短いのはお好き? 
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2002年11月25日(月)  森の散策


 だからさぁ、これが困るんだ。なにが困るのかとういと、むにゃむにゃとあとは声にならない。いっそのこと、目を瞑っちゃえば楽なのになとは思うんだけれど、やっぱそこまではいくらなんでも踏み切れない自分てのが存在してて、わかってはいるんだけれど、痛いほどわかってはいるんだけれども、身体が許さない、みたいなのはあると思うんだ。
 


 
 だってさ、結局はあれだよ。ほら、なんってったっけ? え? あ、そうそう
乖離だよね。収斂てのもあるけれどもさ、ともかく森の散策には好きな本を持ってゆこうよ。そして、なんでもいいから大きな声を出して本を読もう。本を読むのに声を出しながら読むやつは馬鹿だよって、言ったやつがいるけれどもおまえの方こそ馬鹿丸だしじゃん。
 



 ぜってぇ気持ちいいってば。そこはさ、でっかい岩もあるんだぜ。なかに入ることもできるんだから。真っ暗でわけわかんないけど、下は砂でサラサラしててさ、昼尚暗いほどの山奥なんだけど、ちょっとした原っぱみたくなっていて草がね、なんて名前の草かもしらないんだけど、まるで絨毯みたいにびっしり生えていてそこにごろんて、横になるのがサイコーなんだ。
 



 ごめんね、やっぱ言葉じゃ、僕の拙い言葉じゃ表現しきれやしない。是非とも今度いっしょに行こうよ。そんなに遠いとこじゃないてっば。いや、もしかしたならもう夢のなかでは行ったことあるんじゃないの? 杉の木の森なんだ。辺りには杉の匂いが漂っているんだ。




 

 ね? なんか思い出してきたでしょ?










 


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