Let's Go!! Tigers

2003年07月27日(日) ○阪神8−1中日 ナゴヤドーム

昨日、結果として戦犯になった檜山が、先制打を放ち、汚名返上を果たした。
プロには気持ちの切り替えが大切だと言うが、今年の阪神は、この点でも優れていると言える。

先制に繋げたのは、今岡の存在感。
先発:岡本とは格が違い過ぎる。
簡単に歩いて、先制のホームを踏んだ。
そして4回には、物凄い一発を右中間へ運ぶ。
7回の中前打は、いつもの腕を畳む超人技を披露。
最近これしか言ってないが、全く攻め手がない。

井川は、間違いなく昨季の前半の状態に近づきつつある。
もう少し制球が良くなれば、8月には無安打無得点ぐらいやってのけるのではないだろうか。
そんな期待を抱かせる安定感だ。

しかし今日の中日の選手起用には疑問を抱くな。
0−3というスコアで先発投手を降板させ、出してきたのは、何と野口だ。
左が続く場面ではあったが、ローテーション投手をワンポイントで使うには、正当な理由がなければならない。
これが終盤に競っている場面なら納得もいく。
それだけ勝ちに行っているという事を示す意味もある。
まだ2回で、先発がKOされていない状況で出す意図を山田監督に聞きたいものだ。
対阪神を意識してのものだろうけど、これが過剰になればなる程、阪神に有利に働く事が多い。
うちは冷静に戦っているのに、こんな姿を見せられると、逆に心理面でより有利になるというものだ。
しかもその起用法に、中日の選手が奮い立っている感じがしないので、余計にそう感じる。
今岡などは思っているに違いない。
無駄な事やっとんなぁ・・と。

また連敗をしなかったとかそういう事よりも、昨日の大敗を引きずらずに、普段通りの野球が出来た事に意義がある。
今季のセントラルリーグでは、阪神だけが腰を落ち着けて戦っているんだと改めて思った試合だった。


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