2002年09月16日(月)

■ これまでのあらすじ(のようなもの)

ぼくが。
というより、ぼくのパソコンが。

そいつがネットに繋がったのは、
@niftyがまだニフティ・サーブという名で、
会員数が30万だか35万だかいってた時代。

居ついたのは音楽フォーラムとゲームフォーラム。
そして、そこで意気投合した者がこっそり、あるいは大っぴらに集う、
いくつかのパティオとホームパーティ。

ホームパーティ。
HPといやぁ、当時これを指した。
でなきゃ、ヒットポイント。
まるこめは35のダメージを受けた、ぐはっ、というアレ。
ヒューレット・パッカードのことだとは今もって誰もいわない。

などと冗談を言ってる間に、HPといえばホームページを指す時代がやってきた。
が、3.1で初めて経験したWindowsはまるで使う気になれず、
95の狂騒も、MS-DOSにバッチ処理させながら冷たい目で見ていたぼくは
インターネットというものにすっかり乗り遅れてしまったのだった。

というか、長らくパソコン通信に親しんだぼくは、
インターネットで文字を読む気にはなかなかなれなかった。
んじゃ、なにをしていたかというと、画像を眺めてむふふと過していたりした。

ああねぇ。正直でいいじゃないか。ねぇ。
そうさ。見たさ。探したさ。あんなのやこんなの。
こういうのが18、9の頃に手に入っていればなぁと悔しい思いだってしたさ。
飽きるほど見たさ。そいで、飽きたさ。
飽きるのに2年ぐらいかかったけどな。
そいで、その間にきっちり常時接続環境を手に入れたけどな。わはは。

で、ようやく、ぼちぼちと字面を追う気分になってきた。
そうして、初めて面白いと感じ、居ついてしまったのがここ
けっしてうまい文章ではないし、正しい日本語でさえなかったが、
文字から伝わることが、やはりぼくには一番面白いと思えるのだった。

その掲示板で知り合った方のホームページにもいつしか顔を出すようになった。
遊び心満載だったそこはすでに閉鎖され、今はこのように進化しているが、
このふたつのホームページがぼくの手本になった。

いや、そのときはまだ自分のホームページを持とうとは露ほどにも考えていなかった。
他人の掲示板でえへらえへらと過すのが気楽でいいと思っていた。
そんな心境に変化をもたらす出来事がやがて起る。

って、続くのか? 続けるのか?
あらすじ(のようなもの)を。



My追加?

  目次とか 前回とか次回とか 掲示板とか