母のタイムスリップ日記
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| 2003年06月24日(火) |
女子大生訪問は 心地よい刺激かな? |
面会に出かけると女子大生がGHの見学に来ていて入所者と交流していた。 ホールでまぁるくなって、自己紹介をしている所に着いた。 母の順番だった。「○×からきた●●●●です」と言っていた。 すぐに私に回されて咄嗟に「さくらんぼ姫です」と自己紹介して笑いを誘った。 その後、歌ったり、しりとりをしたり、ボール遊びをしたり…。 みんなで楽しい時を過ごし、女子大生とのお別れの時間となった。
入所者の方は、見慣れぬ姿に緊張したかなと思ったけれど、実は新しい風が吹き込んでいた。
I氏に「お別れの握手をしていただいたら…」と勧めてみた。 すると握手したらI氏の目がウルウルとしてきた。 それをみた職員がすかさず「私にも握手」と迫ると「何言ってんだよ」と言う風に手を横に振った。それから、6名の女子大生は順番に入所者と握手して行った。 最後にI氏にまた握手。さらにウルウル。ハンカチを渡して目を拭いてもらった。「お孫さんの事思い出したかな?」「うん」
うちの娘もその昔90を超えたおばあちゃんを訪問した時おばあちゃんに急に涙ぐまれた事がある。 若い人の放つ元気さが心打つのだろうか?
痴呆と言えども生活の変化は必要である。 激しい変化は、戸惑いも多いかも知れないがやはり外からの風は入ったほうが自然である。 同じ顔ぶれではねぇ。 判らない訳ではないのだ。心を揺らす出来事は 心地よい刺激になるだろう。
そういう訳で、母とだけの時間は作れなかった。 久しぶりに、みんなと一同に会してみて母の会話の聞き取りはかなり劣化していると思った。おそらく入所者の中で一番悪そうである。
それでも、まだ編み物ができる。 今日も編み物の続きが仕上げてあった。 帰る前に、短い歌詞を3種類書いてテーブルの上に乗せてきた。 季節の歌を選んで…。
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