2002年09月23日(月)
PC上のCDプレイヤーが勝手にインターネットにアクセスして 曲名だとかアルバム名だとかを拾ってきたときは驚いた。 そういうことを勝手にしてもらっては困るのだった。 まだダイヤルアップでその都度ネットに接続していた頃の話である。
そんな迷惑な機能はすぐにオフにしてしまったし、 常時接続環境を手に入れた頃には、 単機能の軽いプレイヤーを使うようになっていた。
なので、すっかり忘れていた。 CDプレイヤーとはそのような振舞いに及ぶものであることを。 PCを新調し、ああそうだったと思い返した次第である。
そんなわけで、ぼくはそういった機能や仕組みに疎かったのだが、 プレイヤーによって、情報をゲットしてくる先が違うのを先日知った。
たとえば、外盤にはからっきしのデータベースがあって、 平気でそこにアクセスし、平気で未知のアルバムだと抜かすプレイヤーがある。 外盤とはいえフロイドですぜ。『狂気』ですぜ。 知らんはなかろう。それは通りませんてば。
別のプレイヤーなら、もちろん一発。 ジャケ写やアルバム評まで出てきたりする。
作る方もわかっているだろうに。 その差でもって、プレイヤー自体の出来不出来まで左右されてしまうことを。 アクセス先をユーザーの選択になぜ委ねない。 そのへん、どうなっているんでしょう、健太さん。ねぇ、萩原さん。
とはいっても、ぼくの所有する音盤の大半は、 アジアものやアラブものだったりするから、 即座にフロイドの『狂気』を判別するデータベースも 結局は使えないものであることに変わりはない。
中途半端に使えるものは、しかし、 まったく使えないものより始末が悪い。
アルファベットで表記することが可能なアラブものだけでなく、 漢字だらけの華人作品まで、その日の気分次第では、 じゃあぼくが入力しといてやろうかという気になってしまうのだ。
というわけで、これはまるこめの仕業だなというのを見抜いた方への 豪華景品を当コーナーでは用意しております。
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