母のタイムスリップ日記
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2003年07月29日(火) そういう年齢?


 スーパーで、介護仲間と偶然出会った。
ある集まりに「参加したい」と言っていたが来られなかった方なので気になっていた。
きっと、事情が変化したのだろうと思っていた。
「ごめん。介護帰省する人が出てバトンタッチされちゃった」と言う。
「それに、夏休みに入って帰省介護一ヶ月取る人もいるのよ」と言う。
そうだよね。私も、子供の夏休みを待って介護帰省していたものなぁ…。
利用者さんも大切だけど、自分の親だってねぇ…。
これは、ヘルパーさんだけでなく介護職の人も同様と思う。

そして、その後ろに 利用者さんの戸惑いが見える。
訪問者が変わる事は、良い時もあれば、悪い時もある。
すべて、一から説明する手間は 確実に増えるのである。

介護の世界は、ある程度の年齢の方がなさっておられるのだ。
ご自身の身体的変化もあるだろうし…。
やはり、難しい年齢でもある。

介護職だけの問題ではないだろけれど、人と接する事に向いている人向いていない人があるような気がする。
ほんとは、スペシャリストなのだから、そんな事言えないと思うけれど…。
でも、現実にあるのだからなぁ…。
この落差をなくすためには、同じ所に数人が入れ替わり入っていれば 多少は緩和できるだろうか?いや、かえって面倒かな?

おそらく、これから先もっと増えてくるだろうそんな時代なのだろと思う。

動きたくない病にかかってしまっていた自分。
今朝も「えいっ」と気合を入れて外出。
動きたくない病の時は、とりあえず 小さくとも「はじめの一歩」を踏んで弾み付けないと駄目な私。今日は、洋服を着替える事が初めの一歩となった。
母の浴衣を探しに遠くまで出た。
何とか、見つけられたので、ほっとする。
「80を超えるけれど、この柄で大丈夫かな?」と聞くと「大丈夫ですよ。お母様のですか。私にもいるんですよ」と介護の話になった。
きっと、私より少しお若い。でも、介護する年齢に差し掛かっているのである。

買い物途中でも、ずいぶん 多くの介護者をみた。
車椅子の人も、ずいぶんいらした。小雨が降っているので椅子ごとカッパ着用していた。
この人は、家族か?ヘルパーさんか?とちょっと想像したりもする。

10年前には、こんなに付き添っての外出者は居なかった。
病院に付き添いで出かけても付き添い者は多くなかった。
やっぱり、確実に介護される人が増えているのだろう。

そんな事を考えていたら、動きたくない病がだんだん恥ずかしく思えてきた。
「まだ、若いでしょ」とそういう声が天から聴こえて来た。
「あんたより、もっともっと大変な人居るでしょ」とも聴こえて来た。
「あんただけが苦労している訳でもないでしょ」とも…。

そうなんだよね。
「いいとこ取り」の介護して居るのだから。

あの声は、一体誰だったのか?

家に戻ったら、郵便受けに 北海道の友人からの便りが入っていた。
「日記 毎日 読んでいます」とあった。
嬉しい様な、恥ずかしいような…。えっ、どっかで聞いたようなフレーズだな。 ひょっとして…。
でも、やっぱり「ありがとう」だね。
施設で仕事頑張ってるのね。
凸凹いっぱいあると思うけれど、頑張っているんだよね。
信念もって、ポリシーもって。
でも、あまり力まないでね。
お互い「若いぞー」って威張れるほどの年でもなくなって来たものね。






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