2002年10月05日(土) |
○阪神5−2虚人 阪神甲子園球場 |
以前にも書いたが、この試合は阪神にとって、とても重要であったと思う。 途中まで首位争いをしながら惨敗したシーズンの最後に、ベストメンバーで臨んで、嫌なイメージを払拭する必要があったからだ。 そして星野監督は、ファンの期待通りに井川をマウンドに送った。 開幕で演じた讀賣撃破を、同じ井川で再演して見せる為だ。 そのシナリオ以上のストーリーが6回まで展開される。 完全試合。 大記録達成なら、阪神ファンにとって讀賣の優勝など、記憶から消し去られる事になるかもしれない。 そんなドキドキ感も、7回一気に敗戦の危機のそれへと変貌する。 しかし今日の井川は春先の頃の姿に戻っていた。 素人目に見ても、躍動感が復活している。 そして難なく完投勝ち。 ベストメンバーなら互角に戦える。 この形を残したのが大きい。
試合後、レフトに残っていた讀賣ファンに、ライトから「帰れコール」の連呼が起きた。 何度も言うが、虎党は讀賣の優勝など祝福してはいない。
ボルボで帰宅する濱中の顔が穏やかに見えたのは、この日の快勝のせいか・・(笑) 来季は必ず戦える。 そう確信した。
そうそう、試合前にトラッキーが私の方面に向かってボールを投げ入れてくれたのに、弾いて捕る事が出来なかった。 残念だ。。 トラッキーとキャッチボールをしたかった(笑)
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