母のタイムスリップ日記
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2003年01月03日(金) 思い出のおせち、お雑煮。


 深深と冷え込んだ今朝。
外を見ると雪がひらひら舞っていた。
嬉しいような、面倒のような・・・。
しかし、今年は良く降ります。
今日は、そんなに積もらないので助かったけど。

GHに行くと、フロアに他の階の人も集い歌っていた。
母もその輪の中に入っていた。
ちょっと、仲間に加えてもらった。
直ぐにおやつとなり私もお茶を戴いた。
おやつ後、みんなと話をした。
お正月と言えば、話題はおせちやお雑煮だ。
Iさんは、ニンジン、鳥かウサギの肉、それに椎茸、そして雪を掘って採った
せりを入れたそうだ。野菜を先に入れて煮てそこに、焼いた餅を入れたそうだ。
おせちでは、黒豆、昆布巻き等だったそうだ。
昆布巻きは、そのころ、ご馳走だったと言っていた。
I氏は、ごぼう、ニンジン、鳥肉、せりだそうだ。
そして、おせちに、お父さんが釣った鯉をうま煮にしたそうだ。
やはり、幼い頃の話をする時のみんなの顔は、ニコニコしていて話そうとする意欲が伝わってくる。


母は、特別何も話さなかった。ちょっと、つまらなそうにもみえた。
母は、外出したいのだと感じた。でも、外は寒い。
在宅なら多少の無理をしても外に連れ出すのだが、入所してからは寒いと外出も遠慮がちになってしまう。
居室に入ると、母は外を眺め「行きかう人がいないなあ」と言った。
「外は、とっても寒いよ」と言ったら「そうなの?」と聞いていた。
「お腹空いたなぁ」と言ったので少しおやつをあげた。
あっという間に食べてしまったので3個ほど増やしてあげた。
やはり、お腹が空くのだなぁと感じた。
もう直ぐ夕食になるので、たくさんは食べさせられない。
母の目を他の所に向けさせながら、引き出しに「ねりきり」と「おせんべい」と「チョコ」を入れた。夜でも朝でもお腹が空いたら食べればいいのだ。
やはり、「お腹が空いた」と訴えても聞いてくれる人もいないし、対処してくれる人もいない事の多い施設暮らしなのだ。
仕方の無い事だけど・・・。
みんなそうなのだけど・・・。
おやつは預かって随時渡しますよと言ってはいたけど、この流れでは訴える手段は無いだろう。こちらで、コントロールするのが良いのだなあ。





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