母のタイムスリップ日記
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2002年09月13日(金) 職員の嬉しい変化。


最近、私の母への思い つまり 「大切だけどやむを得ず施設入所に
踏み切った」と言う事を、施設の職員の方が判りかけて来て下さっている
ように感じる。

 母に対してだけでなく、個々への対応の変化を肌で感じられる様になった。
今までだって、ある程度 配慮されてはいた。でも、個よりも、「痴呆の人」
という一派一絡げ的な感覚が何処かにあった。
 そして、見てあげているという感覚もかすかにあった。
でも、今は、入居者の家族の背景にも、目が届き始めているように思う。

 例えば、母の入れ歯。この所、磨いてある後が、みえる。
母の意識にも、磨くと言う感覚が戻ってきた。これは、私が手を掛け始めた
せいだけでなく、背後に職員の手による誘導があるおかげだとわかる。
母のぐらぐらとして残っている歯をどうするかと職員から聞かれた。
 入居時に話してはあったが、聞き流されていると感じていた。
歯を磨いた形跡もなかった。
手を掛けてくれているからこそ、歯茎からの出血にどう対処するかと質問
されたりもする。
 残念なことだが、ショート利用の際にも そう言う質問はなかった。
ショートは短いし、気が付かないかも知れない。でも、毎日、歯磨きに
立ち会っていれば、ぐらぐらしている事も、出血のあることも把握できる。

 また、トレパンが汚れた儘になっている回数もかなり減った。
持ち込みパンツも「おっー」というほど消費が早い。
これも、手をかけて貰っていると判る。
 母だけでなく、他の人のトイレ誘導も、度々見かけるようになった。

 気懸かりだった、基本的生活習慣の部分で改善されつつある事は、本当に
嬉しい。

 残念な事だが、家族が関わらないと、見えない儘ということもある。
面会の少ない人は、対処に多少の迷いがみえる。
 家族の望む介護を施設に求めるのなら、やはり、面会を多少多くすべきと
思うのが、正直な感想だ。
家族の 介護姿勢をはっきり認識し、家族が面会に行ける体力を保持して
要る内に、入所に踏み切る事も入居者のためには、とても 大切になって
くると思う。

 娘とも話したが、母の場合、ありがとう。すみません。ごめんなさい。
と言え、痴呆が進んでいる割に、集中もできるから、ここまで、気が付いて
貰えるのだよね。と言うことになった。
 
 どうやら、娘も 痴呆の何たるかに気が付き始めている様だなと思った。
続編は、次回に。








 



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