 私もそう思う。 ころりと旅立ちたいと刺抜き地蔵や、ころり 観音にお参りをするお年寄りは多いのが現実だ。
友人は、父上のために、地元に戻られ、20年近く経つのだし、 父上のためにいろいろ、奔走して、言葉に出来ないほどの苦労 を重ねられたのだから、きっと 「死」を納得し素直に受け入 られると思う。 友人の父上の冥福を祈るのみである。
今日の母は、居室でしずかに編み物をしていた。 職員の人は、シーツを替えたりして忙しそうだった。 テーブルには、金魚がいた。 「なにか生き物が要ればいいのに」と思ったので良かった。 我が家にも数年、めだか、金魚が元気にしてるので、「水草を もって来るね。」と約束した。 育て方も、ポンプなど使わなくとも育つから・・・。と 飼育のアドバイスをしてきた。
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