母のタイムスリップ日記
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2003年02月07日(金) 「三日ぶり」だからかな?

今日は、温かな一日だった。
母を訪ねると、待っていたかの様子で私を傍に呼んだ。
「どうしたの?」と言うと「私、家に帰るあなたも帰るのでしょ」という。
「そうだね。帰ろうね」「お腹は痛いし、足は痛いし…」
直ぐ隣には職員の方が居り「さっき、排便がありました。昨日は、皆と歌を歌ったりして楽しそうに過ごされていたのですよ」と教えてくれた。
Iさんも傍に居り「具合が悪いとね。私も、○○病院に入院してね」と母に同情を寄せてくれた。
それでも、出されたおやつを食べお茶を飲んだ。
でも、お腹と足の痛みは続いているようだったし「帰宅願望」も強かった。
少し風気味の私は散歩に行く事は重荷だった。
それでも、母の事を考えると「外出」しかないように思われた。

身支度して、外に出た。
母は「家はどっち?」「足が痛い」と心が落ち着かない様子だ。
川辺りまで出て、ベンチに座り飴を一粒。空を見上げて「綺麗だね」と気をそらしてみた。ちょっとのってくれたけど、「家はどっち?私歩いていけるくらい?」と続く。
また立ち上がり、様子を見ながら歩く。
気持ちが不安なので痛みが強まっているようにみえた。
ゆっくりと春のうたをメドレーで歌ってみた。母も歌い出した。
♪春が来た♪ ♪菜の花ばたけに♪ ♪何処かで春が♪ ♪春よこい♪
これをエンドレスで…。

途中、GH内の人が、職員と共にお散歩(車椅子で)していた。
「お久しぶり。お元気でいいですね」と入居者から声を掛けられた。
この人は、別のフロアに居られるのだ。
母も何となく判ったようで、挨拶していた。
こんな風に、外で入居者と出会うのも良いなと思った。
大分お日様を浴びたので、例のファミレスに。
ケーキとお茶。今日は、普通の量。
「さ、行きましょう」と外に出た。
歩いていると紅白の梅の花が目に入った。
「綺麗だね」と二人立ち止まり眺めた。
もう、この頃には 母も落ち着き「何処へ」等と言わなくなり足の痛みも薄れ腹痛もすっかり消えていた。
そろりそろりと施設に戻った。
母の拒否はなく、居室に入ると「あー家に帰った」と満足そう。
「良かった」
外に出たばかりの時は
「ここには居たくない。家に行く。あんたの家でも良い。でも、私騒いで迷惑かけるかな?」ともう納まりそうにもない様子だったので本当に良かった。

帰路、鼻水が出始めた。
大事に至らぬうちにと、通院して家に戻った。
家人の帰宅する前に一眠りした。






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