2004年04月25日(日) |
○阪神5ー4讀賣 阪神甲子園球場 |
完全に讀賣ペースで、試合が進んでいた。 6回に中押しまでされ、林は、ほぼ完璧の状態だった。 誰もが敗戦を覚悟した事だろう。 それを、一気にひっくり返す。 この形を待っていた。 今一乗り切れないチーム状態に、潤滑油を注ぐのは、こういった逆転劇である。
今岡は、ああいった場面では、絶対打ちそうな雰囲気がある打者になった。 かつて同じ背番号を背負っていた、真弓明信と肩を並べた感がある。 先頭打者本塁打の多い事と、好機に抜群の勝負強さを発揮する。 ダブって見えるのは、阪神ファンだけではないだろう。
そして、救援陣が完璧だった。 逆転した直後の7回、三者三振の安藤は、圧巻の投球だった。 勢いそのままに、相手を抑え込んだ。 この3人の形が安定してくれば、星を取っていける。 これで乗っていけるだろう。 5月反攻への助走が、加速し始めた。
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