物事の道理が分かっている人間なら、交渉事で自ら投げかけた条件が通れば、 交渉が成立したと解するはずだ。 中村紀洋は、そういう類の人間だと信じている。 阪神に入る意志が強いからこそ、逆条件提示をしたのだろう。 後はMLBからのオファーを待ちたいとしているが、、 はっきり言って、これは松井を意識してのものではないだろうか。 自分への評価とともに、松井の去就も見守って決めたいのかもしれない。 もちろんこれは「本人のみぞ知る」事なので、真実は判らない。 しかし、今日の交渉で、来季は阪神での「4番遊撃」が決定したと見るのが常識だろう。 これが実現すれば、来季の阪神タイガースは正に夢の布陣だ。 内野のレギュラーに、ジョージ・今岡・片岡・中村紀。 外野のそれに、濱中・金本・檜山が並ぶ。(赤星はどうなる?) こういう戦略に対しては、賛否両論だろうが、 とりあえず優勝する事が大事だと考える。 もう17年もペナントを逃しているのだから、来季はこの形で勝ちまくればいい。 (過去の讀賣がそうであったように、補強したからといって勝てるかどうかはわからないけどね。。) とにかく夢が膨らむ交渉だったと言えよう。
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