母のタイムスリップ日記
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施設は昼食の最中だった。 テーブルには、鍋が二つ。ひとつにご飯。一つにうどんが入っていた。 各人の器はひとつ。後はビール。
これが、今日の昼食。
鍋には、半分弱の石狩鍋風の材料。 味付けは、ポン酢とだし汁?
珍しいのは、いつも一人部屋で食事している方が皆とテーブルを囲んでいた。 これは「とてもいいなあ」と思った。 猫舌のFさんが「熱い」と食べるのに苦労していた。 I氏は、黙々と召し上がっていた。いつもよりたくさん食べられるようだった。 Iさんは、定量を食べて後は「ご馳走様」だった。 母も、早々に「ご馳走様」と言っていていたが量的に足りないのがみえたので 「おいしい?」と聞きながらもう少し食べるように勧めたし食べたした。 O氏、F氏は少し不自由なので職員が介助に廻っていた。
私にも勧めてくださったが、昼食後だったので見守りに廻った。
私の興味は、ビールだった。 飲まない人は飲まない。 母のコップは、少し飲んだ形跡があった。 食事が終えて、またビールを口にした。 「大丈夫?」 「うん。苦いけど、アルコールが入っているんだけど」と言いながら飲み干した。Fさんもそうだった。「苦いよ」と言っていた。 母は、お酒と認識した上で飲んでいた。Fさんもそうだった。 でも、認識はあるけれど、それ以上の判断は出来てないと感じた。 感覚が鈍っているんだなと感じた。 母は、アルコールと言うとどんなに薄くした梅酒であっても拒否していた。 たまさか、飲む事はあっても、それなりに勧めないと飲み干す事はなかった。
昼にビール。 飲みたいと要求がないのに飲ませる意味って何だろうか?
いや、その事を責めるつもりは毛頭ないのだが。 何かが、違う。 どう説明してよいかわからないが…。
鍋を食べる時、材料と共にご飯や、うどんを最初から入れてしまうものなのか? そういうお店も有るけど。 普通、鍋とは別にご飯を出すと思うのだが? そうでなければ、ビールやジュース等で鍋を囲む。 なぜ、ビールのみしかないのか?お茶という事は? 熱いおじや、うどんは、体が温まる。 でも、量はそんなに食べられない。 なぜ、鍋と白いご飯の選択が出来ないのか?年を取った者はご飯が好きなのに。
何かが違う…。これって、重箱の隅をつつくようなことだろうか? こう、考えてしまうのは私だけだろうか?
食べ方に対して私が拘りすぎなのだろうか?
食後、体が重いとか言っていた。 それでも、外出すると言うので我が家へと連れて来た。
食後一時間もしない内に、みかん、お菓子、コーヒー、お汁粉、バナナ等を 食べた。おなかも、いっぱいになり、食べる事もおさまった。
タイミングよく排便をもようしたので検便一つ完了。(ほっ)
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