母のタイムスリップ日記
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2013年07月02日(火) 都度都度感謝。


今朝 近所に住む知り合いのところに電話をした。
電話に出なかったのでメールをした。
病を抱えている人なので気になったからだ。

しばらくして電話がきた。
やはり入院なさっていた。
それが もともとの病での入院ではなかった。

家事手伝いに見えている妹さんに「なんか口元がゆがんでいるよ」といわれ通院したら小さな脳梗塞がみつかり手当をして点滴もして数日入院しているということだった。
この人の場合 病院側は「なんかあったらすぐに対応するから…」と言われているという。
個人病院ではないので儲けのためではない。

妹さん よく見つけてくださったなぁと思う。

夕方退院なさったが かなり疲れている様子だった。
抱えている病気のせいもあると思う。
ちょっと心配。
98歳のお義母さまを施設にして正解だったと思う。

私の用事のため母は今日からショートステイ利用。
今回は 週末にお祝い事があるために少し長い。
ダメージを少なくするには4泊程度のショートが限界。
施設側も4泊程度なら気が楽だろうと感じている。

在宅に戻ってショートステイを利用しながら4年ほど過ぎた。
ショートステイを利用し始めたころは施設側からの連絡が多かった。
最近は大分減った。
連絡があった時には「連絡ありがとうございます。」とお礼を言って対応を伝えている。そして様子をみに施設に出かけた。
最近「せっかくのショートステイなのにすみません。ちょっと経過報告です」と連絡が入り家族の指示を確認するようになった。

この4年でお互いに築き上げてきたものだと思う。
ショートステイ利用でのダメージもあるが 受容できる範囲。
施設に託していてぎりぎりの限界も経験している。 
在宅であればショートから戻ってある程度回復できるし私自身の精神的・肉体的な休息も欠かせない。
ここは母と私のぎりぎりのバランスの調整と割り切るようにしている。

1泊程度のお泊りでは「少し離れた場所に行きますのですぐに駆けつけられません」と伝えて家を離れる。
施設側もできる限り対応してくれようと努力しているのが見える。

母には少し我慢を強要してしまうわけでかわいそうではあるのだが…。

今日 介護者の会があって施設での個別対応は本当に限界なのだろうか?という話題になった。
介助だけに専念しているのではないので時間勝負だと想像はできるし医療職が不在だと理解したうえでも…それでもねぇという話だ。
この辺のことは施設の職員と対等に話してみたいことだ。
なにも自分のエリアの職員でなくともいいわけで率直な話を聞きたいなと思った。

さてさて 今日はまだこれからPC作業があるので日記はこの辺で…。

母は家にいると安定している。
先日 故郷からサクランボが届いた。
母に食べさせると種を口の中で分けて出してくれた。
舌や頬の筋肉を使って区分けできることにホッとした。
でも口の中に種が入っている間は注意深く見守っているし「種を出してね」と話しかけるようにしている。
母は嬉しそうに おいしそうにたべている。幸せそのものって感じが現れている。
メロンも普段使いのメロンではなく頂き物のものが口に入るとほんとにおいしそうな顔をする。まだまだ味がわかるんだな。味がわかるほど安定しているんだなとつどつど教えられている日々。
今年も無事食べられましたと感謝。


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