短いのはお好き? DiaryINDEX|past|will
どうなったて、そんなの俺のしったことじゃない。 気付くと、隣にはべろべろに酔った酒臭い女が横たわってる。 誰だ、こいつ。全然憶えてない。一緒に飲んでたのかな。 それにしても、なんでこんなになるまで酔っ払ったんだこの女は。 これじゃ色気もなんもないよなぁ。 二の腕を掴んで持ち上げてから手を放す。されるがまま。 顔を覗き込んでみた。 悪くない。なかなかのベッピンさんだ。捨てたもんじゃないぜ。 出るとこは、しっかり出てるし。って、何を考えてんだこの俺は…。 女が短く断続的に息を吐き、苦しそうに顔を歪ませる。 大丈夫か、と声を掛けながら、ヤバイこんなことしてる場合じゃないことを思い出す。 明日が辛くなるから、もう寝ないと。 ベッドに倒れこむようにしてソッコウで眠りについた。 やがて、息苦しさに目が醒めた。 見ると、女が髪の毛を振り乱しながら、腰を上下にくねらせていた。 イヤラシイ湿った音まで聞こえてくる。 なななにぃ!! もうどうだっていい。この快楽に身をまかせるに吝かでない。え? 腰のずっとずっと奥のほうから快感が突き上げてくる。 もう身体ごと持ってかれるって感じ。てか、吸い込まれ、溶けてなくなっちゃうって感じか。 そして、それはついにやってきた。 快感の奔流は、一気に先端目指して上昇しもう俺はデタラメに腰を振りまくる。 俺は、ウワーっとか声を上げていたかもしれない。 で。 逝きはじめる。 頭のなかに火花が散る。身体がバラバラに砕け散る。堰を切ったように迸り出る生命たち。 いつまでもいつまでも逝きつづける。 サイコーだぁ。 と、そこでお馬鹿なぼくちゃんは目が醒めた。 女はと見ると、フローリングの床ににころがって高いびきで眠ってる。 ということは…。 恐る恐る、俺はトランクスのなかに手を挿し込んでいく。 案の定。 未だ芯に勃起の名残りを残す、ブっといマイジュニアは、大量のラーメン(自主規制)の海で溺れていた。 お、お疲れさまでした…。
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