母のタイムスリップ日記
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2002年11月13日(水) 入れ歯、歯ブラシ、コップ。


 母は、この所 歯ブラシ、コップ等を洗面台以外の所におく事が多い。
其の都度、元に戻している事は先日も書いた。
昨日、介護士さんが「夜、入れ歯や歯ブラシ等を何処かに移動させるのです。
翌朝、無いと騒がれます。」と言っていた。
「在宅時は、入れ歯等、母の見えないところに収納してましたから。」と話した。
施設でも歯は預かる事を検討をはじめていると言う。
これから、そうすると、多少不安が出るのではないかなと気がかりだ。
初めに、その旨は伝えたのだが きっと理解出来なかったのだろうな。

痴呆の始る前の母は、入れ歯は、洗面台の所に容器に入れて置いていた。
痴呆が進むに連れて、自分の枕元に置きたがるようになった。
痴呆になると、所有意識が強くなるのだろうか?
我が家に来てからは、「無くしたら困るから、大切に預からせてもらうね。」と言って預かるようになった。
でも、不穏な時は「自分で出来るから。」と母は紋切り型に言い出した。
其の時には「入れ歯は、雑菌が増えるから、夜は消毒すなくちゃ」と言って
預かった。
その後は、入浴前に歯磨きをしてもらい、其の隙に入れ歯を預かり母の目に止まらない所に置くようにした。
それでも、時折母が気付いてしまう事もあった。其の時には、母の枕元に置き
母が眠るまで傍にいて、眠ってから入れ歯を洗面台に移した。   

朝は、洗面台に歯ブラシとコップと入れ歯を出しておき、洗面所に誘導。
何事も無かったように洗面して、入れ歯をいれていた。

母への対処は母の様子に応じて変化した。
余計な衝突を避けるためでもあった。
 


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