2002年09月22日(日)
ええ、無理やり端折って終わらせましたとも。 3回とか4回とか20回とか続くと、もうあらすじじゃなくなるんで。 いえ、30回とか平気で続きそうな勢いだったんですよぅ。ホントだってば。 そいで、いろいろ夢想しちゃいました。
あとがき作家に対抗しうる、あらすじ作家登場とかね。 あとがき作家はそれを書くために曲がりなりにも本編を書き上げるけれど、 あらすじ作家は本編はいっさい書かず、あらすじばっか書いてるの。
本編は80巻を超える長編になりそうな気配、 編集者にも読者にも迷惑かけるし、 なにより20年も同じ話を書き続ける自分が苦しい。 なので、全3巻ぐらいであらすじのみお伝えします、とかさ。
スピーディーなことを望む現代人にこれはぴったり。 だって、この人たちはだらだらした野球中継なんかより ハイライトシーンを手際よくまとめたプロ野球ニュースの方が好き。 連続ドラマも毎回見ないで、最終回とその直前に放送されるダイジェストで十分。
どんどん省き、ばっさり切り、要点だけを手短に。それが時代の趨勢。 何文字以内でまとめよという問題は、ずっと学校でやってきた。 それはまぎれもなくひとつの才能。 花開けば、あらすじ作家への道が。
☆彡
できあがった本はこう呼ばれる。 歴史の教科書。
|