2002年09月09日(月) |
☆回想記その1ー好調阪神が初めて逃げた日ー |
これから試合のない日には、今年の阪神の回想記を記したいと思う。 テーマは、「いかにしてペナント争いから脱落していったか」である。 このポイントに絞って今季を振り返り、来季への展望や期待する点等を見出したい。
まず第1回目は、4月7日ヤクルト戦である。
@神宮 1 2 3 4 5 6 7 8 9 R H E 阪 神 0 0 1 0 0 0 1 1 0 | 3 9 0 ヤクルト 0 0 1 0 0 0 4 0 X | 5 10 0
開幕7連勝で迎えたこの試合、先発はプロ入り初先発の安藤。 不安をよそに、6回1失点と落ち着いた投球を披露した。 これに7回、打線が応えて1点を勝ち越した。 今岡の適時二塁打だ。 打った今岡は、2塁キャンバス上で何度も手を叩き、闘志を剥き出しにした。 やはり今年の阪神は全然違う・・・誰もがそう思ったに違いない。 ところがその裏の守備で、いつもと同じような顔を覗かせて逆転された。 開幕してここまで、ずっと強気の攻めをしてきたバッテリーが初めて逃げたのだ。 二死1、3塁で迎えた稲葉にストレートの四球を与えた場面。 確かにここまでの稲葉は当たっていた。 2安打で、3回には同点適時打も放っていた。 でも次は4番ペタジーニだ。 この3連戦で8三振と不調とはいえ、怖い打者である事には違いない。 それに稲葉に打たれても、シングルならまだ同点という状況だった。 しかもここに来るまで、無死1、3塁から真中・宮本を、まともにスイングさせずに内野ゴロに仕留めていた。 ピンチを凌ぎつつある阪神に流れはあった。 何故逃げたのか、理解に苦しむ場面だった。 そして結果は最悪のグランドスラム。 恐らく当たっている稲葉には臭いところを突いて打たせようと思ったのだろう。 最悪四球でも・・という頭もあったかもしれない。 しかしそれにしてもあまりにもボールと、はっきりし過ぎている4球だった。 私には逃げたようにしか映らなかった。 敵地のみの開幕8戦を7勝1敗。 十分過ぎる結果である。 ただ最後の試合は勝てていた。 この思いとともに、天敵ヤクルトを”完全にいてまう”事を逃がした事実は大きかったように思う。
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