母のタイムスリップ日記
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| 2003年08月04日(月) |
どっちが「おかちゃん」? |
月曜の利用者さんも一人暮らし。 木曜の方と違うのは、月曜の方の方が高齢であり痴呆がある事かな?
私は、この利用者さんがいつまで一人で暮らせるだろうと興味がある。 できる限り、長く一人で暮らせるようにと祈りながら訪問している。
母が息子家族とうまく行かなくなっている時 本気で一人で暮らせないものかと考えたものだ。出た方が母のためによい様な気がしていた。 介護が面倒という理由でなく 知らない土地では自由に歩けまい。ふるさとの方言も通じないだろう…と思ったからである。 友人に頼んでマンション情報を郵送してもらったりした。 けれど、訪問サービス、母の状況等を考えて危ない事が多すぎて断念した。
だから、この方には、できる限り好きなようにすごしてほしいと思うのだ。
午前中の活動を終えて、家に戻り 腹ごしらえをしてすぐ母のところに行った。 通院と入浴と美容院が今日の目標だけれど…。 美容院までは、無理だった。 暑さの中、ハードなスケジュールで母を移動させた。 水分補給だけは、意識した。血圧が少し高めである。 家について「スイカと桃」をおいしそうにおいしそうに食べていた。
今日は 私のことを「おかちゃん」と何回も呼んだ。 鏡の前に二人並んで「どっちがおかちゃん?」と聞いてみた。 すると母自身を指して「こっち」と言って笑った。 そっか。見ればわかるんだね。 これでも、私の方が若いもんね。
夕食に間に合うように、施設に向かった。
施設内は緩く冷房が入っていたが、車椅子の人にとっては寒いようだった。 Oさんのそばを通る時腕をむんずとつかまれた。 「どうしたかな?何か用がある?」とOさんの手に触れると冷たかった。 「寒くない?」と聞くと「寒い」と小さな声で言われた。 そーっと、腕をさすると「あったかい」とOさんは言われた。 職員に上着を出してほしいと頼んだら「厚手のトレーナー」を出してくれた。 でも、それじゃ今度は暑すぎるだろう…。 「暑い」と訴えることもできないとまた困ってしまうだろう。 それで「バスタオルとかありませんか」と聞いた。 それは、あるという事で肩にバスタオルをかけてあげた。 Oさんの腕に鳥肌が立っていた。 強い冷房がかかっていた訳ではないけれど、人により暑さの感じ具合は違うものだと改めて感じた。
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