母のタイムスリップ日記
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2002年12月16日(月) 人の話を聞いて。


 今日は家族の会の日だった。
集った方のお話を伺いながら、「あーそんな事あったな」と思う時がある。

きっと、実際の所は違う事が原因なのかも知れないし、起こっている事も違う次元の話かもしれない。

例えば、自分がした事なのに「してない」と否定する事。

母は、大抵自分の作品を人の作品と思ってしまう。
其の出来に関係するかと見ていると、そうばかりでもない。
編み掛けで、自分で嫌になり投げ出したいたものをテーブルに載せて置くと
「私が編んでいたのに誰かが編んでメチャメチャにした」と怒る。
かとおもうと、同じように編み掛けの作品でも、「まあ、上手に編んでいるね
やっぱり××ちゃんは違う。何でもよく出来るね」と言ったりする。

編み物ばかりではない、絵だって、縫い物だって、同じような事だ。
悪意はないと判るが、時として介護者の忍耐を強いられる場面だ。

でも、間違わない事もある。
それは、自分の書いた文字。記名が無くとも自分の文字と認識できるのだ。
これは、母だけの事だろうか?

「痴呆の予防は出来ないか?」という話にもなった。
痴呆になった自分を想像するのは怖い。だから、なんとかならないか?と思うのも無理の無い話だ。
痴呆は、遺伝である場合もあるのだから そうなると もっと 現実味を帯びてくる。
今の痴呆は、進行をスローにはできても治ることはない。
あまり恐れるとストレスとなって其れはそれで、別の病を引き起こす事になってしまう。
医師は「これから、確実に直る」と励ましていた。
是非とも そうなって欲しいと思う。

夜、故郷の友人に電話した。お礼の電話であったのだが。
友人の兄弟がガンに侵されている。夏に「後、数か月」と言われていたので気になっていた。
また、別の知り合いの母上も人工肛門で悩まれていた。
袋を付ければ皮膚炎を起こし、洗浄すると気分が悪くなって、状態も悪くなるらしい。
双方とも、医師と看護士と細かく相談の上、薬を替えたり、肛門の袋で皮膚炎を起こさない物に替えたりと対応した所、状態が改善されたと言う。
驚きは、ガンが小さくなったという事だった。
確かに、現在のがん治療はかなり良くなってきていると聞いている。

痴呆も、こんな風に直る日が早く来て欲しいと思う。





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