母のタイムスリップ日記
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利用者さんを訪問する。 チャイムを押しても返事がなかった。一瞬ヒヤッとしたが、2度目のチャイムで明るい声が返ってきたのでほっとした。 「今日は、鉢植えの整理をしてほしい」という事だった。 ベランダに新聞紙を敷いて仕事開始。 何分にも、素人仕事でちゃんとできたか気になるところではあるが…。 植物を眺め育てたいと思う利用者さんの気持ちを汲んでさせて貰った。 うまく、育ってくれればいいなあと思った。 「ご一緒にしませんか?」と声をかけてみると中腰の姿勢ができないからと言われたので、無理には誘わなかった。
洗濯機を回して作業を始めていたので植え替えが終わって洗濯物を干した。
冷蔵庫を見ると、ちゃんと2品ほど調理してあった。 ご自分で作られた思われる。 「食事の支度はどうなさいますか?」と伺うと「今日は大丈夫」との事。 その後 家の中を掃除した。 ゴミの分別がちゃんとできていないので、4箇所のゴミ箱の分別処理をした。 キッチンや、トイレ、洗面台を磨いた。 「散歩に出てみませんか?」と伺うと「今日は大丈夫」との事。 お聞きすると、スイミングに出かけられたり、息子さんと外出したりで適度に運動なさっておられるようだったので、無理に誘うこともしなかった。 割りに落ち着いていらっしゃったので、それもよいだろうと思った。
活動を終えて、家に戻った。 急ぎ遅めの昼食を摂り、母のところに向かった。 母は、職員さんの縫い物のお手伝いをしていた。 居室に入って整理して「トイレを覗くと大が流さないであった。 大きな大きな物だった。 職員に「母かわかりませんが…」と報告。 その後外出のためトイレに誘導してみた時、お尻の汚れから母のものと判断がついたので、それも報告。
時計と睨めっこして行く先を決めた。 バスに乗って大きな不動尊に出かけた。 バスを降りたときは「何処に来たのか?」と言う顔だったけれど、境内に入ると「来たことあるね」と言った。 けれど、漠然と思うだけで、細かい記憶はなかった。 池の前でおやつタイム。 お茶やらお菓子やら果物やらを腰を下ろして食べた。
境内には、お店も出ており母は、興味を示したのでゆっくり一回りした。 売っているものに対しての興味より「お店がある」と言う興味だったようである。
帰路もバスに乗って戻った。 雨もなく、ほどほどに陽も射して気分も上々の母だった。
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