2003年05月24日(土) |
●阪神3−5ヤクルト 松山坊ちゃんスタジアム |
中堅〜逆方向へ徹底されて、ムーアが攻略された。 打たれた球は、ほとんど真ん中だったが。。 このパターンは定着するかもしれない。
7連勝のエースがKOされた後は、若手&ベテランを使えたので、よかったのではないか。 はっきり言って、こういう「捨てゲーム」も必要だ。 そうじゃないと投手の調整が出来ない事もある。 そういう意図でゲームを行うには、地方球場は持って来いの舞台だ。 でもその「捨てゲーム」が、完敗にならない。 この辺りが、今の阪神の強さである。 久保田・佐久本・中村泰でゲームを作れたのだから、言う事なしだな。
そして五十嵐を打ったのも大きい。 無死2,3塁の場面、檜山は真ん中の速球を打ち返せなかったが、微妙にしか曲がらないスライダーをきっちり捕らえた。 剛速球の残像を残しておいてスライダーという、古田のトラップをかわしてみせた。 この事は、今後必ず生きてくる。 意義ある2点適時打だった。 ただその後のジョージは最低だった。 0−3から外角いっぱいの難しい球に手を出して打ち上げた。 そこまで手を出しそうな球をよく見極めていたのに。。 あそこで四球だったら、送って八木・濱中と駒があっただけに、「捨てゲーム」が一転「勝ちゲーム」に変わったかもしれない。 勝敗だけを見た時に、最もポイントとなった場面であった。 まあでも、ジョージに難しい事を求めるのは酷だが・・。(笑)
ただ明日は絶対勝たなあかん。 1勝1敗は必須だし、相手が苦手のヤクルトなら尚更だ。
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