鳴尾浜に行ってきた。 球場の前は何度も通った事があるが、実際に行くのは初めてだ。 鳴尾浜フリークからすれば周知の事実である、「将来の大砲」の桜井と喜田を見た。 ロングティーをやっていたが、特に桜井は想像以上の才能の持ち主だった。 「同じ段階で比べれば、濱中より上。」と岡田が行っていたのも肯ける。 何と言っても、打球の上がる角度がいい。 あの形のまま一軍の投手の球を捌けたら、彼は約束された「大砲」の座を獲得するだろう。 喜田も素晴らしい打撃を披露していたが、少し気になった事がある。 内側から叩き過ぎているような気がするのだ。 打撃練習だから、敢えてそういう事を意識してやっていたのかもしれないが・・。 あのまま実戦に入れば、引っ張った時に打球が失速するように思う。 もっと力をつけて、左中間へこのような打球が飛ばせるようになれば、話は別だとは思うが。。 金本が入団すれば、この辺りが参考になるのではないだろうか。 彼が思い切り引っ張った時の打球は、絶対左には切れていかない。 ヘッドスピードで、強引に右へと運んでしまうからだ。 私は以前に、ピークを過ぎた金本は要らないのでは??等と書いたが、この日鳴尾浜に行って、その考えを変えた。 今の阪神には、左のパワーヒッターがいない。 その意味からも、金本の打撃は十分戦力になるし、若い人への参考にもなる。 野球に対する取り組み方も、とても真剣なように見受けるし、チームへの効果も期待出来ると思う。
それにしても鳴尾浜はいいところだね。 前田新トレーニングコーチが熱心に指導しているところも見れたし。 何といっても、ファンが熱心だ。 ただひとつ気になった事がある。 出待ちのファンの一部が、サインや写真を欲しがって暴走していた事だ。 今岡などは、車で出た後に追い掛けられて、信号待ちで停車した際に車を取り囲まれて、写真を撮られまくってた。 しかも車の前方にまで立たれてだ。 これは危険だし、撮られる方は絶対いい気はしないはずだ。 人気球団の宿命かもしれないが、節度ある態度で応援して欲しいものだね。
こういう気分の悪い事あったが、全体的には楽しんで、帰りにバッティングセンターに行った。 もちろん桜井の打撃に刺激されての事だ(笑) 120km/hの硬球をじっくり打ち込んできた。 長時間滞在していたら、店のおっちゃんが2回分サービスしてくれた。 これも関西ならではの事かな。。 非常に気持ちのいい、野球三昧の一日だった^^
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