母のタイムスリップ日記
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2003年01月28日(火) 一月近くでようやく達成。

 健康診断のための検便。
昨日、タイミングよく採取できた。
「後一つ」と思った。
もう一つの容器は、施設に預けていた。
どうしたらよ良いものだろうと思っていた。

採取してくれる気配はなかった。
「取れるか判りませんけど」という断りが付いていた。
母と接するのは、職員のほうが多い。でも、トイレに立ち会うのはどっちが多いのだろう?と思っていた。
外出時だけは、容器を預かっておこうと決めた。

今日のお天気は上々。
私自身の用を足そうと朝っから準備していた。
でも、良く考えれば、こんな日は母だって外出しやすい日なのだ。
そんな訳で、施設に向かった。
今日は、気になっている人の家にも寄るつもりで「テクシー」に決めた。
所要時間を一時間切るようにと考えた。
川に沿っていけば、全ての用は足せる。

気になっていた人は、留守のようだった。
若しかしたら、疲れてつかの間の休息を取っているかもしれない。
だから、チャイムは、一回のみ。
反応がなかったので「元気出して」と心の中で応援。
直ぐ、施設に向かって歩き出した。

40分で母のところに到着。
無理のない歩きで40分ならいい運動である。
こういう日も有っても良いだろう。

食事を終えて、ホールは静かだった。
職員の人が掃除しながら、入居者に声をかけていた。
こういう光景は、ほっとする。
IさんとI氏は職員と外出らしかった。良いお天気だもの 外に出た方がいいな。
母は、私の顔を観るなり「今日も何もする事もないから唯ぼんやりしているだけの私」と言った。
「外出てみようか?」「うん」
急ぎ支度して施設を後にした。
外に一歩出た途端「お腹がすいたな」と言う母。
「じゃ、おいしい物食べに行こう」と私。「行こう。行こう」と母。
「でも、お金ないよ」と母。「ほら、虎の子預かってるでしょう」と私。
足の痛みも有り、ゆっくり歩かせたいと言うこともありで近くのファミレスで
お茶。
どうなるかなと思いながら「ケーキ」を頼んだ。
私の分はさておいて、母の分を「ケーキとアイスが二つセット」を頼んだ。
流石に、アイス2個は駄目と思い一つは私が分けてもらった。
飲み物は、コーラとコーヒー。
母は、するすると全て平らげて「満腹」と言った。
そりゃ、そうでしょう。
私だって食べられません。

その後、ファミレスを出て外を歩いた。
母の様子をみて、予定のコースを微妙に変えながら、そしてベンチでの休息を入れながら40分近く散歩。
途中、紅梅が咲き始めていたりしていてふたりで眺めた。
「はい。一句」と振るが「不調法でね」と母は笑った。
じゃ、「梅一輪 一輪ほどの…。」次は?「忘れた」
「猿も」⇒「気から落ちる」 「鳶に」⇒「あぶらげ さらわれる」
「豚に」⇒「真珠」
そんな事を言い合いながら施設に戻った。

施設に戻ったら、母が便意をもようした。
急いで、職員さんから検便の容器を貰い採取した。
あー念願の2個摂取だ。「やったね」と一人喜ぶ。
これなら、健康診断にいけるぞ。やっと、いけるぞ。

職員さんの手を煩わすことなく検便終了。今年も、出来てよかった。



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