母のタイムスリップ日記
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2003年01月15日(水) 玉手箱を開ける時


 デュ−クエリントン、ナットキンコール、サミーデービスジュニア等々。
ラジオから懐かしいジャズが流れてくる此の頃。

そういえば、昨年 悔しい思いをした。
近くのディスクユニオンでジャズのCDを探していた。その時、サミーのCDがあった。「ワッ」と思ったが、他も見てからとその場を離れた。
ふと見ると、棚の隅から順にきっちりとチェックしている人が居た。
私は慌てて、サミーのCDの有った所に戻った。
でも、もうそこにサミーのCDは無かった。
あの時、欲を出さずにしっかり手に持っていればなぁと悔しいのである。
「2兎を追うもの1兎も得ず」だね。

先日、TBSラジオで一回限りという事で浅丘ルリ子と小堺一機がジャズ音楽の番組があった。
それは、おしゃべりも含めて楽しかった。多少の年齢のズレはあっても時代を共有したような嬉しさを感じた。
若いころ、ちょっと背伸びしながら聴いていた自分が見えたような気がした。

母も音楽が好きだったのは知っている。
私とハモった事もよくあった。
クラッシックのコンサートに連れられて行ったりもした。
でも、実際の所、音楽についてまともに話した事は無いのではないだろうか。
だから、デイで古賀メロディーを歌ったと知った時は「そんな筈は無い」と思った。
私に「流行り歌は安っぽいとか」散々言っていた母だったから。
それが、そらで、うっとりと歌う母の姿を前にした時は本当に驚いてしまった。
親と子であっても、長い付き合いであってもやはり知らない事はたくさんあるのだなと知ったのだった。

私も、いずれ、娘に知らない部分を曝け出す事になるのかな?
別に隠している事も無いけど、話してない事って結構有るのかもしれない。
玉手箱を開けるみたいだな。


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