2002年11月03日(日) |
対ヤクルト戦詳細データ |
対ヤクルト戦は阪神の11勝17敗、完敗であった。 最も分が悪かったカードである。 数字を見てみると、以下のようになる。
☆オールデータ (得点)T91-S99 (安打)T214-S224 (打率)T.227-S.240 (打点)T85-S96 (三振)T208-S208 (四死球)T81-S77 (本塁打)T16-S23 (防御率)T3.28-S2.63
☆甲子園データ(4勝10敗) (得点)T52-S62 (安打)T112-S135 (打率)T.235-S.269 (打点)T49-S60 (三振)T111-S99 (四死球)T34-S38 (本塁打)T9-S15 (防御率)T3.89-S2.88
☆神宮・千葉マリンデータ(7勝7敗) (得点)T39-S37 (安打)T102-S89 (打率)T.219-S.206 (打点)T36-S36 (三振)T97-S109 (四死球)T47-S39 (本塁打)T7-S8 (防御率)T2.63-S2.38
上記のデータで分かるように、甲子園で惨敗している。 その原因は、明らかに打ち負けである。 チーム打率が.030も違うというのは、極端に打たれたという証拠だ。 甲子園でヤクルトが2ケタ安打を記録したのが7試合もあるのだ。 全14試合中、半分が2ケタ安打されているのだから、大半の試合の主導権を握られていたと言えるだろう。 あと本塁打も15と、広い甲子園で多く記録されている。 痛いところで打たれた場面も多かったように思う。 不思議なのは、神宮(千葉を含む)で抑えている事だ。 打率は.206、本塁打も甲子園の約半分しか打たれていない。 普通は狭い球場の方が打ち合いになったりするものだが・・。 これは阪神の投手陣がよく投げたという事になるのだろう。 全体としては、総得点が8点しか違わないのに、勝ち星で6も差がある事に問題があると言えるだろう。 これに関しては、やはり細かい野球の差とか、あと勝負どころでの詰めの差みたいなところが大きく影響していると思う。 ここぞという場面で中軸が打てなかったと見る事も出来る。 以下の個人成績を見ればそれが解る。
☆主力打者データ(打率−打点−本塁打の順) (阪神) 檜山.427-13-3 濱中.265-6-0 今岡.233-5-3 片岡.171-6-1 アリアス.159-8-4
(ヤクルト) ラミレス.325-15-3 真中.314-8-2 古田.277-9-1 ペタジーニ.261-20-8 岩村.245-11-3 宮本.237-4-1 稲葉.200-4-2
主にクリーンアップを張った片岡とジョージが共に1割台と抑えられている。 檜山が奮闘しているが、一人だけでは点は取れない。 一方のヤクルトは、中軸に打点が多い。 ペタも.261なら抑えていると言えるが、打点20本塁打8はやられ過ぎだ。 あと投手陣の勝ち星を見れば、ホッジスに並んで石井が4勝で勝ち頭である事が分かる。 石井に4勝もされているという事は、もつれた試合をしながら、相手の継投にハマったと見る事が出来る。 セットアッパーの差も大きかったと見る。
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