2003年08月07日(木) |
●阪神2−5ヤクルト 明治神宮野球場 |
負けるにしても、負け方がある。 昨日・今日と守備の破綻で失点という形の悪いもの。 開幕間近まで遊撃手には不安があると言われていたが、ここにきて初めて現実のものとなった。 初回のラミレスの先制適時打は、藤本の失策と言っていいだろう。 少なくとも止めなければならなかった打球だ。 まるで今季の仁志のようなプレイで、グラブの下を抜けていった。 藤本は3回にもミスを重ねる。 二死3塁から古田はボテボテの三遊間ゴロを放ったが、待って捕ってタイムリー内野安打としてしまった。 あそこはどう見ても前で勝負する場面。 足が動かないように見えたのだが。。 ここまで順調に来たが、シーズンの正念場を迎えるところでこういうプレイを重ねていると、本当の信頼を得る事は出来ない。 沖原も昨日の暴投二つで、やや失脚した感がある。 対照的なのが久慈の存在感だ。 今日は追撃の2点適時打の後、チャンスメーカーとして二度とも出塁を果たした。 開幕前彼を獲得した時、「何故同じような選手を獲るのだろう。」等と思った事もあったが、大事なところで貴重な働きをする姿を見ていると、「ベテランの存在価値はこういうところにあるんだな。」と思うものだ。
さて投手陣だが、川尻を先発に回したのはいいとして、昨日久保田を中継ぎに使った意図は何だろう?? 3連戦の頭が雨で流れたから、先発予定から押し出されてきたのか。。 ムーアが下へ行き、藪が中継ぎ降格、そして下柳がヘバってきている今、3本柱を挙げるとしたら、井川・伊良部・久保田という事になるだろう。 その一角を中継ぎで1回2/3使っただけでの連敗には、内容的に少し疑問を抱いてしまう。 台風接近が報じられている状況下ではあるが、次の広島3戦目での先発なのだろうか。 前にも書いたけど、久保田は先発・中継ぎいずれかで固定する事を望む。 若いから体力があるという問題ではなく、固定してじっくり使って成長させたいと思うのだ。 球威があり、フォークに冴えがあるタイプだから、いずれにも適正はあるとは思うが。。
この連敗は、ヤクルトの意地だと考えよう。 本拠をジャックされた中で見せたプロの姿勢である。 その流れの中で、経験不足の選手がミスをした。 ただそれだけの事であると思いたい。
M29で足踏みした為、決定的瞬間は9月第二週の神宮〜ナゴヤまで可能性が出てきた。 今日、一応ナゴヤ3連戦を押さえて来た。 最近ずっと始末をしてきてたのだが、ここに来て已む無く散財に向かっている。 本当に可能性が高くなれば、相場は高くなるのは必至なので、定価で指定席を押さえるのは常套手段なんだと、自分に言い聞かせているのである(笑) しかしこんな事なら、比較的倍率が低かったと言われている神宮も、myでちゅー辺りでもう一戦分キープすべきだったかもしれない。 神宮は現在9/9のみを所有している状態だ。 胴上げを生で観たいが為に始めたビジターチケット獲得作戦は、横浜・広島・ナゴヤの全ての試合を網羅してしまった。。 後は9/10,11の神宮ゲットに走るのみである。 辛い。。
そういや腰を痛めた檜山は大丈夫だろうか。。 田淵コーチが「無理をするな。」と言っているのが、TVでもわかった。 もし檜山が離脱するなんて事になると、非常にヤバイ状況になる。
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