母のタイムスリップ日記
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2002年11月12日(火) 通院。


 耳鼻科通院。
母の耳は、耳たぶを引っぱても、耳の奥は覗けない。
だから、素人では耳掻きできないし、耳垢も自然落下しない。
溜まる一方なのである。お金が溜まるなら良いのだけど・・・。
耳垢で栓をしてしまい聞こえが悪くなるだけなのだ。
それに、気が付いたのは、母が病になってからだ。
あまりに、耳が遠いので、補聴器でもしようかと耳鼻科に相談に行ったのだ。
結局、耳垢が数センチたまり、穴の形をしたものが出てきた。
以来、半年に一度の通院で耳垢除去してもらっているのだ。
困った事に、母は「怖がりで、痛いのが嫌い」痛ければ、医師までも罵倒してしまうのだ。待ち時間が長いとそりゃあ大変なことになる。

今日は、午前中のうちに母を訪ねて、「外に出よう」と誘った。だまし討ち。
「外に行けるって楽しいなあ」とるんるんの母。
バスを降りて、耳鼻科に向かい始めた時通院の旨を告げた。母は、身を固くした。「大丈夫よ。上手なお医者さんで、この間も行ったでしょ」説明。

待合室は、比較的空いていた。小さな子供もおりその子相手に遊んでいた。
恐怖心は和らいでいたが、診察室に入ると再び固くなった。
「帰る」と言い出さないかとはらはらした。
だから、大きな声で
 私「このごろ、耳が遠くなったね」 母「いや、そうでもないよ」
 私「じゃ、この声聴こえるかな」と口ぱく。 母「ん?」
 私「ほらね、大きな声でないと聴こえないでしょ」母「そうかねえ」
 私「だから、耳を掃除してもらうの」 母「痛いでしょ」
 私「大丈夫。痛くないように よーく頼むから」 母「・・・・」
母の名前が呼ばれ先生の前に行く。
先生に会話の声が届いていたので今にも笑い出しそうだった。
状況はわかっているので、直ぐベットに横になリ耳垢取り開始。
耳の中の映像が映し出されるのでそれを見るように母に薦めた。
ここまでくれば、まな板の鯉同然。時々顔をしかめながらも、無事終了。

それから、だらだら坂をゆっくり上り、我が家に向かった。
久しぶりで我が家で昼食。出る前に支度してあったので、盛り付けるだけ。
「玄米入りご飯」「大豆とレンコンの変わり煮」「ほうれん草のお浸し」
「ガンモの煮付け」「鮭の粕漬け」「故郷の漬物」「味噌汁」
ちょっと固めのものもあったが、ぺろりと平らげた。

その後、後片付けをして、スケッチをした。
一輪挿しに小菊を挿したのを描いた。
時計との睨めっこが始ったので、「帰ろうかねえ」と外に出た。
近隣の住宅地を通り少し遠回りしてバス停へいった。
途中、歯医者さんの予約をしてホームに向かった。
「疲れた」と母は言った。

さあ、来週 は「歯科通院」今日のようにうまく行くかな?








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