2003年09月03日(水) |
○阪神5−4広島 広島市民球場 |
勝負どころで広島が策に溺れて勝ちを得た。 7回表と9回裏の二つである。
前者は二死2塁で金本を敬遠した場面。 スコアは1−2の1点差、逆転の走者を出してまで敬遠してきたのには甚だ疑問だ。 この一つのプレーのおかげで、片岡は燃え、ジョージは顔付近に来た内角攻めに怒りをぶつけてビッグイニングとなったのだから、ありがたいとしか言い様がない。
後者は5−4となって尚無死1,2塁、新井にバスターをやらせたところ。 こんな不器用な打者にバスターとは、全く持って信じられない作戦だ。 どうせ打ってくるなら、「一発打って決めて来い」ぐらいの感じで送り出される方が嫌な場面だった。 本当にありがたい策だった。
これらは前半戦でよく相手が見せてくれた「強い阪神を意識し過ぎて自滅する」という類のものだと言える。 調子が落ちたロードでは、広島も地元で腰を据えて試合をしてきたものだ。 こういう野球をしてくれると、全く怖さがなくなる。 小細工に対応出来る、頼もしくなった選手達がいるからだ。
井川が早々に降板した時には、本当に戦慄が走った。 「もし重症なら・・」その不安は、軽症とのリポートで納まった。 しかし金澤は1点取られたものの、あの状況でよく投げれるよなぁ・・。 肩なんか出来てなかっただろうに。。 いっその事、投球練習なしでマウンドに上がったらどうだ?(笑)
ウィリアムスには不安が付き纏うが、、、まあ今日はいいだろう。
5割復帰を狙ったモチベーションの高い広島に連勝した事は大きい。 こうなれば明日も取って、一気に片手でカウントダウンと行きたいね。
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