母のタイムスリップ日記
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2002年09月11日(水) 友人から学んだ事。


 私の友人の中に、癌になって15年の人がいる。
病に気が付いた時お腹に子供がいた。
出産してから、治療を始めた。手術はできず、放射線の
治療のみ。それから、1回か2回放射線の治療をして、
あとは、治療を拒否した。
 その後、双子の赤ちゃんを出産。
彼女は、6人の子持ちとなった。
 今も、彼女は、自宅庭を耕して 農作物を作っている。

 治療の拒否、子供の出産、宗教入信、等いろいろの事が
あった。
頑固な彼女は、宗教の事以外は、自分の意思を通した。
 治療は拒否したが、食べ物や、民間療法などは、次々と
試した。危なげな療法もあったが、効かないとわかると
さっさとやめていくのでどこかで安心して見てた。
 医療職だった彼女は、データをとったりもしていた。
有名医大付属病院勤務だった。 
 結局、彼女は仕事をやめた。身体が大変だったことも
あるが、彼女自身が 納得できない治療を見ていくのは
嫌だったらしい。
 私は、彼女のような信念はなく、熱が出そうになれば通院。
調子が悪ければ、通院。そんな 普通の考え方だった。
 長く彼女を見てくるうちに、だんだん 考え方も変化した。
彼女のような、思い切った生き方は出来ないが、
              
「病を受け容れ、病と共に生きる」

「体力が落ちても、生活の質を下げずに生きていく事」

それだけは、実践して行こうと思っている。
そんな教えが、母の介護にも役立っている。
 正しいか、どうかは判らない。でも、生き生きと生活して
行く事が、いいんだと思う。

 強そうに見えても、実は弱くて、お互い窮地に陥ると、
「大丈夫か」と電話したり、ファクシミリしたり。
時には、飛んでいったり 来たり。全くおかしな間柄。

 これからも、彼女との交流が長く続くようにと祈っている。
それにしても、某医科大に勤務するご主人も彼女を見守って
行くのは、大変だろうなと思う。
 


 


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