母のタイムスリップ日記
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2002年11月23日(土) ご縁があれば。


 故郷の後輩から、数ヶ月前に頼まれた事があった。
「誰かいい人居ないかなあ。先輩しかいない。」と言われた。
友人のいとこさんの事だ。
私は、人脈等ないし責任をもてないし、まして、ヨイショと人様を持ち上げて
お話しする事も出来ない人間だ。
「無理」と言っては見たが、「何とか」と頼まれた。
「じゃ、心がけてみる」とだけ返事していた。

一人、つらつら考えて見た。
私の両親も周囲のご好意で出会いの時を与えられ結婚できた。
かくいう 私も 世話好きのおばさんから出会いの時を与えられ結婚できた。
私の娘も何れ誰かのお世話になるかもしれない。
そう思い、具体的に動いてみようと決めた。

ただ、私の範疇に適齢の人はどう考えても、いない。
親世代が、似ている友人にターゲットを絞るしかなかった。
其の中でも、信頼できる人・・・。
其の友人に電話して、おそるおそる尋ねた。
「誰かいないかしら」といきさつを話した。
すると、「いる」と言う返事。それは、彼女が、いつも頭の隅に気に止めて
今日まで来たと言うのだった。
彼女との長い付き合いで、こういう話は、初めて聞いた。

そういう訳で、今日がその1度目の出会いの日となった。

実は、私は引き合わせる二人には初めて会うのだ。
ここは、長い付き合いの中で、信頼できる友人の親戚という事での信頼しか
なかった。 誠実という事にかけての信頼であった。

でも、一抹の不安もあった。
「個性が強い人だったら、困るかもしれない。」と。

彼の方には、彼のおばさんである私の友人が立ち会う。
でも、彼女の方は、いない。
だから、二人に引き合わせる少し前に私と会い、私が彼女の立会人となる事にした。

待ち合わせ場所で、4人が出会ったとき、「あー。二人に酷いギャップはない」と何処かでほっとした。
これだけが、唯一の気がかりだったのだ。

落ち着く先は、決めていた。
娘のお手伝い先。そこで、席を予約して置いた。
おそらく、今日、娘はそこにいる筈。

ちょっと変わったお店で、話題に困らないようにと思っての事だった。

やはり、みな、初めてで、話のとっかかりは上々。
そこに、娘も顔を出して、皆に紹介。
その辺で、気分も大分和らいだ。

友人が、沢山のお話をしたので、二人が話をするのは少し少なかった。
甥である彼も、びっくりと言っていたくらい。
でも、けして、一人勝手な話ではなかったので、ま、側面からいろいろ考察できて、よかったのかもしれない。かわいい友人なのだ。(先輩を捕まえて、可愛いと言うのもおかしいが)

2時間くらい話して、場所を変えた。
また、話題性のある場所。
そこは、所謂、「カフェ」
広いので周囲をあまり気にせず、話題性も出来ると思った。

しかし、私の友人は方向音痴の出不精。退職したばかりで、外をあまり知らない。甥の方も、あまり外出はしないらしいので、初めての場所だったらしい。
「居酒屋?」と聞かれた。「まあ、そんな所。今時の若者の行く所。」と説明した。彼女の方は、仕事上、お付き合いで利用していた。
出てくる料理、店の雰囲気等で話は途切れる事はなかったし、食べ物の好みや
普段の料理等の具体な話が出て、お互いの事を垣間見る事はできたと思う。
お酒も程よく入り、緊張感もほぐれた頃、1回目の出会いの時を終了。

通常、どういう設定をするのか判らないが、2度目までは設定しようと思っていた。
その事は、前もって、彼女の方には話しておいた。
でも、「もういや」という事もあるので、其の時は「つんつん」で知らせてくださいね。と告げていた。
途中、聞いたら、「再会可」だった。
男性には悪いが、ここは女性優先。でも、彼女の居ない隙に尋ねたら「OK.」

そういう訳で、次回は「二人でデート。」という事にした。
具体的に、日時、場所を設定して私の仕事を終えた。

帰り、娘と久々に落ち合って、外食。
話は、今日の出会い。
娘は、少し興味があったらしい。どんな人達かと。
でも、「たまたま、縁が無くて来たのだなあ。と思わせる二人で大きく異なる事も無く、派手でもなく、地味でもなく お洒落感覚も程よくあったねえ。」
「やはり、こういう事はあるんだねえ。」と言った。
私も、同感だった。

後は、「ご縁があれば」の話である。
ここからは、本人同士の事です。
初めに、双方にその旨はお断りしてあるのだ。

家に戻ったら、故郷の友人から2度の留守電が入っていた。
1度目は、心配そうな口調だった。
2度目は、わりに弾んだ声で「ありがとう」と。
直ぐ、今日であった友人からも電話が有った。
「率直にどう?」と聞かれて、
おそらく、見た限りでお似合いと思う。ここからは、細かい事だから
何とも言えない。とだけ話した。

こういう1日で終った。
介護の介も無い一日だった。
でも、恩返しだと思えば、許してもらえるかな・・・。















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