母のタイムスリップ日記
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今日は家族の会の日だった。 集った方のお話を伺いながら、「あーそんな事あったな」と思う時がある。
きっと、実際の所は違う事が原因なのかも知れないし、起こっている事も違う次元の話かもしれない。
例えば、自分がした事なのに「してない」と否定する事。
母は、大抵自分の作品を人の作品と思ってしまう。 其の出来に関係するかと見ていると、そうばかりでもない。 編み掛けで、自分で嫌になり投げ出したいたものをテーブルに載せて置くと 「私が編んでいたのに誰かが編んでメチャメチャにした」と怒る。 かとおもうと、同じように編み掛けの作品でも、「まあ、上手に編んでいるね やっぱり××ちゃんは違う。何でもよく出来るね」と言ったりする。
編み物ばかりではない、絵だって、縫い物だって、同じような事だ。 悪意はないと判るが、時として介護者の忍耐を強いられる場面だ。
でも、間違わない事もある。 それは、自分の書いた文字。記名が無くとも自分の文字と認識できるのだ。 これは、母だけの事だろうか?
「痴呆の予防は出来ないか?」という話にもなった。 痴呆になった自分を想像するのは怖い。だから、なんとかならないか?と思うのも無理の無い話だ。 痴呆は、遺伝である場合もあるのだから そうなると もっと 現実味を帯びてくる。 今の痴呆は、進行をスローにはできても治ることはない。 あまり恐れるとストレスとなって其れはそれで、別の病を引き起こす事になってしまう。 医師は「これから、確実に直る」と励ましていた。 是非とも そうなって欲しいと思う。
夜、故郷の友人に電話した。お礼の電話であったのだが。 友人の兄弟がガンに侵されている。夏に「後、数か月」と言われていたので気になっていた。 また、別の知り合いの母上も人工肛門で悩まれていた。 袋を付ければ皮膚炎を起こし、洗浄すると気分が悪くなって、状態も悪くなるらしい。 双方とも、医師と看護士と細かく相談の上、薬を替えたり、肛門の袋で皮膚炎を起こさない物に替えたりと対応した所、状態が改善されたと言う。 驚きは、ガンが小さくなったという事だった。 確かに、現在のがん治療はかなり良くなってきていると聞いている。
痴呆も、こんな風に直る日が早く来て欲しいと思う。
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