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2003年11月30日(日) ■ |
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こんな日があったと |
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いつか思い出す
こんな日があったと
いつか忘れ去る
こんな日があったこと
明日に伝えて
今日を生きた証しに
こんな日もあったと
記憶の片隅に
今日を押し込めて
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2003年11月29日(土) ■ |
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そっとしておいて |
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そっとしておいて
わかっていても
素直に受け止められない言葉
消化するのに時間がかかるだけ
そっとしておいて
どこへも吐き出せない思いを
鎮めてしまうのに時間がほしいだけ
そっとしておいて
笑顔で戻るまで
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2003年11月28日(金) ■ |
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消えぬように |
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もう二度と逢えなくても
忘れないと思った
気が付けば
時の流れはそれさえも
薄れさせていく
まだ覚えているよ
まだ・・・
忘れたくないものまで
消えぬように
二度と逢えなくても
消えぬように
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2003年11月27日(木) ■ |
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見えないもの |
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見えないものを
追いかけて
疲れ果てる
見えるものだけ
信じじればいいと
わかっているのに
見えるものが
見えなくて
見えないものが
見たくて
追いかけたものが
わからなくなる
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2003年11月26日(水) ■ |
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言葉になれなかった想い |
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無限とも思えるほどの
溢れ出る想いを
言葉であらわすには
限りがある
言葉の裏側には
言葉になれなかったものが
たくさんあるのです
あやふやなそれは
曖昧な言葉について
外にでたがるのです
「愛してる」
言葉にならない想いが
見えますか
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2003年11月25日(火) ■ |
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時間ばかりが過ぎてゆく |
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時間ばかりが過ぎてゆく
何もできない
何もしたくない
現実から目をそらせば
そらすほどに
何もできない
何もしたくない
時間ばかりが過ぎてゆく
何もできなくても
何もしなくても・・・
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2003年11月24日(月) ■ |
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仮面の下 |
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言いたい事が言えずに
仮面の下の心が叫ぶ
いつも笑顔だけを見せて
仮面の下で涙を隠す
いくつもの仮面の下
本当の顔は消えてゆく
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2003年11月23日(日) ■ |
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離れぬように |
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繋いだ指先が
離れぬように
腕も 手も 全て絡ませる
そうじゃないね
本当は
抱きしめてほしんだ
離れぬように・・・
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2003年11月22日(土) ■ |
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抗う |
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もう元ににはもどらない
わかっているのに 抗う
せめてわかってほしい
どんな気持ちでいたのか
せめてわかってほしい
心があることを
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2003年11月21日(金) ■ |
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私を見つけて |
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些細なことで
拗ねてしまう
惑わさないで
からかわないで
その度 心が迷うから
気がついてよ
拗ねているのは
私を見つけてほしい時だから
迷った私を
見つけて・・・
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2003年11月20日(木) ■ |
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その胸に蘇れ |
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思い出して
人を愛する気持ち
誰かを思いやる気持ち
きっと
愛することができるから
傷つけなくて済むから
その胸に蘇れ
人を愛することが
まだできるのだと
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2003年11月19日(水) ■ |
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届いてほしい一言 |
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届いてほしい たった一言
いつになったら言えるのだろう
どれほどの
勇気とためらいが
交じり合っただろう
心から思うままに
届いてほしい たった一言
素直に言える日が
来ると信じて
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2003年11月18日(火) ■ |
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叶いそうで叶わない |
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その胸に顔を埋めて
眠る日を
幾度 夢みたことだろう
その腕の中で揺られて
目覚める日を
幾度 夢みたことだろう
叶いそうで叶わない
だから
幾度も 夢見ることができるんだね
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2003年11月17日(月) ■ |
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それが愛というもの |
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どんなに遠くても
あなたがいるだけで
生きる力になる
それが愛というもの
どんなに近くても
心が見えなくちゃ
明日は見えない
それが愛というもの
明日を生きるために
それが愛というもの
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2003年11月16日(日) ■ |
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ダイヤモンド |
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煌めくダイヤモンド
どんなに小さくても
固く 輝き 凛として
愛の証にふさわしい宝石
欲しいのはダイヤモンドじゃないよ
ダイヤモンドに劣らぬ
固く 輝く 本物の愛
すぐに欠けてしまう
ガラス玉の愛なんていらない
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2003年11月15日(土) ■ |
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ついてほしい嘘 |
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ついてほしい嘘
何かを守るためのもの
ついてほしくない嘘
何かを騙すためのもの
心を壊す真実より
騙し通す嘘のほうが
まだいいのかもしれない
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2003年11月14日(金) ■ |
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何もかも失ってしまえば |
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何もかもを失ってしまえば
いいのかもしれない
悩むことも
悲しむことからも
解放されるだろう
何もかもを失ってしまえば
得る喜びも
忘れ去ってしまうだろう
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2003年11月13日(木) ■ |
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例え嘘でも |
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ずっとそばにいるから
例え嘘でも嬉しい言葉
誰よりも愛してるよ
例え嘘でも嬉しい言葉
お願いだから
例え嘘でも
嘘だと思わせないで
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2003年11月12日(水) ■ |
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キッカケ |
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キッカケは・・・
もう思い出せない
ねぇ
大事なのはこれからだから
共に重ねた時間の喜びも
最初は小さなキッカケ
もう思い出せなくても
大事なのはこれからだから
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2003年11月11日(火) ■ |
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北風の吹き始めた 空の下 |
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北風が吹き始めた 空の下
腕と腕絡ませて 歩いてみたい
寒くはないよね
時間も忘れるよね
舞う木の葉もまぶしいよね
北風が吹き始めた 空の下
ポケットの中で 手を繋いで
今までできなかったけど
思い切って繋げるよね
手を温めあって
寄り添って
北風の吹き始めた 空の下
心も温めあって 歩きたい
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2003年11月10日(月) ■ |
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頷くだけでいいから |
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頷くだけでいいから
返事をして
頷くだけでいいから
私に伝えて
心の見えない言葉より
優しい瞳で
頷くだけでいいから
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2003年11月09日(日) ■ |
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悲しみを知った夜 |
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凍えそうな心を抱いて
眠る夜があることを
あなたは知っていますか
温かな布団の中でも
体を丸めても
震える心を止められない
悲しみを知った夜
そうやって眠る私を
あなたは知らない
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2003年11月08日(土) ■ |
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この世で一番愛するもの |
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この世で一番愛するもの
全てを信じていられる
そんな強い絆も
どこかに翳りを見つけたら
この世で一番憎むものへと
姿を変えてしまうかもしれない
この世で一番愛するもの
憎しみに変わる前に
忘れさせて
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2003年11月07日(金) ■ |
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胸の中に |
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迷うことなく
飛び込めた 胸の中に
疑うことなく
甘えられた 胸の中に
どうして
心は突然に迷うのだろう
その胸の中に
居場所が見つけられない
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2003年11月06日(木) ■ |
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赤い糸なんかじゃなく |
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姿が見えなくて
声が聞こえなくて
不安に包まれてしまう
姿が見えなくても
声が聞こえなくても
信じていられるように
心を結びつけていて
赤い糸なんかじゃなく
あなたの心と腕で
離れぬように
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2003年11月05日(水) ■ |
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電話の向う |
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電話の向うの声
ひと時世界が変わる
電話の向うの声
優しさと温かさが広がる
私の声は
何を届けているかしら
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2003年11月04日(火) ■ |
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その言葉 |
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その言葉は
毒か 媚薬か
心狂わすもの
その言葉は
嘘か 事実か
心惑わすもの
「愛してる」
その言葉に
天国と地獄をみようとも
人は欲して止まないもの
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2003年11月03日(月) ■ |
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振り向いたなら |
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振り向いたなら
いつもここにいる
振り向いたなら
いつも微笑みを
振り向いたなら
私にできることを
振り向いたなら
いつまでも待っている
振り向いて・・・
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2003年11月02日(日) ■ |
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真昼の月 夜空の月 |
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雲ひとつない 空にぼんやり
真昼の月
星たちの輝きを 引き連れた
夜空の月
太陽の光を浴びる姿は
昼間はほんのり白く
夜は一層輝いて
気付かなくても そばで見守る
地球に寄り添う 恋人のような
真昼の月 夜空の月
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2003年11月01日(土) ■ |
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特別な人 |
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好きになったのが
あなただった?
あなただから
好きになった?
どちらも同じ?
好きになる理由は
わからない
わかるのは
あたなは私にとって
特別な人だということだけ
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