母のタイムスリップ日記
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痴呆の介護仲間の集まりは、地域情報を収集できる場所でもある。 また、介護の不安等も家族同士で話せる。 今日の集まりで、母と同じような症状が出ている人がいた。 共通事項があるのだなと思った。
その症状とは、洗面台に向かうと顔を洗ったりするより洗面台の掃除(介護者側から見るとそう見える)を始める。 また、テーブル自体は汚れてなくとも、テーブルをいつまでも拭く。
母には、まだ症状はないけれど、あるサイトのTさんのお母様のようにテーブルクロスを破ると言う事もあるようである。
家族にとっては、ますます 目が離せなくなって行くのである。 おそらく、その先には 感情も何もない平らな状態になっていく事だろうが…。 介護者は その事実を受け入れて行かなければならない。痴呆初期のころとはまた違った哀しみが伴ってくる。
掲示板でも、話になった事があるが「頑張らない介護なんてあるはずも無く、いかに張り詰める気持ちを上手に抜いて行けるか…だよね」とここでも話題になった。 みんな、行き当たる所は、共通しているのである。
特に学習会とまでは、発展はしてないけれど それでも介護にまつわる話は家族の悩みも含めて尽きることは無く、次の会へと繋がって行く。
今日も、そんな「一息つく安らぎの場」の会となった。
そして、今日は GHの「夏祭り」であった。 時間的に一部 介護者の会と重なっていた。 会が終わって急ぎGHに向かった。 たまたま、GHの方向に車で帰られる方がいて「ご一緒に」と言って戴き助かった。 紗の着物の着用は、職員に頼んだ。 形式的でよいとお願いしていたのだが、中にシャツを着ており ちょっと暑そうだった。
前の日記にも書いた通りお祭りに向けての職員の準備は、とても大変だったと思う。ホール内を、南国の装飾、壁面はすだれなどを使って夏祭りの装い。 食事も職員の手で作られて、焼きそば、焼きとうもろこし、漬物、ホットドック、枝豆、チョコバナナ、べっ甲飴など等があった。 ほかに、スイカをくりぬいて作ったフルーツポンチ。飲み物。 ほんとに、大変な作業だったと思う。 私は、今日、前もってのお手伝いができなかったが、参加した家族はいろいろお手伝いなさったようである。 肝心の入所者も、今日ばかりはとても表情が良かった。 もっとも、ホール内は、いつもと違い人が大勢いてとても賑やかだった。食べ物も小出しに数字間にわたって次々と出てくるのだから、いつもとはまったく違う雰囲気だったので当然の事だろう。
意地悪な見方をすれば、ここまで一度にやらないで少し分けてこういう事をしてくれればいいのになぁ…と思ってしまう。
入所者の家族の参加は、母のフロアでは、5人の家族が見えた。 中には、小さなお子様も見えていた。 久々に出会っただろう…。とても穏やかな表情をなさり「ご自慢のお子様たちを」紹介して頂いた。 家族が参加できない人も居り、そこへの配慮は少し足りなかったかなぁ…。 家族の来ない不満は口になさらないけれど、やっぱり寂しそうに感じた。 時折、傍に行ってお話しをした。
途中、盆踊りもした。 職員と家族と踊れる利用者とで踊った。みなで手拍子の応援もあった。
会が終わっての後片付けは、お手伝いしてきた。 きっと、職員だってオーバーワークの筈である。 残った家族も居り、一緒に仕事をしてきた。
今日ばかりは、みんな 少し遅くまで起きていられて良かったね。
今日は お楽しみの側面からの日記にした。 でも、やっぱり 考えさせらる事は 前回の旅行通り目立つのである。
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