マキュキュのからくり日記
マキュキュ
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■ 【児童小説】 ミュウー ( 第一章) 二つの出会い 【�機曄 �


 
 サテ・・・・・、今日から、何を載せたら良いのか、思い悩んだのですが、一つ忘れていた作品がありました〜。
 
 これは、(動物もの)の児童小説を、募集していた所向けに書き出したんですが、添削をしてた途中で、締め切りになってしまったものです。(・・,)グスン
 まだ、添削の途中ですし、これから手直しを加えて、仕上げるつもりですが、一応書き終えてあるので、又、何部かにわけて掲載していきます。
出来栄えは・・・いま3です。(爆)
イマイチまでも、行ってません。m(._.)m ペコッ

  
 
         ミュウー


【第一章】  二つの出会い

(1)

―僕は、毎日が、淋しかった。

お父さんもお母さんも、仕事で毎日帰りがおそいので、学校から帰ると夜の8時ごろまで、一人ぽっちで、留守番をしている事が多い。

僕は一人っ子だし、お爺ちゃんや、お婆ちゃんもいない。

まぁ、気楽といえば気楽なんだろうけどね。

勉強や宿題をサボッても、「ちゃんとやったよ」って言えばいい事だし。

ずっと、ゲームをしていても、よその家みたいに、兄弟と、取り合いになってケンカする事もないし、親に文句も言われない。

でも、それも何だか、味気ない物なんだけどね・・・・・・。

だって、怒ってくれる人もいなければ、ほめてくれる人もいないんだもん。それって、空しいんだ・・・、すごく。

一生けんめいガンバって、勉強してみたって、はりあいがないったらありゃしない。

最初は、(自由なんだから良いか)と思うようにしていたけれど、本当の『自由』って言うのは、やらなければならない、たくさんの、めんどうくさい約束事の中で、少しだけ自分だけのタメに取れた、ステキな時間の事をいうものだ・・・・・・と、僕は思うんだ。

ずっと自由って言うのは、自由なんかじゃない。

僕には、そんな生活が、もう、三年近くも続いている。

お父さんは、朝早くから夕方までは、魚市場に勤めていて、おとくいさんへの配達まわりの仕事。そして、夕方から夜中の十二時までは、お母さんの伯父さんが経営している、隣町のレストランでコックの修行をしている。

そして、お母さんも、朝の十時ごろから、そのレストランに出かけて行って、夜の七時半まで、調理補助のパートをしている。 

お父さんは、僕がめざめる前には、もう仕事に出かけているし、帰ってくるのは、僕がとっくに眠ってからだ。だから、お父さんこそ、顔を見られるのは、日曜だけ。(苦笑)

そのうち、顔もわすれちゃったりして(笑)。

ま、それは、ジョウダンだけどね・・・・・・。

日曜日は、二人とも家にいるけれど、いつも二人で、つかれきった顔をしてるんだ。

それでも僕に気をつかってくれて、いちおうは、キャッチボールだの、ゲームに付き合ってくれようとはするんだけど、無理をしているのが僕に伝わって、僕はつい、えんりょがちになっちゃうんだ。

お母さんの顔が見られるのも、日曜日いがいは、朝起きてから学校へ行くまでの、ほんの少しの時間と、夜、僕が眠るまでの2~3時間だけ・・・・・・。

そんなわけで、今朝も、お母さんと二人だけで朝食を食べているんだけど、僕は、ついに、がまん出来なくて、ちょっとイヤミっぽく、グチをこぼしはじめたんだ―



「ウチって、まるで母子家庭みたいだね。ねぇ、お母さん、今日も仕事なの?」

「きまってるじゃない」

 お母さんは、大安売りの広告から目をそらすと、(そら、始った・・・)というように、横目でチラリと僕を見た。

「僕、さみしいんだよ。学校から帰ってきても、いつも一人ぽっちでさ・・・・・・。お父さんも、お母さんも、だれもいないし、兄弟もいないしさ・・・・・・」

 僕は口をとがらかす。

 お母さんは、またか・・・というように、ためいきをつくと、また、大安売りの広告に目を向け始めた。

「ねえお母さん、もういいかげんに、仕事、やめてよ〜」

 お母さんは、シブシブ広告を置くと、あくびをかみころしながらいう。

「だって、仕方がないでしょう? ウチには、まだまだ気が遠くなるほどの借金がのこってるんだから。一生けんめい働いて、早く返しちゃわないと・・・・・・ね?」

「だって・・・・・・、それって、人のせいなんでしょう? お父さんにもお母さんにも、関係ないじゃない。そのせいで、僕がこんなにさびしい思いをしなきゃならないなんて、僕にはぜんぜんわからないよ!」

 お母さんは、お茶をすすると、ためいきをついた。

「だって、お父さんが、おひとよしで、ハンコを付いちゃったんだから、しかたがないのよ・・・・・・。それに子供のあなたには、それこそ関係ないことよ。そんな事、わからなくてもいいの」

 僕は、なっとくが行かず、又、いい返す。 

「前みたいに、学校が終れば、お母さんが待っていて、夜には三人そろって、夕ご飯が食べられる―。そういう家にもどしてよ! それがむりなら、早く弟か妹を産んでよ!」

僕は悲しくなって、ついになみだぐんだ。

「来年は6年生になるって言うのに、いつまでも甘えてるんじゃないの。世の中には、こうしてご飯も食べられないような、かわいそうな子供だってたくさんいるんだから・・・・・・、まだ、まだ、幸せだと思わなきゃ。ほら、テッチ、さっさと食べないと、また学校、ちこくするわよ」

お母さんは、立ち上がると、まだ食べかけの食器を、かたづけはじめた。

「フン! そんなのへりくつだよ。僕の気持なんてちっともわかってくれないで・・・・・・。もういいよ!」

僕は、はしを、ほうり出した。

 そんな僕の顔色を見て、お母さんが、こまり顔で笑った。

「ねぇ、テッチ? 今日は土曜日で、早上がりだから、いつもよりたくさん、いっしょにいられるよ?」

 僕はへんじもせずに、ランドセルをせおうと、プィッとして、家を出た。



  ◊   ◊   ◊   ◊   ◊ 

      

 学校から帰ると、いつものように、僕は自分でカギを開けて玄関に入る。

 だれもいない家は、シーンと、しずまりかえっていて、まだ、夏だというのに、はだざむい。

 僕は、ランドセルをなげだすと、まっすぐに台所へむかうんだ。

 それが毎日の、しゅうかんだから・・・・・・。

テーブルの上には、お母さんがにぎっておいた、3コのおにぎりと、きまって、お母さんからの置き手紙がある。

僕は、バカにしたように、わざと大声をあげて、それを読んだ。

「しんあいなるテッチへ―

『なにが、シンアイナルだよ・・・まったく』

お帰りなさい。

今日のおにぎりは、特別オイシイゾ〜。

おやつのスイカは、冷蔵庫の中。

あそびに行くなら、かならず宿題をすませてから行くように。

今日は、5時までには帰れると思います。出かけるなら、とじまりと、火の元の注意を忘れずにね。

お母さんより― だって・・・・・・」

 僕は、ためいきをつくと、おにぎりをかじりながら、つぶやいた。

「フン、一人で食べたって、ちっとも、おいしくなんてないねぇーだ!」

 僕は、おにぎりを二つ残し、おやつにも手をつけずに、玄関を飛び出した。


― 次回に続く ―




2002年05月31日(金)
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■ 【怖い話】私が体験した、怖〜〜〜〜〜〜い話


        



 これは、聞きかじりの、怪談話ではありません。

 実際に私が体験した、後で考えて見ても、鳥肌が立つような、そんな話です。



 それは・・・・・・。



 或る日の真夜中。私は、ふとした事から、夫のフーリィー(あだ名)と、口喧嘩になり、真夜中の二時近くに、車で家を飛び出したのです。

 私はフーリィーの言葉にムカツキながら、仲良しの友人の家に向かい、山添の道を猛スピードで走っていました。

 そんな時間でもあり、他の車は全く見当たりません。

 怖がりの私は、FMのボリュームを上げ、まだ暫くは続く、その山添の道をひたすら走り続けました。


 右方向に大きくカーブした辺りで、遠い前方に、人の姿が見えました。思わず(ギョッ!)とはしたものの、近づくにつれ、歩いているのは、どうやら、赤いショルダーバックを下げた、女性らしいのです。

この道は、かなり先まで、横にそれる道がありません。

 (こんな遅い時間に、女性の一人歩きなんて可愛そう・・・、。もしかしたら、私と同じように、彼氏と喧嘩でもして、車から放り出されたのかも・・・・・・)

思わず私は、乗せて行ってあげようか、と、スピードを緩めてみたのですが、でも、思い止まりました。

 こんな時間に、一人で歩いてるなんて、もしも、おかしな人だったら、女性と言えども、危ないと思ったからです。

追い越しざま、バックミラーで、その女性の顔を見ると、哀しそうにうつむいて歩いていました。

(ご免なさい・・・・・・)心の中でそう呟いて、私は、その女性を追い越しました。

 気を取り直して、暫く走っていると、やがて、ちらほら、街の明かりが見え出しました。

この先を、左に折れると、街中へ出られます。

ホッとして、私は左にカーブを切ろうとしたその時、人の気配がして思わず急ブレーキを掛けたのです。

危うくひく所でした。

『危ないでしょう!』

そう怒鳴りつけ、にらみつけた私は、全身が、硬直しました。

今ひきそうになったのは、紛れも無く、先程追い越した、アノ彼女だったのです。
そう・・・、赤いショルダーバックを下げて、うつむいて歩いていた・・・・・・。


2002年05月30日(木)
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■ 【短編ファンタジー】ピディーがくれた夢 (最終回)


 
          『ピディーがくれた夢』 (最終回)

 
「す・・・すごい! 飛んでる・・・、飛んでるわ!」

 メグは、まだ信じられないようすです。

月や星たちが、輝(かがや)いて、二人のゆくえを照(て)らしてくれます。

「わぁ〜っ、きれい!」

メグが大きな歓声(かんせい)をあげます。 


「よーしメグよ! どこへ行きたい? メグの好きなところへ連れて行ってあげるよ」

「・・・・・・えーとねぇ、まずは、メグのお家(うち)。それから遊園地にも行ったことないしぃ・・・・・・、あっ! それからテツロウにもあいたいなぁ〜」

メグは、よくばって、たくさんおねだりをします。

「かしこまりました。ボクのかわいいお姫様(ひめさま)、すべての願いをかなえましょう!」

そう言うと、ピディーは一気にスピードをあげました。

        


 メグたちが、最初に着(つ)いたのは、1年半ぶりに見る、メグの家でした。

窓(まど)には、あたたかな灯(あか)りがともり、まどべに近づくと、病院で眠(ねむ)っているはずのお母さんが、楽しそうに、鼻歌(はなうた)を歌いながら、たくさんの料理やケーキをテーブルに運んでいます。

 テーブルには何と、メグも、お父さんも、3年前になくなったはずの、おばあちゃんもいるのです。

メグの10才の、お誕生日(たんじょうび)祝(いわ)いです。

たくさんのプレゼントをもらって、うれしそうなメグ。

お父さんも、お母さんも、おばあちゃんも、そして、メグも、みんな、みんな、幸(しあわ)せそうな笑顔です。

 次(つぎ)に、遊園地に着(つ)いたメグたちは、メリーゴーランドに乗りました。

きれいな音楽がながれ、夢(ゆめ)のような飾(かざ)り付けをした馬車に乗り、おとぎの国へと出発(しゅっぱつ)です。

「メグ! いよいよつぎは、ジェットコースターだぞ!」

 ピディーのさそいに、メグは、イヤイヤをしながら、後ずさり・・・・・・。

「だいじょうぶだよ。ホラ、勇気(ゆうき)を出して、乗ってごらん、スリルまんてんで、楽しいぞぉ〜」

 メグは、こわごわ、ジェットコースターに乗りこみました。

もちろん、初めての経験(けいけん)です。

 コースターは、ゆっくりと、無気味な音をきしませて、どんどん高く上がって行きます。

「ピディー、ど、ど、どうしよう・・・・・・私、ドキドキだわ」

メグのからだは、カチコチに、かたまっています。

さぁ、いよいよ、落下(らっか)のしゅんかんです。

ビューン!

「ギヤ〜〜〜〜〜〜ッ!」

「わおーっ!」

 メグと、ピディ―はおおはしゃぎ。

だぁれもいない遊園地に、二人のひめいだけがこだまします。

空の上では、お月様が笑っています。

ふらつく足どりで、ジェットコースターからおりたメグは、

「ぜーんぜん、こわくなんかなかったわ!」

 と、なみだをうかべて、まけおしみ。


 そして、いよいよ最後(さいご)に、メグとピディーは、テツロウの家につきました。

テツロウは、メグのおさななじみで、赤ちゃんのころから、兄弟のようにそだった、大親友(だいしんゆう)。

チョクチョク、ケンカもしたけれど、2人は大の仲良しでした。

2階の物干(ものほ)し台(だい)から、子供部屋をのぞいてみると、テツロウは、ベッドでスヤスヤねむっています。

「テツロウったら、あいかわらず、ねぞうが悪いんだから・・・・・・。ねっ? ピディー。おへそがまるだし・・・ウフフ」

 メグがピディーをふりかえって、笑います。

「ん・・・・・・?」

 ピディーが何かをみつけると、ニヤニヤしながら、そっと、メグに、魔法(まほう)の双眼鏡(そうがんきょう)をわたします。

「ホラホラ、みてごらん? メグ。机(つくえ)の上」

 メグが、双眼鏡でのぞいて見ると、机の上には、へたくそな文字で書かれた、メグにあてた手紙がおいてありました。

「ん・・・? ナニナニ・・・・・・?」

         

メグへ―

 このまえは、イジワルをしてごめんね?

 だって、メグったら、ボクがせっかく、おみまいに行ったのに、となりの病室の、フミヤくんとばっかり、話してるんだも〜ん。


メグ、はやく、かえってきてよ。 さみしいよ・・・・・・。

 ほんとうは、メグのこと、だいすきなんだ。

 だから、すぐに病気をなおせ!

そして、また、いっしょにあそぼ。


           テツロウより―



 メグとピディーは、顔を見合わせて、「クスリ」と笑ってしまいました。

(ありがとう・・・テツロウ・・・・・・)

メグはそっと、つぶやきました。



「メグ、そろそろ行くか・・・・・・」

ピディーがそういうと、メグはにっこり笑って、力強くうなずきました。

そして二人はまた、夜空に向かって飛び立ちました。

「ピディー、ステキな夢をありがとう」

 メグは、力いっぱいピディーに抱きつくと、ピディーのホッペにキスをしました。

        


 その日の夜中、ふとけはいを感じ、お母さんは、不安なきもちでめざめました。

そしてお母さんは、おもいきり、メグの手をにぎりしめました。

「メグ? メグ!」

 お母さんがいくら名前をよんでも、メグからのへんじがありません。

 メグのこきゅうはあらく、とても苦しそうです。

お母さんは、ひめいをあげながら、先生を呼(よ)びに行きました。

すぐに先生と木崎さんがとんで来て、メグに吸入器(きゅうにゅうき)を取り付けます。

病室には、あわただしい空気がかけぬけます。

「メグ! 死ぬなよ。しっかりするんだ!」

知らせを聞いて、かけつけたお父さんも、ひっしにメグの名前をよびます。



心電図(しんでんず)のモニターが、弱弱しく、メグの命の時をきざみます。

しかし、そのこどうは、だんだんと、弱くなっていき、やがて、しずかに止まってしまったのです。

みんなが、メグの名前をさけびます。

けれどももう・・・、メグからの返事は、二度と、かえってはきませんでした。

病室に、みんなの泣き声がひびきます。

お父さんも、お母さんも、木崎さんも、先生も、みんなみんな、泣いています。

「メグちゃん・・・、やっと楽になれたんだね・・・・・・?」

木崎さんのやさしい手で、メグの口元から、そっと、吸入器(きゅうにゅうき)がはずされました。

「あっ、メグちゃんが笑ってる・・・・・・」

ふと、木崎さんが、つぶやきました。

「本当だわ・・・、メグがほほ笑んでる」

お母さんもつぶやきます。

 昨夜(さくや)、メグが大好きなピディーと、あんなにも、楽しい旅をしていた事を、誰も知るはずはありません。

「雪だ・・・・・・」

お父さんが、窓の外に、目をやりました。

お父さんの声につられて、みんなも窓のほうに顔をむけました。

窓の外では、メグの死(し)をかなしむかのように、ちらほらと、雪がまいおちています。 

次のしゅんかん、そこには虹色の光がさし込み、天国へとつづく階段が現れたのです。

そしてみんなは、はっきりと、見たのです。

その階段を、幸せそうに、ほほ笑みながら、メグがゆっくりと、ゆっくりと一歩ずつ、昇って行くすがたを。

やがてメグは、あたたかな神様のりょううでに、しっかりと抱きしめられたのでした。





 まくらもとのピディーの目から、一粒の涙が落ちたのを、だれもきづきません。

 そして、ピディーの帽子には、メグが作ったブローチが、いつまでもキラキラとゆれていました。

          

             (おわり)


 如何でしたか? ピディーがくれた夢・・・・・・。
この作品は、私にとっては、最も大切な、我が子のような作品です。(*^_^*)

 何時か、もっと、もっと、この物語を膨らませて、もっと良いお話に完成したなら、どこかの応募に出して見たいのです。それが私の、『元気なうちにやり遂げたい』、一番の夢でもあるのです。
 どうか、皆様が審査員になったつもりで、是非、一言でも良いですので、ご意見、ご感想を下さい。よろしくお願いします。m(._.)m ペコッ。

 BBSコーナーも、ありますので・・・・・・。


2002年05月29日(水)
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■ 【短編ファンタジー】ピディーがくれた夢 (��)


 
 さっき目覚て、歯も磨かぬうち、エンピツのランキング見たら、私の目標の50票、丁度、達成してました〜〜。
 
   (..)(^^)(^。^)(*^o^)(^O^)ウレシーーーー!!!

 最近、自分では、投票を押さぬよう、心がけてます(笑)
 前は、日に一度、必ず1票入れてたんですけどね・・・・・・(^^;

 ともかく、目標の『月に50票』は、どうやら、達成できました。

   ありがとう

 サテ・・・、本日も昨日に引き続き、ピディーがくれた夢をご紹介です。


         『 ピディーがくれた夢 』 (�掘�


 お昼の食事がすむと、お母さんに手伝ってもらいながら、メグはさっそく、ブローチ作りにとりかかります。

メグのベッドは、(メグ工房(こうぼう))に早がわり。

 先ずは、チョット厚(あつ)めの、はっぽうスチロールのトレイを、きれいなハート型に切りぬいて、両面に、金色のクレヨンで、色をぬります。

次に、瞬間(しゅんかん)接着剤(せっちゃくざい)で、そのうらがわに安全ピンを、とり付けます。

ハート型の表には、ボンドを、少しあつめにぬりつけ、そこに、まつぼっくりや、ドングリや、色とりどりのビーズなどをうめこみます。

ここが、センスの見せどころ。

「メグ、大丈夫? つかれない?」

 お母さんが、しんぱいするのですが、

「ぜーんぜん! 元気、元気ぃ〜」

 メグは、おおはりきり。

 お父さんは、つきそいようのソファーで、コックリコックリ、居眠(いねむ)りをはじめました。

 メグたちは、それを横目で見ると、

「プププッ!」

 と、笑いあいました。

 さあ、じゅんびはオーケイ。あとは、ブローチがかわくのを、じっと待つだけです。

 ブローチをかわかしてる間、メグは、ピディーといっしょに横になって、お母さんに、本を読んでもらいました。

 やがて、3個の、ステキなブローチは、みごとに完成(かんせい)したのです。

「うわ〜。キレイにできたね?」

 メグはまんぞくそうに、目をかがやかせました。

「はい、これはお母さんに・・・」

 お母さんは、ブローチを受け取ると、ちょっぴり涙(なみだ)ぐみながら、

「あ・り・が・と・う・・・・・・、メグはブローチ作りの天才ね」

 そう言って、メグを抱(だ)きしめました。

「これは、キィーねぇちゃんのぶん」

 メグは、木崎さんにわたすブローチを、きれいなチョコレートの箱に、しまいました。

「はい、ピディー、おまちどうさま」

 メグは、さいごのブローチを、さっそく、ピディーの帽子(ぼうし)につけてみました。

「うん、うん! なかなかにあうじゃない? ピディーがいつもよりも、ずっとハンサムになったわ。やっぱり、私はブローチ作りの、大天才だ!」

 メグがとくい顔でそういうと、

「自分で言うかぁ?」

と、お母さんが大笑いをしました。

 それにつられて、メグも思わず、ふき出しました。

 メグたちの笑い声で、お父さんがビックリしたように、目を覚まし、ソファーの角(かど)に、頭をぶつけてしまいました。「イテテ・・・・・・」

そのすがたが又おかしくて、メグはおなかを抱えて笑いころげます。

メグの病室は、ゆかいな笑いのうずにつつまれました。


あの日いらいメグは、体調(たいちょう)の良い日をえらんでは、お母さんといっしょに、ブローチ作りにせいを出しました。

 メグが一つ一つ、ていねいに作ったブローチは、全部で15個にもなりました。 

「キィーねえちゃん。これ・・・入院しているお友だちのみんなに、一つずつあげてほしいの。男の子には、その子のお母さんに、ってね?」

 メグのそんな言葉に、木崎さんは、むねをつまらせてしまいました。

「ありがとう・・・メグちゃん・・・、メグちゃんやさしいね・・・・・・。みんなきっと、ものすごくよろこぶわよ・・・・・・」

 そういいながら、木崎さんは、メグの両手をそっと、自分のほほに当てました。

それらのブローチは、メグの希望どおり、『チャイルドホスピス』に入院しているお友達や、その子供たちのお母さんに、一つずつ、木崎さんの手から、くばられたのでした。

少しでも、お友達が元気になれるように・・・・・・、という、メグの願いがこめられた、心のこもったブローチです。


 やがて、短かった秋が終わり、だぁれも知らないうちに、そっとバトンがわたされ、きせつは冬になりました。

このころになると、メグのようだいが、日に日に、悪くなって行ったのです。

高い熱が、なんにちもつづき、からだがだるくて、ベッドからおきあがることさえ、出来ない日々が、だんだんと、ふえていきました。

もうメグには、だいすきなブローチを作る元気さえも、なくなっていました。 

 このごろのメグは、一日中、ベッドの中だけですごす事が多くなりました。   

お父さんもお母さんも、そんなメグを付きっきりで、はげまします。

でも、もう、メグにはご飯を食べる元気も、なくなりはじめていました。

お母さんが、メグの大好きなリンゴをすって食べさせてくれても、すぐに吐(は)いてしまいます。

メグは、たべものを飲みこむ力も、おとろえてきたのです。

「くるしいね? つらいね? あぁ・・・かわいそうに・・・・・・」

 お母さんは、そっとメグをだきよせ、背中や、頭をさすります。

そんなメグが、あまりにもかわいそうで、お母さんは、メグに気付かれないように、お皿を洗いながら、声をころして泣きました。
―その日の夜のことです―

 メグは、すぐとなりの、つきそいようのベッドで、軽(かる)いねいきを立てているお母さんをおこさないように、小さな声でピディーに話かけました。

「ピディー、メグ、ちっともねむくないの・・・。少しだけ、おはなししましょう?」

 ピディーにつけられた、ブローチを見ると、メグはきゅうに、かなしくなりました。

「とっても似合うよ、ピディー・・・・・・」

 メグはピディーに、そっと、ほおずりをします。

「ピディー? きっともうすぐ、メグは、死んじゃうんだね・・・・・・」

 みるみる、メグのひとみには、なみだの泉ができました。

「ピディー、人は、死(し)んでしまうと、どこに行くの? ねぇ・・・、教えて? ピディー。死んだら、どうなるの? メグ、死(し)ぬのなんか、ちっともこわくなんかないよ? ヘイッチャラ。ほんとだよ?・・・・・・なぁーんてね・・・・・・、ウフフ・・・うっそ・・・・・・。そんなの、大うそだよ〜だ! やっぱり、メグ、死(し)ぬのものすごくこわいよ! 死(し)にたくなんてないよ・・・・・・、 メグ、もう一回、元気になって、ピディーとまた、あそびたいよ・・・・・・。ずっと、ずっと、ピディーといっしょにいたいよ・・・・・・」

 とうとう、メグのひとみからなみだの泉(いずみ)があふれだし、ピディーの顔をぬらします。

 すると、どうでしょう・・・・・・。


「メグ? 泣かないで? メグは強い子じゃないか・・・・・・」


 なんと、声が聞こえて来るではありませんか。

 メグはびっくりして、となりのお母さんをのぞきこみます。

でも、お母さんは、小さくね息を立てたまま、スヤスヤと眠っています。

「まさか・・・、ピディー、あなたなの? あなたが話したのね?」

「そうだよ、メグ・・・ボクたち、親友だろ? いっしょにあそぼう?」

「でも・・・・・・もうメグは、動くことも食べることも出来なくなってしまったわ・・・・・・」

「だめだよ、そんな弱気(よわき)になっちゃ・・・、メグ、がんばるんだ! がんばって、もういちど元気になるんだ!」

 ピディーは、かなしそうに、首をかしげます。

「メグのブローチを、待ってる子供が、ほかにもいっぱいいるよ? ぼくもてつだうから、明日からまた、いっしょに作ろうよ。ねっ?」

 ピディーは、メグの顔を、のぞきこんで、ニッコリほほえみかけます。

 メグも、かぼそく、笑います。

「じゃぁ・・・、がんばるってやくそくするから・・・、明日から、又、ブローチたくさん作るから・・・・・・、一つだけ、メグのお願いを、かなえてほしいの・・・・・・」

 ピディーは、力強く(ちからづよく)うなずくと、

「わかったよ、メグ・・・・・、何でもかなえてあげるよ? さぁ、いってごらん」 

 と、耳をすませました。

メグは、ピディーの耳元にくちびるをよせると、はずかしそうに、そっとおねがいをしてみました。

「メグね、一度だけ、お空を飛んで見たいの・・・・・・。でも・・・、そんな事ムリだよね・・・・・・」

 ピディーは、笑いながらうなずくと、指でオーケイマークを作ります。

「ダイジョウブ。そんな事なんて、おやすいごようさ!」

そう言って、ピディーは、まくらもとから、べットの下に飛び下りました。

すると、ピディーのからだが、見る見る大きくなったのです。

メグは、目をパチクリさせると、おもいきり、自分のホッペをつねってみました。

「痛たたたっ! 夢じゃないのね?」

「あはははは・・・・・・」

 ピディーが、声をあげて笑いました。メグがあわてて、ピディーの口をふさぎます。

「シーッ! だめよ、ピディー、お母さんが起きちゃうじゃない!」

 メグはドキドキです。

「さぁメグ、僕にしっかり、おぶさるんだ」

ピディーは、メグの手をとると、そういいました。

すると、フシギな事に、さっきまでは、あんなに、だるかったメグの体は、スッと軽くなり、自由に動く事が出来るのでした。

メグが、ピディーの背中(せなか)にしっかりとつかまると、ピディーはパラシュートを広げ、病室の窓から夜空に向かって飛び立ちました。



                    ―次回に続く―


                     





2002年05月28日(火)
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■ 【短編ファンタジー】ピディーがくれた夢 (�供�


 おはようございま〜す。
この所、エンピツの(日記を書かせていただいているサイト)ランキングが、少しずつ 少しず〜つ 上がっている事が、とても嬉しいのです。
皆様のご支援に深く感謝いたします。


 
      が・・・・・・!

 実は・・・・・・この『ピディーがくれた・・・・』を、載せ終えたら、私のストックしている作品は、もう、ございません・・・・・・。
 後は、日記になって行くと思います。(^^;
 ですので、もしも、未だ読んでない物がありましたら、日付を、繰り下がり、拾い読みしていただきたいと、願っておりますです・・・・ハイ

 
  それでは、昨日に引き続き、ピディーがくれた夢 をお送りいたします。




       『ピディーがくれた夢 (�供�


体温計を自分で見ると、メグは、とくい顔でいいました。

「ほーら! キィーねえちゃん、オネツぜんぜんないよ?」

木崎さんは、本当かなぁ? といいながら、体温計をうけとります。

「あらら? 本当だ。やったね、メグちゃん。それじゃ、朝ごはんがすんだら、いっしょにお出かけしましょうね?」

 木崎さんが、笑顔で病室から出ていくと、メグはさっそく、まくらもとのピディーにほうこくをします。

「ねぇ、ピディー、聞いたでしょう? お外に出られるんですってよ」 

メグは思いっきり、ピディーを抱きしめました。

ピディーはメグの大親友です。

メグが最初に入院をした時に、さみしくないようにと、お母さんが作ってくれた、『ピエロ』のお人形です。

無菌(むきん)カバー(外からのばい菌からまもるため、病気の重い時に、ベッドにかけられるカバーのこと)の中に入れられてしまったメグが、寝(ね)ながらでも見れるようにと、お母さんは工夫(くふう)をこらしてくれました。

ピエロの人形に、大きなパラシュートをつけて、てんじょうから、メグの目の高さにつるしてくれたのです。

でも、メグは、すっかりその人形が気に入ってしまって、無菌カバーがはずされると、先生のおゆるしをうけて、まくらもとに置かせてもらうようにしました。

メグはその人形に《ピディー》と言う名をつけ、それからというものは、いつもピディーといっしょです。

うれしい時も、さびしい時も、楽しい時も、つらい時も、かたときも、はなしたことはありません。
     

 
朝食がすむと、木崎さんが車いすにメグを乗せて、お庭に出してくれました。  

もちろんピディーも、メグのひざの上に、チョコリと乗せられてます。

 ここちよい、秋風が、メグのホッペをくすぐります。

「ワーッ、気持ちがいい!」

 メグは、目を閉じると、秋の匂(にお)いのするしんせんな空気を、胸(むね)いっぱいにすいこみました。

「お外に出たのは、何日ぶりかなぁ、ねぇ、ピディー、あなたおぼえてる? もう、あまりにも前すぎて、メグ、忘れちゃったくらいだわ・・・・・・」

 おもわずこぼれた、メグのグチに、木崎さんは、クスリとわらいます。

「だけど、本当にメグちゃんとピディーは、仲良しなのねー。なんだか、とってもうらやましいなぁ〜」

 そう、ほほ笑みながら、木崎さんは、ゆっくりと、ゆっくりと、車椅子を押します。

「まぁ、小さなまつぼっくり。あっ! あっちにはドングリもある!」

 見ると、お庭には、たくさんの、小さな木の実が落ちていました。

「かわいいなぁー」

 メグは、おおはしゃぎ。

「よーし、おねちやんが、今ひろってくるから、ここでいい子に待っててね?」

そういうと、木崎さんはメグのために、たくさんの木の実を集め始めました。

メグが持ってきた、バッグ代わりの小さな袋(ふくろ)が、またたく間に、木の実でいっぱいになりました。

「わぁ〜い、たくさん集まった。メグ、これで、ピディーのブローチ作るんだ」

「えっ? メグちゃんって、すごいのねぇ・・・、そんなものが作れるの?」

 ビックリ顔できく木崎さんに、

「うん! 前にお母さんといっしょに、何度か作ったんだぁ〜」

 メグが、なつかしむように、目をほそめて言いました。

「キィーね―ちゃんにも、作ってあげるね?」

 メグは、そう言うと、パチッ! と、ウインクをしてみせました。

「ほんとう? やくそくだよ? うれしいなぁ〜、おねえちゃんそのブローチ、宝物にしようっと・・・・・・」

 時間がくぎられた、たった20分ほどのおさんぽだけど、メグは楽しくて、うれしくて、しかたがありませんでした。

 メグが、病室にもどると、お父さんと、お母さんが、しびれを切らしたような顔をして、メグの帰りを待っていました。

「あっ! 来てくれてたんだぁ〜」

 二人を見ると、メグは、ますます、おおはしゃぎ。

「あっ、そうか・・・、今日は日曜日だもんね、それで、お父さんも、いっしょなのね?」

 メグは、とてもうれしくなって、車椅子から、お父さんのひざにすべりこむと、

「今日はね、朝からいいことばっかり。ねぇねぇ、ふたりとも、見て! 見て!」

メグは、袋(ふくろ)を開くと、たくさんの木の実を、二人にさし出しました。

「マァ、かわいい。どこに行ったのかと思ったら、良かったわね、メグ・・・・・・、お外に出られてたんだ」

 お母さんがそう言いながら、お父さんに、笑いかけます。

「ほう―、メグ、それはうれしいなぁー。それで、今日はとびきり元気なんだ」

 お父さんも、ニコニコです。

「うん、今からピディーと、キィーねえちゃんのために、ブローチを作るのよ? お母さんも手伝ってね?」

「あらら? それじゃお母さんのブローチはないのぉ? お母さんは手伝わされるだけぇ?・・・・・・」

 お母さんが口をへの字にまげて、しょげてしまいました。

 それを見て、お父さんと、木崎さんが思わずふきだしました。

 メグは、ペロリと、舌を出すと、

「ゴメン、ゴメン、もちろんお母さんにも作るにきまってるじゃない。わぁ〜、今日はいそがしくなるぞぉ〜。 オーケイ、オーケイ、ブローチ3人前ね! まかせてよっ!」

 メグは、うれしいひめいをあげました。

木崎さんは、そんなメグのすがたを見とどけると、

「じゃぁ、メグちゃん、ブローチ、楽しみにしてるからね」
ニッコリ笑って、病室を出て行きました。

―次回に続く―



※ さっき、これを編集していたら、物凄いカミナリが、鳴って来たので、慌ててPCを閉じました。
 だから、もう、読まれてしまった人は、『ありゃりゃりゃ?? これで終わりかい・・・・・・!』と、お思いになった事でしょう(^^;
 ご安心下さい。まだ、続きます。m(._.)m ペコッ

 なんせ、私は、大の雷嫌いでして・・・・・・(^^;

地震・雷・火事・オヤジ・・・の順に嫌いなのです。
もしも、PCが壊れデモしたら、貧乏で、もう、買えませんからね(^^;
そんな訳で、途中で登録を押してしまいました。ご免なさい。

 



2002年05月27日(月)
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■ 【短編ファンタジー】 ピディーがくれた夢 (�機�


 
  オハヨウございます。
  
 そろそろ・・・本当に、ストックしてある作品は、無くなってまいりました(:_;)

 そりゃぁ〜、ホボ毎日、日記の更新していれば、なくなるわなぁ・・・・・・。

 今、一つ手掛けている作品(エッセイ集)は、応募用なので、残念ながら、載せる事が出来ません・・・・・。m(_ _)mゴメン

 未発表に限る・・・・・・なので。(笑)

 
そこで・・・、今回ご紹介する作品は・・・・・・、


 私が、3年前に、子宮癌で入院して居た時、私が入院していた婦人科病棟と、小児科病棟は、同じ階の、隣同士にあり、そんな理由から、仲良しになった子供が居たり、その子供たちのお母さんとも、色々な悩みや、不安を語り合ったりしました。

しかし・・・、幾人かの子供は、白血病や、小児癌で、亡くなってしまったのです。

 そんな子供たちのために捧げたい・・・・・と、私が創った、処女作で、そして、チョッピリ哀しい物語です。
 ちょっと長いので、何部かに分けて、掲載いたします。
 是非 読んでください。


 
            『ピディーがくれた夢』


 ここ都会をはなれた郊外(こうがい)に、ひっそりと建てられた、『チャイルドホスピス』とよばれる、病院です。

 3階建ての、小さな病院は、たくさんの木立ちに周りをかこまれた、とても静かな場所にありました。

時折(ときおり)聞こえてくる小鳥たちのさえずりや、風のささやき、小川のせせらぎや、虫たちの合唱が、病気におかされた、いたいけな子供たちの心を、やさしくいやしてくれるのです。

 秋がおとずれて、枝からはなれた、色とりどりの木の葉たちが、いつしか音もなくふりつもり、おだやかな朝日にてらされています。

それが、まるでジュウタンを敷(し)きつめたように、色あざやかな、美しいもようを描(えが)いているのです。

その病院の一室に、小山めぐみという、一人の少女が入院していました。

          

 (�機法    �

 3階のすみの病室に、軽やかなノックの音がひびきます。

「おはよう! メグちゃん。お熱を計りましょうね?」

カーテンがひかれ、飛び込んできた木(こ)漏(も)れ日(び)に、まぶしそうに目を覚ましたメグの耳元に、大好きな看護婦(かんごふ)の木崎(きざき)さんが、やさしく声をかけました。

「おはよう、キィーねえちゃん」

 ネボケまなこのメグは、体温計をうけとると、それをワキのしたに入れて、窓のほうに顔をむけました。

 窓の外では、木立が風にゆれ、スズメ達がさえずりながら、楽しそうに、おにごっこをしています。

「あーぁ、メグもお外に出たいなぁ〜」

メグはため息まじりに言いました。

木崎さんは、そんなメグに、ニッコリほほ笑むと、

「じつはメグちゃんに、ビッグニュースがあるんだ。今朝ね、先生から、『メグちゃんは、とってもおりこうさんだから、もしもお熱がさがっていたら、少しだけお外に出てもいいよ』って、おゆるしがあったんだけどなぁ〜」

と、すこしいたずらっぽくいいました。

「キャーッ! 本当? ヤッタね、ピディー」

メグは大はしゃぎで、まくらもとのピディーをだきよせました。

「コラコラ、まだ、よろこぶのは早いぞぉ〜。もしも、お熱が無かったら・・・だからね?」

 メグは、首をすくめると、ペロリと、舌を出しました。



 

―メグはまだ、やっと9才をすぎたばかりなのに、『白血病』という、とてもおそろしい病気なのです。

7才のおわりに発病してから、今までずっと、都内の大学病院に入院していたのですが、お父さんと、お母さんの希望で、一月(ひとつき)前にこの病院にうつってきたのです。

『チャイルドホスピス』と言う所は、病気が進んでしまって、もう、どうしてもなおすことが出来なくなってしまった、かわいそうな子供達のために建てられた、それは、それは、とてもかなしい病院なのです。

できるかぎりに、病気のくるしみや、痛みをおさえてくれて、心に安らぎをあたえてくれるばしょ。

そして、そんな子供達が、神様にいだかれるその日がくるまで、夢ときぼうをすてないで、せいいっぱい、少しでもながく、楽しく生きられるように・・・・・・という、いのりがこめられた、病院なのです。

メグの幼い命の炎が、もうすぐ消えてしまう・・・・・・。そう、大学病院の先生から聞かされた時、お父さんもお母さんも、大変、なげき悲しみました。

「自分たちの命とひきかえにしても、メグの命だけは助けてください!」

お母さんたちは、お医者様にも、神様にも、毎日必死(ひっし)でお願いをしました。

でも、メグの病気は、いっこうによくはならず、とうとう主治医(しゅじい)の先生から、もっともざんこくな、命のせんこくを、つげられてしまったのです。

 それでも一年いじょうもの間、メグは大学病院で、とてもつらいちりょうを、ずっと、受けつづけて来ました。

大人でさえも、がまんが出来ないほどの、それは、痛くて、こわくて、つらいものでした。

―いつかきっと、元気になれる―

そう信じて、がんばりつづけるメグのすがたを、お父さんもお母さんも、もう、かわいそうで、これいじょうは、見てはいられなくなったのです。

 もしも、命をたすけてあげられないのならば、せめて、安らかに、何の苦しみもなく、神様のところに行かせてやりたい・・・・・・。

 そう願った両親(りょうしん)たちは、こわい検査(けんさ)も、つらいちりょうもしない、『チャイルドホスピス』を、かなしいけれども、えらんだのでした―


                      ― 続く―
 



2002年05月26日(日)
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■ 【お笑いエッセイ】排卵日の(謎) 私の赤っ恥 


  
 オハヨウございます。と、言っても、もう、11時か・・・・・・(-。-) ボソッ

 ヽ(^○^)ノファーーァ! まだまだ 眠いくらい。

 
 夜一本になってから、約半月・・・・・・。
 もう、完璧な 明け方人間に 戻ってしまった。
 あぁ〜 半月前までの健全な生活が 愛しいよ〜〜 (・・,)グスン

 なぁ〜〜んて(爆) 元々深夜族の私にとっては 今が健全なのかも・・・?


 サテと・・・・昨日の作品、自分で読み返して見て、なんて、文章が硬いのか・・・、と思いました。``r(^^;)ポリポリ``r(^^;)ポリポリ
 でも、初心者 (今でも、だけど) 特有の 初々しさが、何とも、懐かしい・・・・・・。(^^;;;


 ネタ不足のため (ーー;) 今日は、皆様に、私の赤面体験を、お話いたします。

 

 むかぁ〜〜〜〜し  むかぁ〜〜〜し  のお話ですが・・・

 私が、未だ子持ちでない頃・・・・・・そう、アレは、たしか、10年前くらいかしら・・・・?

 
(んな訳、ねぇ〜〜〜〜だろ〜〜がよ!!)

 
 今からさかのぼる事、23年前、(当時 24歳の、乙女ナリ(#^_^#))


 結婚は、仲間内《仲良し4人組》の中でも、誰よりもトップだった私なのに、《21歳で、結婚したので》 皆も、私にツラレテ、追い越せ・引き抜けで、バタバタと片付き、やがて、私を差し置いて、一人・二人と、ハラボテ(オメデタとも言う・・・)になって行くわけですなぁ・・・・・。

 残されたのは、私とB子のみ。


 ヤル事は、ヤッテル 《 (/。\)イヤン!ハズカシイ 》ニモ、カカワラズ、出来ないのは(・・?)ナゼ? 

 B子が先か、私が先か・・・と、戦々恐々としていた あの頃の事・・・・・・

 仲良し4人組が久々に、私の家へと集合した―


 
 いかにも満足げな、『ハラボテ』のA子と、C子が、自分達のお腹の出っ張り具合を、お互いに自慢し合っている中、私とB子は、取り残されたような惨めな気分・・・・・・。

 そこで、「ネェ・・・、どうしたら、妊娠するんかなぁ・・・・・・。秘訣は?」
と、私のボヤキを皮切りに、妊婦セミナーが、始まったわけです。(笑)


 (A子)   アナタたち・・・基礎体温計ってる?


 (私・B子) 《異口同音に》    いんや・・・


 (C子)   そういう事から、きちっとしないと、本当に欲しい時には、出来ないもんなのよ。ネッ! (と、お腹の子に向かって、何故かウインク)


 (B子)   欲しくない時は、直ぐ、デキルクセニねぇ〜〜


  (私)     んだんだ・・・


  (私・B子)  (!!!?) (^^;


  (A子)  後は、ちゃんと自分の排卵日を、把握する事ね。


  (私)   入らん日? 
  



  (A子)  そうそう! 月に一回、必ず有るでしょう? 排卵の日が。


  (私)   え〜〜っ!? 無かったよ・・・ 入らんの日なんて・・・・・・、 そりゃぁ〜、偶には、嫌な時も有るけど・・・・・・、その時だって、ちゃんと、入ったもん・・・・・・。決して、閉じちゃったりは、しなかったわよ?



  (A子・B子・C子)  ( ̄□ ̄;)!!


  (C子)  あ・・・アンタ、・・・・・・(^^; 何いってんのよ・・・・・・、(^^; 入らない日、じゃ無くて、排卵日ってぇ〜〜〜〜のが、誰にでもアルノ! バカカ・・・・・・!


  (A子)  アンタ、24にもなって、ま・・・、まさか、そんな事も知らないの!?



 ・・・・・・ってなわけで・・・、無知と言うか・・・、カマトトと言うか・・・・・・

私は排卵日を、入らない日・・・つまり、その・・・、穴が閉じてしまう日があるものだとばかり、思ってしまった訳でして・・・・・・アハハ・・・・・・ハ・・・

 何とも、情けないこの話は、後の、数年間に渡り、私たちが再開する度に、飲みネタにされる訳です・・・・・・ハイ・・・。

 しかも、この話には、後談が有りまして・・・・・・。


 その後、基礎体温計で、きちっと体温を計る・・・と、硬く誓い合ったB子と、私は、婦人体温計、なる物を買い込み、毎朝、せっせと、グラフ作り・・・。
B子と会う度、お互いにチェック!

 んが・・・、しかし、私の体温が、異常に高い。 そして、その訳は、又々、私のバカさ加減を、露呈する事と相成ったわけでして・・・・・・(;>_<;)ビェェン

  何と・・・、私は・・・、アソコで、体温を測っていたわけなんです・・・・・・(^^;

だって・・・、あんな形をしてるしぃ〜・・ 婦人・・・何て付くから・・・、てっきり、アソコで計るものだとばかり・・・・・・・( ..)ヾ ポリポリ

 ともかく・・・、若い頃の私は、世間知らずの、とんだアホ!!


 でも、その後、基礎体温のお陰で、数年後に無事(?)出産。

 今や、その息子も成人式を迎え、仲良し4人組は、日本のあちらこちらにバラマカレ、逢う事もままならないこの頃ですが・・・、あの頃の事をしみじみ懐かしむ、そんな年代になりました。(*^_^*) 


2002年05月24日(金)
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■ 【エッセイ】病気を治す為だけが、病院じゃない 


これは、文章を書き始めて、一番最初に書いた、エッセイです。
余りの文章の酷さに、赤面ですが、あえて、添削なしで載せてみます。(爆)


          『病気を治すためだけが病院ではない』


 私は昨年『子宮癌』の為、或る大学病院に半年ほどの間、お世話になっておりました。(なんか変だな・・・・・・)身体の異変に気付いた時、(幸か不幸か)その大学病院の《産婦人科の先生》には、昨年3月まで、私が経営していた店(飲食店)の常連客が数人いた為、中でも、特に親しかった一人の先生に、恥を偲んで相談してみたのです。 

 早速、その先生は、産婦人科の教授に、紹介状を書いてくださり、さほど待たずして、私は診察を受ける事ができたのです。
案の定、予感が的中して、『子宮癌』の(ステージ1)との事でした。
最初に、《円錐切除術》という、検査と治療を兼ねた手術を受け、切り取った組織を病理検査に廻すとの事でした。
先生も、私も、『癌』が初期であった為、その簡単な手術で、完治すると思っていたのです。ところが、病理検査の結果、思いの外『癌』は大きかったらしく、一度は退院したものの、一月先には、子宮の全摘手術《広範囲摘出手術》をしなければならないとの事でした。
その手術は、子宮はもちろんの事、両側の卵巣、そしてリンパ節も、全て切除する―。
という手術だそうで、通常5時間〜7時間ぐらいの手術時間を要する。と言う事でした。 

 先生が、『友人』と言う事も有り、私は手術前、現在の本当の病状やら、術後の治療法やら、術後の体の変化、今後起こるべく後遺症等、一言たりとも聞き逃すまいと、必死に先生の説明を聞きました。そして、納得のいくまで答えを求め、先生を、質問攻めに遭わせました。
 それでも、疑り深い私は、主人と子供を呼び寄せ、いつに無く真剣に、「もしも開いて見て、手遅れの場合は、必ず家族が呼ばれて、このまま手術を続行するか、中断するかを聞かれるから、その場合、絶対に『中断してください』って言ってね。間違っても、『手術を続けてください』なんて言わないでよ!」と、強く言い含めたのです。
 そんな事があって、私はまもなく手術室に入りました。
夫と息子と私の友人(病院の職員)は、病院の地下に有る『喫茶室』で、これから、手術が終わるまでの長い時間を、どう過ごそうかと、相談していたらしいのですが、丁度私が手術室に入って一時間ほど経過した頃だそうですが、突然の『〇〇××様のご家族の方、至急病棟、ナースステーションまでお越しください―』と言う放送が有り、主人も息子も友人も、「ウッソ―・・・・・・!』と顔を見合わせ、コーヒーも手つかずのまま慌ててナースステーションまで戻ったそうです。
三人とも、確実に、例の最悪の決断を迫られるものだと思ったそうです。
ところが、ナースステーションに行ってみると、何としたことか、「申し訳ありませんが、いちばん肝心な手術の承諾書が提出されていませんので、先生がメスを握れず、困っているのですが・・・・・・」と言われ、主人達は、全身の力が一気に抜け、主人に至っては、ペンを持つ手がワナワナ震え、字も満足に書けなかったとの事でした。 

 このように、笑い話のように始まった、私の入院生活ですが、思いの外、順調に手術は終わったものの、この先の、抗がん剤治療、その他諸々な、術後の機能訓練等を考えると、これからの長い入院生活が、不安でなりませんでした。しかも、『癌』を宣告された人間は、少なからずとも、疑り深くなっているので、特に、医師の発する言葉には、とても敏感で、いろいろと勘繰るものです。例えば先生方によって意見が食い違っていたり、こちらの質問に対して曖昧な返事が帰ってきたりすると、患者はとても悩むのです。私の場合『癌』が割と初期だった為、比較的、先生方の言う事が素直に聴けたのですが、それはやはり、先生方に、友人、もしくは知人が居たからこそ、こちらとしても、言葉を交わし易かったせいだと思います。私よりも、もっと状態の悪い人や、症状の重い人達は、何度も繰り返される治療や延命よりも、むしろ、セラピストのような人の存在が必要なのではないかと感じたのです。 

 大学病院は『癌』に限らず、重い病気を抱えた人が殆どです。もちろん病気を直すことは先決ですが『心のケア』が、もっともっと必要なのではないでしょうか。患者というものは常に、沢山の疑問や不満を抱えて居ると思います。先生方が考えてる以上に、医師や看護婦との会話を持ちたがっています。けれども、遠慮するのです。偶さか僅かな時間が取れて、話が出来たとしても、医師や看護婦達は(人によって、違いもありますが)事務的で、会話をしていても、なにか、人間同士という感じがしないのです。
 やたらな事が言えないと言う気持ちは判るのですが、やはり患者にも選択の余地や、質問をし、そして、それに対する、納得のいく答えを聞く権利を与えてほしいと思います。愚痴を聞いてもらえるだけでも、患者は元気になったり、頑張る気になったり、入院生活がさほど苦痛ではなくなったりするものなのです。
私などは、もしも病気が再発したら、正直に言って『ホスピス』で自分の最後を送りたいと思っています。私は身内の殆どを、同じ病気で亡くしています。ですから私は、命の長さよりも、むしろ、短くても自分なりに充実し、納得のできる生き方をしたいし、又、死に方を選びたい―。そう願っています。
そして、他の患者さんの中にも、こういう意見の人達が、数多く居るように思うのです。
 どちらにしても、手術も、治療も、恐怖と辛さを伴うものです。もちろん自分の命に対する想い入れも個々に有るでしょう。各病棟に、2〜3人のセラピスト、ないしカウンセラーが、絶対に必要なのではないかと思います。
突然話が変わって申し訳ありませんが、私は、食べ物の好き嫌いもあり、『大部屋』だと、お見舞いの差し入れや、菓子類等、親切に分けてくれる方がいるのですが、それが正直言って、とても有り難迷惑な事でした。食べたくないものをいただいたり、又、好きで食べたくても、治療や他の理由から食べられなかったりで、捨てるわけにもいかず、処分に苦労しました。そんな理由から、後半私は個室にいたのですが、友人の先生が、暇を見ては、立寄ってくださったり、消灯過ぎまで雑談に耽ったりと、恵まれた時間が持てたからこそ、辛い入院生活も我慢が出来たのだと思います。
 難しい病気を治す事で手柄を立てたい気持ちもわかりますが、『患者も生身の人間なんだ』ということを、もっとご理解いただきたいと思います。入院生活の中で、患者が娯楽や趣味を求めることは不可能かもしれませんが、長い間入院している患者は、とても退屈で、やりきれない気持ちでいることは確かです。朝から晩まで同じことの繰り返しなのです。同じ時間に起きて、同じ景色を見て、美味しくもない(失礼)食事を食べて、辛い治療をして、そして眠るだけなのです。医師や看護婦は、仕事が終われば帰ることができます。ストレスを発散させる事もできるでしょう。しかし患者に取って、病院は家なのです。
だからこそ、もっと、居心地のよい場所であるべきなのではないでしょうか・・・・・・。
 楽しみが、極端に少ない入院生活です。せめて、週1時間でも、自分の話に真剣に耳を傾けてくれ、心から頷いてくれる人がいたなら、長期にわたる入院生活も、変わって来るのではないでしょうか・・・・・・。



2002年05月23日(木)
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■ (日記)超〜 ムカツク!! (;ΘβΘ)〜〜σ チィ〜スータロカァ〜


 
 ここ、二日ほど、バタバタしてて、日記の更新ができませんでした〜。
 ・・・・ってか、隣町の諏訪から、突然、息子のテッチが、来てたんです(*^_^*)


 ピンポ〜ン♪


 「ん? 集金かい! 今 お金ないのにぃ・・・・・・」
 と思いつつ玄関を開けて見ると・・・・・・。


 「イヤー、久しぶりぃ〜。この前の母の日に、何にもしてあげられなかったから、顔見せに来たよ」 と、息子が立ってる。
 
 まぁ・・・なんて、可愛らしい事を・・・・・・(・・,)グスン


 所が・・・・・、

 何と、テッチは、
 来たと同時に、グ〜スカピ〜スカ (__)。。ooOZZZZ

 
 「ちょっとォ・・・、起きてよ〜! せっかく来たのに、寝てたら淋しいじゃんかぁ・・・・・・。」


 「う〜〜〜〜〜〜〜〜〜ん・・・夕べ友達んチに泊まって、徹夜だったんだよ、後30分でいいから、寝かせてよ・・・・・・(__)。。ooOZZZZ」
 
             
            ムカッ!



仕方なく、私は、息子の為に、久々の手料理を〜
 と、買い物に出かけ、せっせと料理作りに励む事、励む事・・・・・・。

結局、テッチは、2時から6時まで、寝っぱなし・・・・・・(-。-) ボソッ


そこへ、フーリィー(亭主のあだ名)《フーリガンから取って付けた物》も、帰宅し、3人で久々の食卓を囲んだのもつかの間・・・・・・。

「ゲッ( ̄□ ̄;)!! もうこんな時間! 直ぐ支度しなきゃ〜!! 店に遅刻する〜!!」

 そんな訳で、息子との語らいはおろか、やっと、三ヶ月振りで会えたと言うのに、見たのは寝顔と、食ってる顔
だけ・・・・・・(・・,)グスン

 「じゃァ・・・お母さん、仕事行く時間だから、一緒に出るか?(ムスッ!)」


するとセブンイレブンの辺りで、息子が後ろからパッシング。
バックミラーで見ると、セブンに入れ! と、指示を出している。
「?」
 
仕方なしにセブンの駐車場に車を停める。

「イヤァ〜! おっかあ・・・頼みが有るんだけど・・・・・・(^^;」

 「何゛よ!」

「マァ・・・(^^; そんな怖い顔しないで・・・・・・(^^;」

 「だぁ〜! かぁ〜! らぁ〜!!! 何゛よ!!」

「あの・・・さぁ・・・・・・、ガソリン代、無くて帰れないんだけど。あっ!・・・・・・と・・・、ついでに今日の夜飯も頼む・・・・・・(^_^)(^^ )スリスリ (^_^)(-- )スリスリ (^_^)(^^ )スリスリ」
   

            (-_-メ;)テメ・・・


「一体アンタは、何しに来たのよ!! 大体、アンタはねぇ・・・・・・〇※〆〓≠∂仝≦×∞!・・・・・・・・」



 息子に5000円ほど取られ、オマケに弁当2食分と、飲み物3本を買わされ、、私の財布の中身は、たったの2千円に・・・・・・トホホ・・・・・・。(・・,)グスン


           
ナニュヨ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!  もう・・・


 ま・・・でも、いいか・・・・・・。

 愛する息子の元気なツラを見られただけでも・・・・・・(^。^;)ホッ!



2002年05月22日(水)
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■ 【詩】親愛なる友へ 


 
  貴女の苦しみは わからないけど

  貴女の悲しみも わからないけど

  貴女の淋しさも 奥底の叫びも 戸惑いも

  私には 何も わからないけど・・・・・・


  でも がんばらなくていいよ

  がんばりとうしじゃ

  人間       やってられないじゃん

 
  私達は  人のためだけに生きてるわけじゃないもん

  たまには  自分を  甘やかそうよ

  たまには  怠惰な  猫になろうよ

  
  そして  淋しすぎて  溜まらなくなったら

  又    笑顔を造って  人のところに   戻ろうよ




            to R


2002年05月19日(日)
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■ 【ショート小説】 水曜日の客


 
 水曜日の客【真夜中のダニーボーイ】
  

それは初秋に入った物静かな夜の事であった。
その珍客がJAZZBAR『淋しがり屋』のドアを開けたのは、もう、午前一時を廻っていた。
通常、営業時間は二時までだが、十二時近くで客が途切れ、それ以来誰も入っては来ず、そろそろ早仕舞をして、うどんでも食べに行こうかと、アルバイトの恵美と話していた所である。
 私は咄嗟に、(どうしよう?)と、恵美の顔色を窺ったが、恵美は無言で、こくん、と頷いた。
暗黙の了解で、「私なら、まだ大丈夫よ」と言う意味である。
「あの・・・、後、一時間程で閉店なんですけれど、それでも構いませんでしょうか?」
私は入り口に目を凝らしながら、そう声を掛けた。
入り口のネオン管も、もう消しており、灯りを半分に落とした店内は、間接照明だけで、薄暗い。
 
ドアから入ってきたのは、魔女を思わせるような黒ずくめの服を纏った、もう五十は過ぎていると思われる、老女だった。
 ビルとビルとの、奥まった場所に位置するこの店に、フリー客が来る事は滅多に無く、ましてや、この時間帯に、年配の女性が一人で飲みに来るなどと言う事は、皆無に等しい。
「あぁ・・・、いいのよ、一杯飲んだらさっさと帰るからさぁ、お願いよ! チョットだけ飲ませて頂戴なー」
 ドアにもた凭れ掛るように佇み、女はこ媚びるような笑みを浮かべ、そう言った。
 もう、既に大分酔っているらしく、女の足取りは幾分ふらつき、体が前後に揺れている。
 もう一度、私は恵美の顔色を窺った。
「断る・・・か?」
 そう言おうとした時だった。
「いらっしゃいませ、さぁさ、こちらへどうぞ。カウンターでよろしいですよね? 一杯などと言わず、いーっぱい、お飲みになってください〜」
恵美が照明を戻しながら、快活なジョークを交え、その女を受け入れる。
「あっ、灯りはそのままにしておいて。暗い方が好きなのよ・・・・・・」
 女はまだ、入り口に佇んだまま、手で顔を覆い、眩しそうに目を瞬いた。
 最近、暇な日が続き、私の懐具合を解っている恵美は、それを考慮してか、一人でも多くの客を入れようと、必死である。まだ二四才の若さなのに、中々のしっかり物である。
 私は苦笑すると、「悪い! 恵美。うどんはこの次ね!」
と、小声で囁いた。
「アンタ、若いのに、中々話せるじゃない?」
 しわがれた声の女は、恵美にウインクをしながら、ゆっくりと店内に入って来た。
「えーと、何をお飲みになりますか?」
 お絞りを差し出しながら、私はもう一度、さりげなくその女を盗み見た。
痩せてはいるが、スタイルは悪くない。むしろ、年齢から言えば、整っている方だろう。 
長い髪を一足で縛り、やたら化粧が濃く、唇には真っ赤な口紅が塗られている。アイラインが太く引かれた下まぶたの淵に、所々マスカラが滲んでいて、まるで泣いた後のようだ。
大きなショルダーバッグから、ラメ入りのロングショールがはみ出ている。
黒いニットのアンサンブルスーツには、数箇所、薄い染み汚れが付いている。その丸くくびれた胸元には、煌びやかな金色のネックレスが三連。
 右の手首には、金色のブレスレットが2本。
そして、左手の中指には、いかにもイミテーションらしい大粒の真珠と、これもイミテーションに違いないと思われる、大きなルビーのファッションリングが薬指に填められている。
右手の薬指には、これだけは本物らしいと思われる銀色の色褪せた指輪が、場違いなように鈍い光を放っている。
(この、ド派手な女。一体何者かしら?)
私は、妙な好奇心が沸いて来た。
 女は、うなだれた顎をやっとのことで支えるように、カウンターに肩肘を付いている。
「あの・・・、お飲み物は何にいたしましょう?」
 私はもう一度、ゆっくりと聴いた。
「え? あ、あぁ・・、ご免なさい・・・・・・」
 女は我に返ったように呟くと、
「まさか、ここはペルノーなんて酒、置いてないわよね?」 
と、試すように聞いた。
(へぇ〜、ペルノーだって・・・、驚いた・・・・・・)
 私は、その女に益々、興味をそそられた。
 ペルノーとは、アブサンを改良したもので、香りに独特な癖の有る、とても強い酒である。滅多やたらな人が飲むような酒ではないのだ。
「ペルノーですか? ウフフ・・・、それが、あるんですよー。私が大好きなものですから・・・・・・。でも、大丈夫ですか? もう、かなり飲まれているようですが?」
 私が気遣ってそう聞くと、女は薄笑いを浮かべながら首を横に振った。
「冗談でしょう? 馬鹿言わないで頂戴。まだまだ酔っちゃなんかいないわよ。それにしても、益々話せるネェ〜、この店は・・・・・・」
女は店内を見回しながら大声をあげて笑った。
私は思わず江美と顔を見合わせ、苦笑した。
「じゃぁ、それをソーダで割って頂戴。あぁ、そうそう、氷はなるべく細かく砕いて」
「はい。かしこまりました」
 女はバッグからキャメルを取り出すと、それを真っ赤な唇に咥えた。
 江美が慌ててマッチを探している。
 女は、煙草を咥えながら、そんな江美を、可笑しそうに眺めている。
 ようやくマッチに灯が点り、江美がおずおずと、女に差し出すと、女は鼻で笑いながら、煙を深く吸い込んだ。
「待たされた分、美味しいわ」
「申し訳ありません・・・・・・」
 江美が救いを求めるような顔で私を見ている。

ペルノーのソーダ割を女に差し出すと、女はそれを一気に半分ほど飲み干した。
「あぁ、美味しいわ・・・」
そう呟き、初めて柔らかい笑顔を向けた。
「ねぇ、アンタ達。そんな・・・、穴が空くほど、人の顔ジロジロ眺めてないでさ、アンタ達も何かお飲みよ。今日は私の退職記念日なんだからさ・・・、一緒に祝って頂戴な。さぁ、さぁ、どうぞ、どうぞ、飲んで、飲んで?」
 女は、刺の無い声でそう言い、私たちに手の平を差し出した。
 思わず私と恵美は、顔を赤くして俯いた。
「ごめんなさい・・・。こんな時間に女性客が一人でお見えになるなんて、珍しいものですから、つい・・・」
私の言い訳に、恵美がかぶせて言う。
「退職記念日って・・・、お客様は、何処かのお店のママさんですか?」
 女は、フッと微笑むと、
「ハズレ―。ねぇ? アンタ達、私って一体、何に見える?」
女は、悪戯っぽい視線を向け、ニタニタしている。
「う〜ん・・・・・・」
 私達は、必死で想像を巡らせた。でも、水商売ではないと解ると、とても、想像が付かない。
「考えるのはあとでいいからさぁ、早く早く、自分たちの飲み物をお作りよ!」
女がじれたように言う。
「では、お言葉に甘えて、一杯ずつ頂きます」
「一杯といわず、いーっぱいお飲みよ。あははははは」
 恵美の口調を真似る女に、私たちの警戒心がスッと和らぎ、私達は思わず吹き出した。
 私は女と同じ飲み物を二つ作ると、一つを恵美に渡し、三人でグラスを合わせた。
「では、頂きます。乾杯」
「うわーっ! 強いっ!」
恵美が思わず、顔をしかめながら、すっとんきょうな歓声を上げる。
 女はそれを見ると、いかにも可笑しそうに、ケラケラと笑った。
「アタシさぁ・・・、三十五年もやってた仕事、今日で首になっちゃってさ・・・、フン、そりゃ〜そうよね。もう、五十六だもの・・・・・・。無理も無いけどさ! あんちくしょうったら『長い間おつかれ様でした。楽しい老後をお過ごしください〜』だなんて言いやがった!」
 女は問わず語りで、ポツポツと語り始めた。
「・・・・・・」
 私も恵美も、黙って聴いていた。
「ねぇ・・・、もう一杯頂戴!」
 女は、ロレツの廻らない口調でそう言うと、空のグラスをカチャカチャと、振って見せた。
 何か、得体の知れない哀しみを抱えていそうなその女に、私は段々、言い知れぬ親しみを感じていた。
「ええ、どうぞどうぞ・・・、何杯でもどうぞ? もう、看板も消しましたし、他のお客が入って来ないように、鍵も掛けちゃいますから、貸切りのつもりで、ごゆっくり心行くまでお飲みになってくださいな」
 そう言うと、私はさっきよりも濃い目に作った二杯目を、そっと女に差し出した。 
「アンタ、優しいのね・・・・・・」
女は、鼻をすすると、グラスに口をつけた。
「あぁ、アンタ達も、遠慮しないで、沢山飲んで頂戴。私の奢りよ! 心配なんかいらないよ、お金なら一杯有るんだから・・・・・・」
 今日は、この珍客に徹底的に付き合おう。そう思った私は、恵美を気遣ってそっと耳打ちした。
「もしなんなら、先にあがっていいわよ?」
 恵美は、暫く考えていたが、
「ううん、私もまだ、ここに居てみたいです」
と、そっと舌を出した。
「お客様のお仕事って、一体何なんですか?」
 私のその問いに、女は答えてはくれず、
「ご想像にお任せするわ」
と、はぐらかされてしまった。
(きっと、話したくない事情があるのかもしれない・・・・・・。)
そう感じた私は、さり気なく話題を変えた。
「綺麗なアクセサリーを、沢山お持ちなんですね?」
「あぁ・・・、これ達?」
 指輪や、ネックレスを愛しそうに撫でると、遠い眼をしながら女は言った。
「そう・・・、みぃ〜んな、みぃ〜んな、男からのプレゼント・・・・・・」
(偽物なのに・・・・・・?)
私は、俯きながらも、必死で笑いを堪えていた。
「これはね? 某会社の社長さんから貰ったルビーで、周りのダイヤだけでも1・5キャラットもあるんだって言ってたわ・・・、それから、これはね? 十五も年下の大学生が、貯金を叩いて買ってくれた真珠よ。そして、これはね・・・・・・」
女は、夢見るような顔付きで、その、一つ一つの想い出を外すと、自慢げに、カウンターに並べて見せた。
「ウフフ・・・、大勢の男たちが、私に夢中だったわ・・・、でも、もう、遠い昔の事よ・・・・・・」
女は自嘲するように笑った。
 カウンターに並べられたアクセサリーを、一つ一つ手に取って見ると、驚いた事に、全てが本物だったのだ。
 しかし、私が唯一、本物だと思った銀の貧弱な指輪だけは、とうとう、女の指から外される事は無かった。
 女の話は、暫くの間、いかに男たちに持て囃されて来たか・・・という自慢話に始終し、やがて話疲れたのか、女はカウンターに突っ伏してしまった。
 その女を見守りながら、恵美も私も、無言で飲み続けた。
 暫くすると有線から女性ボーカルが歌う『ダニーボーイ』が流れて来た。
 ふと、女が顔を上げ、「もっと、ボリュームを上げて頂戴! この曲は私の一番好きな曲なんだよ!」 と、叫ぶように言った。
 恵美は、はじかれたように、ボリュームを上げる。
 すると女は、ショールを手にスッと席を立ち、ホールに向かうと身体を左右に振りながら、踊り始めたではないか・・・・・・。
「よーく見ててよ! これが私の最後のステージ舞台なんだからね」
 あれほど酔っていた女が、背筋をシャンと伸ばし、狭いホールを使って、華麗に舞っている。そして、何と、女は一枚一枚、服を脱ぎ始めるではないか・・・・・・。
 恵美も、私も、息を呑んだ。
店の薄明りに照らされた女は、所々、年齢を感じさせはするものの、その姿は艶やかで美しかった。
やがてとうとう、女はショール一枚になったのだ。
嫌らしさは、みじん微塵も感じられない。
むしろ、その女の踊りには、服とともに人生を脱ぎ捨てた、小気味良ささえ感じられる。
 私は、思わず泣いていた。
溢れる泪を拭う事も忘れ、泣いていた。
 なにかとてつもなく哀しくて、とてつもなく愛しかった。

 やがて、曲が終わると、女は脱ぎ捨てた服を淋しげに身に纏った。
「これが私の仕事だったのよ・・・・・・」
そして、フッと哀しそうに微笑んだ。
「今日は、アンタたちに、優しくしてもらったから、特別の大サービスだよ!」
 私は暫くの間、泣き止めなかった。
「さぁ・・・、幾ら? そろそろ帰るわ」
女の声は、再び、ロレツの廻らない口調に戻っていた。
「あ・・、あの・・、とんでもない。御代など結構です。何か、物凄く感動させたれてしまって・・・・、今日は私の奢りです」
私は、指先でそっと涙を拭いなが言った。
女はふいに苦笑をすると、財布から一万円札を三枚抜き取り、拒絶する私の手に、しっかりと、それを握らせた。
「アンタ、商売が下手過ぎるわよ。こんな事じゃ全然儲からないでしょうに・・・・・・」
「あ・・・、でも、こんなに頂いては・・・・・・」
 躊躇する私に、女は優しく微笑んだ。
「楽しかったよ、又来るからさ! 今度来る時はきっと、ど貧乏になってるだろうからさ、そん時ゃ、アンタに奢ってもらうよ。あはははは・・・・・・」
 女がドアを開けようとしたその時、私は思わず女の後姿に声を掛けていた。
「お客様? 一つだけ教えてください。その指輪は・・・、右手の薬指の・・・、最後まで外さなかった銀の指輪は、ご主人のプレゼントですか?」
 女は少し間を置くと、聖母のように優しく微笑んだ。
「いえいえ、三十年前に、出て行っちまった息子から、最後の母の日に貰った物さ。ウフフッ・・・。イミテーションなんだけどね・・・・・・」
女はそう言うと、後ろ手に手を振りながら、ドアの外に出て行った。


2002年05月18日(土)
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■ 【童話】天井裏のオバケたち 


 
 今日から風景を変えてみました〜♪


 この方が、文章が読みやすいでしょう? (⌒^⌒)bうふっ

 この所、松本はグズツイタお天気が続いています〜。
 それなのに・・・愛(=^・^=)〔猫のつもり〕の、『ミュウー』は、外に出たいがため、障子をビリビリ破き回っている始末・・・・・・。

 このままでは、障子を貼ってる意味がなくなるので〔既に時遅し・・・だが〕
 仕方なしに窓を開けてやった。
すると、元気に飛び出していく。


 (この大雨の中、良く行くよ・・・・・・(-。-) ボソッ)


 ウチの猫は、ナゼか水が大好き。(変体・・・・・・!)

余りにも静かなので、何処にいるのかと思いきや・・・ キッチンの水道を手で、コチョコチョッ! と、小突き、ツツツツーと水が出て来ると、それを頭からかぶって喜んでいるんですねぇ〜〜〜〜〜〜〜〜。
 (アホ・・・・・・悪趣味・・・・・・!)

まぁ・・・お風呂も大好きで、私に抱っこされながら、湯船に一緒に浸かっていると
何とも、気分の良いような、間延びした顔つきをするんです。ハイ

 『オマエハ、本当に猫なんかい?』
そう聞かざるを得ない出来事が、随所となくあるんですねぇ・・・・・・。


        サテ・・・今日の出し物は、童話です。
 息子が小さかった時、ふと漏らした言葉をヒントに書いたものなのですが、私としては、イマサンの出来です。(イマイチどころではない・・・と言う意味です)



             
            『天井裏のオバケたち』 

 
 一人っ子の《テッチ》は、とても、さびしがりやさん。
そんなテッチは、幼稚園で仲良しの《ゆうくん》が、うらやましくて、うらやましくて、しかたがありません。
 ゆうくんには、とてもやさしくてカッコイイお兄ちゃんと、とても可愛い、妹がいるのです。テッチは、ゆうくんのお家にあそびに行くたびに、なにがなんでも、兄弟がほしくて、たまらなくなってしまうのです。

 そこで、日曜の夕ご飯の時、テッチは、お父さんとお母さんに、おもいきって、お願いをしてみたのです。

「ねえ、僕の5才のお誕生日に、お兄ちゃんをうんでよ!」
  
 とつぜん、そう言い出したテッチに、お母さんは、おみそ汁をふきだし、お父さんは、ウメボシを、タネごと丸のみして、目をシロクロさせています。
 テッチは、おおまじめなつもりなので、お父さんたちを、にらみつけました。

「テッチ? お兄ちゃんをうむのは、ちょっとムリでしょう・・・・・・(^^; し、しかも、お誕生日は来月よ?」
と、お母さんがテーブルをふきながら言いました。
「どうして? なんでムリなの?」
お母さんは、答えにこまってしまい、
「どうしてって言われても・・・・・・ねえ?」
と、お父さんにSOSを出します。

「テッチ、お兄ちゃんというものは、テッチよりも年が上ってことだろう? だったら、テッチは、もう一度お母さんのお腹の中に戻って、お兄ちゃんがうまれるまで、ずうーっと、ずうーっと、かくれんぼをしてなきゃならないんだぞ? それでもいいのかい?」
と、お父さんがたすけぶねをだしました。
「かくれてるって、どれくらい?」
不安そうなテッチ。
「そうだなぁ。最低でも6年ぐらいかな? へたをすれば7年かも・・・・・・」
「い、いやだよ、そんなにかくれてたら、僕、お腹のなかで、ミイラになっちゃうもん!」

 お父さんたちは、それを聞いたとたん、おもわず、わらいころげてしまいました。
「わらわないでよ!」
テッチは、ちょっぴりむくれて、
「じゃあ、妹ならうめる?」
と、ききなおしました。

「妹ねぇ・・・、それでも、来月じゃぁ、ちょっと、むずかしいわねぇ・・・・・・」
それを聞いて、また、お父さんがふきだしました。

テッチは、とうとう本気でおこり出してしまいました。
「笑うなってば! もう・・・・・・。とにかくお誕生日に、妹をうんでくれなきゃ、僕、家出する!」

 夕ご飯もそこそこに、キッチンを飛び出して行ったテッチに、二人とも、(やれやれ・・・・・・)と、困り顔。
少しして、お母さんが様子を見に、子供部屋に行って見ると、テッチはもう、お布団にくるまって、スヤスヤと眠っていました。

「オ・ヤ・ス・ミ・・・・こまったちゃん!」
お母さんは、テッチのホッペにキスをすると、そっと部屋を出ました。
 テッチはその日の真夜中、不思議な夢を見たのです。


―お母さんが、かわいい赤ちゃんを抱いていて、テッチに赤ちゃんを差し出すのです。テッチはものすごく喜んで、赤ちゃんをさわろうと、手を伸ばした時・・・・・・、そこで目がさめてしまったのです。
「なんだ・・・・・・ゆめか・・・・・・」

テッチがそうつぶやいた時、てんじょううらから、変な物音が聞こえてきたのです。

ヒタヒタヒタ・・・・・・。
カタカタカタ・・・・・・。

今まで、聞いたこともない、物音です。
テッチは、怖くなって、となりの寝室で眠っているお父さんたちのところに、とんでいきました。
「どうしたんだ? テッチ、こんな夜中に」
お父さんは、目をこすりながら言いました。
「お父さん、早く来て! てんじょううらに オバケがいるんだ!」
テッチは、真っ青です。
「フワァ〜ッ! どうしたの? テッチ・・・・・・」
お母さんも、あくびをかみころしながら、起きてきました。

 テッチは二人を自分の部屋までつれて行くと
「シーッ!」
と、くちびるに人差し指を当てました。
シーンと静まりかえった部屋に、またあの音が聞こえてきます。  
 
ヒタヒタヒタ・・・・・・。
カタカタカタ・・・・・・。

お父さんとお母さんは(?)と、顔を見合わせました。
お父さんは懐中電灯を持ってくると、押し入れの中の天井板をはずして、てんじょううらを、のぞきこみました。

「何か・・・い・る・の?」
お母さんとテッチは、こわごわ同時に聞きました。
「あぁ〜怖い! 小さなヒトダマが、いっぱい見え〜〜るぅ〜・・・・・・」
お父さんが、変な声で、わざと怖がらせるように言うので、お母さんとテッチは、(ゴクリ)と、ツバを飲みこみました。

 お父さんは、押し入れからとびおりると、急に笑顔になって、テッチに言ったのです。
「お前にいいプレゼントができた♪」 

今度はテッチとお母さんが、顔をみあわせてしまいました。
お父さんは、ニヤニヤしながら、
「お母さん、カツオブシを持ってきて。あっ、それからテッチは、画用紙をさがして!」
と、二人に指示を出しました。
テッチは、大急ぎで画用紙をさがすと、お父さんに渡しました。 
お母さんも、首をかしげながらカツオブシを持ってきました。
お父さんは、カツオブシを、画用紙の上に乗せると、それを、押し入れの屋根板の代わりに置いて、ワナをしかけました。

「それで、オバケがつかまるの?」テッチは、ドキドキしながら聞きました。けれども、お父さんは、ニヤニヤ笑っているだけ・・・・・・。 
そして数分たった時です。

《ドサッ!》

 画用紙といっしょに落ちてきたのは、何と、小さな赤ちゃん猫でした。
「うわーっ、かわいい!」
お母さんとテッチは、またまた同時に、歓声をあげました。
そしてまた、もう一匹、赤ちゃん猫が、つられるように、おちてきたのです。
2匹の赤ちゃん猫たちは「ミュー、ミュー」と、ふるえながら鳴いています。
「おまえの兄弟たちだ・・・・・・。せいぜい可愛がってやるんだぞ!」
お父さんに言われ、
「ワァーィ! ヤッタァ!」
と、テッチはおおはしゃぎ。
「うんとかわいがるよ。ねっ! お母さん」
「ええ、そうね」

それから、10日が、すぎました。

 仔猫たちの親が、しばらくの間、心配そうに、庭からのぞいていましたが、安心したのか、最近では、こちらを見ながら、のんびりと、毛づくろいをしています。

 テッチは、幼稚園から帰ってくると、毎日妹弟たち(?)の世話でおおいそがし。
ミルクをあげたり、トイレの砂を変えたり、いっしょにジャレたり、それはもう、大ハリキリなお兄ちゃんぶりです。

「ねえテッチ? そろそろ猫ちゃんたちに、名前を付けてあげなくちゃね?」
と、お母さんが言いました。
「それじゃ、弟と妹にしようかな?」
「ウフフ・・・・・・いやだ、テッチったら・・・・・・もうちょっと仔猫らしい、かわいらしい名前を付けてあげましょうよ」
「そうか! それじゃあねぇ・・・・・・♪」


 〔来年は、もっとにぎやかになりそうですよ?
 じつは・・・・・・、お母さんのお腹の中に、あたらしい命が芽生え始めたことを、この時は、まだ、だぁ〜れも知らないのでした〕
                
                               (おわり)
  
 

 投票も、よろしくね〜(ノ~ 〓~)ノ ワタシノ アツイ クチヅケヲ...






 


2002年05月17日(金)
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■ 【エッセイ】松本 〜食べ歩記〜 『私の超お気に入り店』 蕎麦屋編


  私は今、超〜貧乏なのだ!

 貧乏たる所以は、ま・・・色々・・・・・・。(汗笑)

 平たく言えば・・・・・・、
稼ぐより使ってしまう方が多い、とだけ言っておくことにするわね。

でも・・・・・・、何を隠そう・・・・・・

今、私がPCのキーボードをたたきながら、せっせと、愛くるしい(謎)口元に運んでいる物は、『ジュジュ〜ッ!!』と、音を立てて焼き上げた、チョッピリ焦げ目の付いた、アツアツ、トロトロ〜 の ウナ丼に、先日、デパートの京都物産展で、買ってきたばかりの、香り芳醇な、山椒の粉を振りかけたもの・・・・・・。

それに、ミョウガの千切りを卵でとじて浮かせた、生湯葉入りのお吸い物。
オマケに、さっき、ぬか床から引っ張り出してきた、古漬けのキュウリと、ナスを、薄くスライスして氷水にさらし、ギュギュッ!と絞って、針千本のしょうがと、ミョウガを合えた物なのでございます・・・ハイ!

(^¬^) よだれ〜  が出るっしょ? イッヒッヒィ・・・・・・

 要は、身の程知らずな、飲み食いに対しての無駄遣い癖が、何時までたっても治らないのです。
トホホホホォ・・・・・・・!

 一点豪華主義を、強く主張するなら、
『私は絶対に食う事と飲む事に対して、お金に糸目はつけない!!』 と、断言したいところだけど・・・、 これは、 お金が有る時の事で、 (^^; 今はさすがに、スーパーのウナギで、我慢なのです。 (^^;
でも・・・、例え、スーパーの鰻でも、焼き方・料理法いかんによっては、そうそう、バカにならないものなのですよ〜。(あぁ〜・・・ ウマッ!!)
 
お陰で、親愛なる旦那様は、長年痛風に悩まされ、一方、かつては、藤原紀香のような体型を誇っていた私は、このまま行けば、森久美子まっしぐら・・・・・という、悲惨な今現在。(・・,)グスン

 そんな私が、松本で気に入ってるお店を、皆様にお教えいたしますぅ〜。
もしも、松本にお越しの際には、ご参考にしていただければ、幸いです。


今日は、信州でも、有名な [ 蕎麦 ]
蕎麦キチガイの私は、「どこそこに、ウマイ店がある」と言われれば、例え野となり山となり、かなり遠くまででも、行くんですねぇ〜 これが・・・・・・。


 そこで、今日は、蕎麦屋で、私が特に気に入ってる店を、3件程紹介いたします。

 先ず一軒目は、松本城の近くにある『もとき』という店。
メニューは、4種。ざる・もり・天ぷら蕎麦(温かい)・天ざる のみ。

 
ここの蕎麦は、蕎麦の実の真中の部分だけしか使っていない為、透き通っていて、短い蕎麦だ。
一瞬「シラタキ?!」と、思う。
甘味・こし・香り・共に満点。絶品中の絶品。
ここでも、超お勧めなのは、『ざる天』

いえいえ、天ざるデハナク、ざる天(笑)
モチ、夏は天ざるも、お勧めだけど・・・・・・。

「ツウ」の人は、老若男女を問わず、『もりてん』か『ざるてん』を選んでいる。

先ずは、薄味である、天ぷら蕎麦から、先に届けてもらう。
『ブチブチッ!!ジュジュジュ〜ッ!!』・・・と、まだ丼の中で揚げくり返っている(謎)プリプリの車えび (だと思う) が、一本と、大葉の天ぷらが一枚。それに、香りの良い刻み海苔。 丁寧に、薄〜く刻んだ葱。
トッピングはそれだけだが、これがもう・・・・・・たまらない美味さだ。
汁の味も、又、格別。
それに、ざる蕎麦が一枚ついたセットが、『ざる天』である。

私は『もとき』の蕎麦を定期的に食べたいが故に、松本を離れられないのだ・・・。
と言っても、言い過ぎではない。(爆)

「海苔なんて、別にどうでもいいや! 蕎麦ツウは、盛りに限る!!」 と言う、本格派は、『もり天』にすればいい。(笑)
量は、少ないので (高い蕎麦屋ほど、量が少ないものだ)←持論 
女性でも、そのくらいは、容易に平らげる。


2件目は、塩尻の洗馬・・・と言う所に在る、『まる泉』
『農道の中の一軒家』・・・風情の店。
ココの蕎麦は、芸術的とも思える程の、見事な細打ちだ。
私ら夫婦は、当初。「蕎麦は、絶品だけど、ツユがチョイ物足りないなぁ・・・」等、呟き、次回から『桃屋のツユ』を、コッソリ隠し持って行き、人目を偲んで足していた。(爆)

しかし、有ったんですねぇ〜。 『ツユの素』 と書かれた、醤油指しみたいな器が・・・・・・。(文字が消えかかっていたので、私達はずっと、焼き鳥のタレか、醤油か何かだと思っていた)

 蕎麦の味を生かす為、あえて、薄味にしていたらしい。
 私もまだ、修行が足りんなぁ・・・・・・。ツユを足さなきゃ、食えんようじゃ・・・・。

 此処の、庭で放し飼いにしていると言う、焼き鳥も、絶品だ。


 サテと・・・最後は、市内に戻って、中町と言うところにある『磊楽』(らいらく)と言う土蔵作りのような店。

ママさんと、『猫』との二人で、経営している蕎麦屋だ。(爆)

此処の蕎麦は、素朴で、暖かな味で、ママさんの愛情と優しさが、そのまま蕎麦の味に出ている。

 ランチ時には、無農薬で取れた、ほうれん草のおひたしや、味噌汁が、セルフサービスで、大きなテーブルに デン! と、置かれている。
店の中は、カフェBARのような洒落た造りだ。
猫好きのママさんが集めた、猫のグッズや、写真やらが多数飾ってあり、私のような猫キチガイには、堪らない店だ。

夜は、『身体に優しいおつまみ』も、多数有り、色々な焼酎が置いてある。

此処の『営業部長』だったっけかな・・・・・・?
『チヤー』と言う名前の猫が、とっても愛想が良くて可愛らしい。
その『猫』チャーに、人生の悩みを聞いてもらいながら、おいしいツマミで一杯やって、仕上げにママの蕎麦を頬張る。
(・o・)ァ〜〜・・・何たる至福の一瞬!

以上。私のお気に入りです〜。
まだまだ他にも色々有りますが、そろそろお手々が、痛くなってきましたので、今日はこれにてお開きで〜す。 次回を楽しみに〜m(._.)m ペコッ

追伸・・・投票よろしくお願いね? (゚゚)(。。)ペコッ






2002年05月16日(木)
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■ 【作詞】美しく哀しい音色(おと) 


 皆様おはようございま〜す

 最近エンピツのランキングを覗くのが、とても、楽しくなってきました〜。(*^_^*)
チョット前まで、今日を見ても、今週を見ても、今月を見ても、1〜3票しか入ってなく、《自分の1票を含めて(笑)》『これじゃ、息子の小学校の頃の通信簿じゃないか!」等呟きながら、一番下までカーソルを合わせておいてから上に上がっていたのですが・・・、な・な・なんと 最近では、(特に今月に掛けては)カーソルの位置が、上部になっているでは有りませんか・・・・・・。( ・_;)( ;_;)( ;_;)(>0<)ワーン《うれし泣きのつもり》

いつも、一番下から見てるので、「オヤ・・・? 無いぞ! ゼロかい・・・・・・!」
と、少しガックラしてたんだけど、ズ・ズ・ズ・ズ・っと上にあげていたら、なんと19票も有るではないですか・・・・・・・。
(19票だと、これが又、上から見たほうが早いんですねぇ〜。ごっつう、気分ええわぁ〜)

なんだか、(これは、投票してくれている人たちに対しても、手抜きは出来ないぞヨ!)と、心が引き締まる思いでした。

 私のつたない作品に、投票してくださっている、誰かさんに、心より感謝を申し上げます。
    
       アリガトウ!!

 サテ・・・
今日の出し物は、詩です。詩といっても、私が作った歌の歌詞です。
(なにを隠そう、少数であれど、私は作詞や、作曲もするのです)
この詩には、もちろんメロディ〜も自分で付けたのですが、音楽家の友達に、伴奏用のカラオケSDを作ってもらい、店で歌っていたのですが、評判は上々でした。(笑)

それを、私の歌付きで、皆様にお聞かせ出来ないのは残念ですが・・・・・・(・・,)グスン
なんせ、私は、自分で言うのも何だけど、器用貧乏なのでございます。ハイ。

   
           
           美しく哀しい音色(おと)


貴方を想うと 胸が痛むわ 
哀しさと 切なさと 優しさだけで
やっと 支えられている 行く宛てのない恋

今にも溢れそうな 心の泉に 
二人沈んでしまえたなら もっと楽かしら?
今は その傷みさえもが 何故か 愛しい

いつか二人の涙が溶け合って 美しく哀しい音色になって
二人歩いた 証を 奏でてくれる
だから私の事は気にしないで そんなに弱い女じゃないから
貴方のあの歌が わたしを 眠らせてくれる



貴方への涙は 少しほろ苦くて
それでいて フシギね とても甘いの 
貴方が作ってくれた カクテルに良く似てるわ

今夜一人で 何処かの店で 『涙のカクテル』頼んでみるわ
ほんの少しだけ酔いながら 想い出たちと遊ぶわ

※いつか二人の心が抱き合って 美しく哀しい音色になって
二人愛した 証を 奏でてくれる
※だから私の事は大丈夫よ 貴方の優しさを忘れないわ
巡り会う時を 少しだけ 間違えただけよ

間奏 ※くり返し

 



2002年05月15日(水)
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■■
■ 【ショートストーリー】愚痴聞き屋 


             
             『愚痴聞き屋』

   
いらっしゃいませ!
さぁ
そんなところに突っ立ってないで
どうぞ こちらにいらっしゃいな

なんだか、辛そうね? 
まるで・・・、今直ぐにでも死んじゃいたい・・・って顔してるわ・・・・・・

誰にも言えず
どうする事も出来ず
あなたの世界は 停止したまま・・・・・・
ア・タ・リ・・・でしょ?

あなたを強く失望させている物はいったい何?
孤独?
嫌な上司?
お金?
病?
失恋?
それとも 自分自身に嫌気がさしたの?

まぁ とにかく此処にお座りなさいよ
何でも聞いてあげるから
そうそう
リラックスして 恥じもプライドも捨てて
全て ぶちまけちゃいなさいよ

さ その前に どうぞ?
これを一杯グッと飲んで
心も身体も暖まるわよ〜
私特製の 魔法のカクテルなんだから

心配しなくてもいいのよ
お安くしておくからさ
本当はタダでもかまわないんだけど
こっちも商売だからさ
そこんとこだけ わかって頂戴ね?

どう?
何だか ポカポカしてこない?
それに 身体も心も 軽くなって来ない?
いいのよ? 何杯お代わりしても・・・・・・

ねぇ 貴方
苦しんでる時も愛しい・・・って思えたらシメタ物なんだけどなぁ
だってさぁ・・・ 考えても見てよ
幸せな時ばかりじゃ、人生なんてつまらない物だと思わない? 味気ないと思わない?
十の内 例え 九が不幸せでも・・・
たった一つの幸せ事が、飛び切りステキだから 人間は生きられる・・・・・・って私は思うんだけどなぁ・・・・・・
いつも幸せじゃ 幸せが 全然輝かないじゃない?
たった一つの 幸せを より輝かせる為に 九つの不幸があるんだ・・・って考えれば、不幸も愛しくなるんだってばぁ〜

ね! ね! それより
歌でも歌いましょうよ
えっ? 貴方音痴なの? あはは・・・
そう・・・ じゃいいわ 私が歌ってあげる
ヘレンメリルの『帰ってくれたら嬉しいわ』でいいかしら?
この歌・・・私のオハコなの
貴方一人だけの為の ミニリサイタルよ
心して聴いてね?

ね? 私って 結構いい歌歌うでしょう?
少しは元気になれたかしら?
いいのよ時間を気にせず 遊んで行って
此処は時間制限ナシだから・・・・・・

えっ? もう帰っちゃうの・・・・・?
そんな事おっしゃらずに もう少し ゆっくりして行けばいいのに
もう 元気になれたですって?
本当に もう 大丈夫なの?
そう、それならいいんだけど・・・・・・
又辛くなったら いつでも来てね?
此処は貴方みたいな人の為に
年中無休で開けてあるんだからね?
お勘定? あぁ・・・、そうだったわね。 
じゃぁ、千二百円くらいくれるかしら?

わぁ〜 三千円もくれるの?
いいんだって。そんなに無理しなくても。
えっ? 気持ちですって?
あっ、そう・・・・・・。
それじゃぁ、遠慮なく頂いて置こうかしら。
アリガトウございました。
帰って気を使わせちゃってごめんなさいね。


えらそうな事ばかり言っちゃってごめんなさいね?
それじゃ、おやすみなさい〜
気をつけて帰ってね?

あぁ〜ぁ・・・ いっちゃった・・・・・・
サテト・・・看板を消してそろそろ店仕舞いしょうかしら
デモ、さ・・・
『SHOT BAR 愚痴聞き屋』なんて
看板出してみたけど
こんな店が何処かに有ったら
私も行きたいくらいよ・・・・・・
だって・・・私は・・・・・・
ひとりぽっちだし・・・
昼間の仕事では意地悪な上司に悩まされてるし・・・
借金だらけの貧乏だし・・・
最近は頭痛で悩まされてるし・・・
まだ恋人も居ないのよ?

そして・・・ こんなお人好しで、バカな自分に 最近ホトホト嫌気がさしてるの 
ウフフ・・・・・・

でも・・・・・
貴方に会う為に
きっと明日も、店を開けてるわ
おせっかいだけが 私の唯一の愉しみだから
だから いつでもいらしてね?
年中無休で営業してるから
きっとよ





2002年05月14日(火)
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■ 【メルヘン】バオとミューのお散歩日記 


 今歯医者さんから、帰ってきたところ〜。
 ゴタブンニ漏れず、私も、歯医者さんが、大っ嫌い!!
歯医者好きの人は、尊敬しちゃう・・・・・・。(そんな人、居るんかなぁ・・・?)
 私の理想は、全身麻酔を掛けてもらって、目が覚めたら、すべての虫歯が、治っていたら、歯医者もいいかも・・・・・・、なぁ〜んて思うワケデス。(*^_^*)

 サテ・・・・・・、今日の出し物は、私の物としては、超メルヘンチックな童話です。
が、しかし、私が原作ではございません。
正確に言うと、原作者は、私の息子です。(今はもう、20歳ですが)
 彼が3〜4歳の時に、独りでブツブツと呟いていた物語が、あまりにステキで、可愛いので、私がチョッピリ脚色したものなのです。(笑)
当時はまだBossという名前の猫が家に居たため、本来はBossとバオの・・・・・・だったのですが、名前は私が変えさせていただきました。(゚゚)(。。)ペコッ
 まぁ・・・。何はともあれ、私の息子が作った、可愛らしい物語を、是非読んでみてくださいましな。(親ばか!)


         『バオとミュウーのお散歩日記』

 星がまたたく夜でした。

 ここは、『メルヘン公園』のベンチの下。

そこには、『バオ』という名の、のら犬と、『ミュウー』という名の、のらネコが、仲良くいっしょにくらしているのです。

 小さい頃に、すてられてしまった仔犬と仔猫は、すぐになかよしになりました。

でも、おたがいに、その時はまだ、よびあう名前もなかったのです。

「きみは「みゅうーみゅうー」ないてばかりいるから、『ミュウー』にしよう」

「あなたは「バオバオ」と、もんくばかりいっているから『バオ』ね」

 バオとミュウーは、その日から親友どうし。どこへいくのも、何をするのもいっしょです。

 今夜も、いつものように、2匹は仲良く、夜のお散歩へと出かけました。

しずかな、のどかな、いなか路。

 すると、とつぜんミュウーがさけびました。

「ねぇ、バオ! あれを見て?」

 畑のなかで、何かがキラキラ光っています。

バオとミュウーは、光の方へと、おおいそぎで走って行きました。ちかづいてみると、なんと、お星さまの子供が、声をはりあげて「ウェーン、ウェーン」と、ないているのです。

「どうしたの?」バオがききました。

「ぼくはキララ。虹のおすべり台であそんでいるうちに、おっこっちゃったみたいなの・・・。早くパパとママのところへ帰りたいよー」

「さーてと、こまったぞ・・・・・・」

 どうしたら、キララを大空に帰してやる事ができるのか、バオとミュウーは、一生けんめい考えました。しかも、夜のうちに、大空に帰してやりたいのです。

バオとミュウーは、とりあえず、キララをつれて、公園にもどりました。

だれかのチエをかりようとしたのですが、もう、夜もおそく、公園には、だぁ〜れもいません。

 とほうにくれながら、夜空を見あげていたバオが、いきなり、
「いいものみっけたー♪」と、指をさしていいました。

大きな木の枝に、昼間、子供の手をはなれてしまった風船がひとつ、風にゆられて引っかかっているのです。

「よっしゃ、わたしにまかせて!」

ミュウーがすばやく木にのぼり、風船を取ってくると、バオは、しっかりと、その風船をキララのからだにまきつけました。

「せーの!」いっせいに手をはなすと、風船は、フワ〜リ、フワ〜リと、夜空にとんでいきました。

「ありがとうバオ、ありがとうミュウー」キララは、大声でそういいました。

「もう、おっこちるんじゃないぞー」

バオとミュウーは、手をふってみおくります。

 キララは、うれしそうに、大空に帰って行きました。

「いいなぁ〜・・・、キララには、パパとママがいて・・・・・・」

さみしそうにつぶやいたミュウーに、バオがむくれていいました。

「へぇ〜、ミュウーは、ボクといてもさみしいんだ。もう、いいよ。フン!」

「もう・・・・・・、バオったら、すぐに、そうやっておこるんだから〜」

「だって、ミュウーは、僕よりも、ママやパパのほうがいいんだろ?!」

「ウ・ソ・・・。うっそだよ〜ん。ちょっと、いってみただけ・・・・・・。バオがいれば、さみしいわけないじゃない!」

 ミュウーは、バオのせなかに、そっと、よりそいました。 

 二匹のシルエットを、星明りが、やさしく照らしています。
       
                             (おわり)


 ※追伸・・・・・・。 ココの下のほうに、投票箱が有るんです。面白いと思ったら投票箱をクリックしてくださいね〜。よろしくお願いしま〜す。
あなたの一票が、私の創作意欲を、掻き立ててくれるんで〜す。m(._.)m ペコッ




2002年05月13日(月)
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■ 【ショート小説】火曜日の客  


 今日は、せっかくの日曜日だって言うのに、6時に目が覚めてしまった。
いや、正確に言うと、6時に起こされた。
原因はミュウー(愛猫)だ。
 最近ミュウーは、電話を掛ける事を覚えた。(爆)
「プルルルルル・・・・・プルルルル・・・・・・(ガチャッ!)お掛けになった電話番号は、現在使われていません。番号をお確かめになって・・・・・・」
手ぶらフォンのスピーカーから、そんな声が聞こえて来る。

 私は主人が、主人は私が、どこかへ電話を掛けたのだと思い、お互いに「こんな早くからどこに電話してるんだよ〜」と、異口同音で呟いたのだ。
「俺がするわけ無いだろう・・・・・・」「私じゃないわよ」
 そう・・・・・・、原因はミュウーである。

 前はファンヒーターを付ける事を覚えてしまい、蒼くなった事が有る。(爆)
どこかから帰ってくると、付けた覚えの無いファンヒーターが付いているのだ。
それも、ミュウーの仕業である。
まさか・・・、寒さでつけようと思って付けた訳ではないのだろうが、アイツなら遣りかねない・・・・・・( ・_・)ジッ
 最初は、偶然、飛び乗った拍子にに付いてしまったんだろうけど、アイツは、飼主に似ず、頭がすこぶる良い。
2度目3度目は、偶然とは言い切れない。
どうやら、味を占めたらしい。
 そんな訳で、我が家の電話や、ファンヒーターには、それなりのガードをはめ込むことにしたのだが、真に、使い勝手が不便になった。

さて・・・、今日の作品は、限りなく実話に基づいた、架空の話、第2段。(爆)
『火曜日の客』を、お送りします。(ショートショート)
チョイト長目ですが、読んでください。


             『火曜日の客』

「うわっ! 凄い雨だよ、ママ。どうりで暇なわけだわ・・・・・・」
 余りの暇さに、外を覗きに行ったアルバイトの江美が、ドア越しに、そう、ぼやく。
 店内には、一人の客もいない。
私は、壁に掛けられた時計に目をやると、
「もう十二時半か・・・・・・、江美、今日はもうダメそうだから、店閉めるか。明日、仕事有るんでしょう?」と、溜息混じりに言った。
「本業は、午後の2時からだし、全然大丈夫。それにまだ誰か、来そうな気がするんだ」
江美のそういった予感は、結構当るのだ。
 私はクスリと笑うと、カラオケのリモコンを操作した。
「それじゃぁ、景気付けに歌でも練習するか」
「賛成―」

―私がこの『淋しがり屋』と言うパブを経営してから、もう一二年になる。
モノトーンに統一された、収容人数三十人程の、一寸洒落たパブだ。店内にはピアノが置いてあり、偶に、ライブなどのイベントも織り込んだこの店は、低料金で遊べるアットホームな店だった。
何時もなら、若い常連客達でかなりの賑わいを見せているのだが、さすがに火曜日の、この大雨とあって、十一時頃に二組の客が帰った後は、途絶えたまま、人っ子一人、入ってこない―
  
 江美と交互にカラオケで遊んでいると、店のドアが開いた。私は思わず、江美の顔をまじまじと見据えた。
「ホ・ラ・ね? 私の感、今日も冴えてるっしょ?」
 小声で呟き、江美はウインクをした。
『いらっしゃいませ!』
 ずぶ濡れになりながら入ってきたのは、常連客の、聡だった。
私と江美は慌ててマイクを離すと、カウンターの中に回り込み、接客の準備に取り掛かった。
「ゴメンネ? あんまり暇なんで、今、江美と歌の練習してた所なの。それにしても、こんな土砂降りの中、わざわざ来てくれるなんて、さすが聡君だわ。さ、これで服を拭いて」
聡は、笑いながらおしぼりを受け取ると、「隆も、今にくるからさ、きっと・・・・・・」と言い、頭から滴り落ちる雨の雫を拭った。
「あれ? 隆君だけ? 幸一君、今日は来ないのぉ?」江美が、チョッピリ淋しそうに、そう聞いた。
「残念でした〜。幸一は、ヨッパだもんで、さっき、一件目の店を出た後で、送ったよ」
聡は、江美の心を探るように言った。
「なぁ〜んだ・・・・・・、ショック!」江美は、あからさまに落胆した様子だった。
 聡(さとし)、隆(たかし)、幸一の三人組みは、いつも一緒に来る仲良しトリオの常連客で、その仲の良さには定評があった。
三人は同じ製薬会社の同期で、成人を迎えた直後から、この店を利用してくれている。何時も必ず三人一緒で、週、1〜2度は来ている。この店の常連客の中でも、最も来店成績ばつぐんの客だった。その中の幸一に、江美は皆に公認で、恋をしているのだ。
「さぁ、ママも、江美ちゃんも、一緒に飲もうよ、それとも恵美ちゃんは、幸一が居なきゃ、ダメかい?」
「ま、ね・・・! 聡君じゃ、チョット役不足だけど、仕方ないから付き合うか」
恵美の憎まれ口に、聡は口をへの字に曲げ、
『ママ〜。ココは女の子の教育がなってないよ〜」
と、苦笑した。

「乾杯〜」
 聡のキープボトルを、三人で飲み始めた所に、隆が入ってきた。
「いらっしゃ〜い。聡君がお待ちかねよ」
 隆は聡の隣に座ると、何時になく愛しむように、店内を見回している。
「この店に通いだして、もう十年か・・・・・・、あっという間だったな・・・・・・」
 隆の独り言に江美が水割りを差し出しながら、
「十年前か・・・、私、まだ十三歳だった」
 ペロリと舌を出しながら呟いた。
「ママは幾つだったっけ? あの頃」
 聡が私にそう聞いた。
「あの頃は、まだ三十になり立てで、女盛りもいいとこよ。結構イケテタわよね?恵美なんて目じゃなかったわ!」
辛らつな会話が飛び交い、歯に衣を着せぬ気軽さも、この店の親しみやすいところでもあった。
「さー、皆で乾杯の、し直しだ!」
聡の一声で、皆は再びグラスを合わせた。
この夜の話題は、今まで起こった、この店での数々のエピソードに終始した。
 3人が、初めてこの店に来た時、どんな店か解らずに、少しビクビクしながら、初めてこの店のドアを開いた日の事―
 忙しい日には、買い物や、カウンターの中の仕事まで手伝わされた時の事―
 三人で江美に惚れこみ、密かに江美の心を奪うのは誰か・・・と、賭けをしていた事―
 結局、江美のハートを射止めたのは、幸一で、その晩、聡と隆は、ひどく酔っ払い、半ばヤケクソで、泣きながらカラオケをがなっていた事。
 無銭飲食の小父さんを、三人で追いかけて捕まえてくれた日の事―しかし、説教をしてる内、何だかその小父さんが哀れになってしまい、酒や食事まで出してしまった私の事を、暫くの間、皆「夜行性の聖母マリア」等と変てこりんなニックネームで呼んでいた―
 皆で行った、花見や、遊園地、その時の想い出話やエピソード等、話は尽きなかった。
「俺達にとって、この店は、故郷みたいなもんだからなぁー」
 聡がしんみりと、そう言った。
「うれしい事、言ってくれるじゃない?」
 私は、ほろ酔いのせいもあり、少し涙ぐんで、そう答えた。
「今日は、江美にもママにも、俺達が一番好きだった歌を、一曲づつ歌ってもらいたくてこの雨の中、わざわざ来たってわけさ」
 隆がそう言った。
「ハイハイ。そんなのお安い御用だわ、心を最大限に込めて、歌わせてもらうわよ。で・・・、何が良い?」
「俺は・・・、江美ちゃんには、ディアー・マイ-フレンドで、ママにはマイファニーバレンタインがいいや」
 聡のリクエストが決まり、私と江美は、順番に、そのリクエスト曲を歌った。
「じゃぁ・・・俺は、江美には中森明菜の、水に挿した花で・・・、ママには、ヘレンメリルの、帰ってくれたら嬉しいわ、がいいなぁ」
 私はジャズ系、江美は、ポップス系の歌が得意である。聡も隆も、目をつむって、真剣に耳を傾けていた。
「ありがとう・・・・・・、今日はとっても楽しかったよ。それじゃ俺達、ソロソロ行くね。あっ、そうそう、これ幸一から江美にって・・・」
 隆が、江美に小さな箱を手渡した。
「もしかしたら、婚約指輪かもよ〜?」
私は、恵美をからかった。
「わ〜、何だろう・・・・・・? ドキドキだわ」
 二人は微笑んで目配せをすると席を立った。
「えーっ、本当にもう帰っちゃうの? どうせなら最後まで居ればいいじゃん。まだ二時十分だよ? あっ、そうそう・・・、そう言えば二時十四分って、霊界の扉が開く時間なんだって。知ってた? 今帰ったら、二人とも幽霊に襲われちゃうかもよ?」
 江美がそう呟いたと同時に、私の体の中を、ヒヤリとした何かが、確実に通り抜けた。
「や、止めてよ江美・・・・・・、私が怖がりだって事知ってるでしょう?」
 私がそう江美をたしなめると、聡と隆は、あははと笑いながら、ドアを開けた。
「明日もまた来てね?」
 私が、ジョークで、そう声をかけると、聡と隆は、振り向いて、淋しげに笑った。
 
 翌朝、私は携帯の着信音で目を覚ました。
時計に目をやると、まだ朝の六時だった。
 携帯電話には幸一の名前が表示されている。
「一体、こんなに早くどうしたっていうのよ・・・・・・、私、ついさっき寝たとこよ?」
 私は欠伸をかみ殺しながら、そうぼやいた。
「ママ・・・、今、大学病院からなんだけど・・・、昨夜、隆と聡が、俺のせいで死んだんだ・・・。
俺、どうしたら良いんだよ・・・・・・」
悪い冗談にも程があると、私は少々ムッとした。
「こんな時間に電話をよこして、何てバカな冗談言ってるの! 二人なら昨夜ちゃんと飲みに来たわよ」
 幸一の声は涙で震えていた。
「嘘だ! 昨夜、俺、一件目の店で泥酔しちゃって・・・、でも、何が何でも『淋しがり屋』に行くって聞かない俺の車のキーを、聡が『危ないから!』ってむりやり奪い取って、俺を先に家まで送り届けてくれたんだ。でも、どうしても江美に渡したいものがあるって言い張る俺の代わりに、二人が届けてくれる事になって・・・・・・。その途中、雨で車がスリップして、対向車のダンプと激突して・・・・・・」
「だ・か・ら! 昨夜、ちゃんと二人で飲みに来たって言ってるでしょう? プレゼントも江美がちゃんと受け取ったわよ・・・・・・」
「ママ・・・、二人が来たのって、何時ごろ?」
 幸一の声は、明らかに震えを増していた。
「十二時半を少し回った頃だけど・・・・・・」
「その頃なんだよ、二人が事故を起こしたのは! 二人とも即死だったんだ・・・・・・」
 絶句する私の手から携帯電話が滑り落ちた。


 


2002年05月12日(日)
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■ (日記)今日はネタ切れのため(^^;日記で〜す。


 皆様。おはようございま〜す。( ^.^)( -.-)( _ _)

昨日で,昼間の仕事(高級婦人服の販売員)を辞め、夜一本(パブ)にする事になりました〜。

 思えば、生まれて初めて、婦人服の販売員などというパートに付き、心優しく、かつ、個性的な(笑)2人の先輩に恵まれ、私なりに接客業は大好きなので、とても楽しく、何人かのお客様にも可愛がられるようになり、あっという間に過ぎ去った1年と7ヶ月では有ったのですが・・・・・・。
なんせ、給料面では全くの望み薄だし、(何年居ようが、どれだけ売ろうが、パートは給料が下がる事は有っても、上がる望みの無い会社だという事がよく解った)、時間は長く拘束されるし、足腰は、痛いし(特に、私は病み上がりなので)・・・・・・。
それに、諸々の事情で、会社自体の体質に強く失望し、考えぬいた挙句、この結論を下したワケデス。

 私は、発病前、約、20年間に渡って、自ら、チョイと小洒落た、洋風居酒屋を経営しており、その道にかけては、ベテランも、いい所・・・・・・(爆)
が、しかし・・・。お人好しが嵩じ、ずさんなドンブリ勘定がゆえに、経営者としては大失格!
 ともかく、楽しく、愉快で、大好きな仲間達だけと、自分自身が楽しみたいが為に、開いた店のような物なので、結構繁盛していたにも関わらず、赤字経営だったのは、言うまでもございません。 トホホ・・・(^^;
 店の雰囲気にそぐわない客や、勘違いの甚だしいような客は追い出すは、・・・かと思えば、清純で貧乏な若い客達には、どんどん奢ってしまうわ、無銭飲食のオジサンを叱り付けているうちに、同情し、しまいには、タダで酒は振舞うは、タダで歌は歌って聞かせるわ・・・・・・etc.、バイトの子達に、さんざん呆れられてしまった事なども、度々の、想い出ひとコマ・・・・・・。(自爆)

 そんな私の、20年来の友人が、駅前で、ナイトラウンジを経営しており、近頃私に、いわゆる(チーママになって欲しい)と、お呼びが掛かり、取り敢えずは、馴れる為、夜の3時間だけ手伝っていたのですが、ママの強い説得で、緊急に夜だけに徹する事になったのです。

 (近藤サト)さんと、(山本洋子)さんを、足して2で割ったような、(誉めすぎかなぁ・・・?)少々マルポチャだが、超美人ママの(T)と、かなり、マルポチャになった、(小野ミユキ)のような(自称)私は、一線を退き、コンビを組んで、お客たちのお母さん役。はたまた、金さん銀さんのような癒し役。(少々憮然)

 後はカワユくて、天真爛漫なピチピチの若いギャル達に接客を任せ、のびのび生き生きと、大好きな料理を作ったり、プロ並みの(大謎)ジャズを口ずさんだり、大好きなバーボンを飲んだくれたり・・・・・・etc.と、まるで水を得た魚のように、楽しく気楽に働いてオリマス。

 そんな訳で、今日からは夜一本になる為、昼間は、タァ〜〜ップリと時間が空き、PCに触れる時間も十分に取れるようになりました〜。♪

  何よりも、それが一番、嬉しい〜っ!!

 
                    by マキュキュ
 


2002年05月11日(土)
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■ 【詩】月下美人に寄せて 


 こんにちわ〜〜。
 今日は初めて、詩を載せてみたいと思います。
詩と呼べるかどうか解らないですが、3年前に癌で再入院した時に、確か、手術が決まった直前に書いたものだと記憶しています。(ハテ? 術後だったかな?)
 ま、良いか・・・(笑)

 ともかく、生まれて初めて『月下美人』と言う花を見た時に、余りに衝撃的な感動を感じ、思わずメモ帳に書き記した詩が見つかったので、載せさせていただきます。


〔月下美人に寄せて―〕
 
貴女はなんて妖艶で 
そして・・・儚い花なのでしょう・・・・・・ 
 
誰一人として気付いてはくれないかもしれないのに・・・・・・

貴女は一体 何の為に そして 誰の為に
そんなに綺麗に咲くのですか?
 
誰にも媚びず 真夜中にひっそりと開き
 人知れず 萎んでゆく・・・・・・ 
余りに美しく 悲しい花よ
 
 それで貴女は 満足なのですか?
 それで貴女は 何を得られるというの? 

たった一瞬だけ 
月光というスポットライトを浴び 
艶やかに舞い そして壮絶な死を遂げる
刹那すぎる 命・・・・・・
尊厳とも思える凛としたその生き方・・・・・・

きっと・・・

貴女は 自分自身のためにだけ
開くのでしょうね

誰かに見てもらいたいなんて・・・・・・そんな欲望さえ無く・・・・・・
 
ね? もう少しだけ居させて?
 貴女の死を最期まで見届けさせて?
 もうすぐ 夜が明けるから・・・・・・

 アァ・・・もうこんなになっちゃって・・・・・・
 色あせて 萎れた花びらを なでてあげる・・・・・・
 口付けしても いい?
  
何故か貴女に心奪われて 涙が止まらない
貴女が愛しくてしかたがない・・・・・・

 私はもう、 少しも動く事が出来ない・・・・・・

 私のような 可笑しな人間がいたって事 忘れないでいて・・・・・・


 私も貴女のように生き
 貴女のように散りたい・・・・・・
 
 誰かの心に 鮮明にその姿を焼き付け
 仄かな香りの余韻を残し
 そして・・・ そして・・・ 小気味良く 散って行きたい・・・・・・





※今月のエンピツのランキング見てみたら、6票も入ってて、ものすごく嬉しかった〜♪ 今までひと月で2票以上入ってたことなかったのにぃ・・・・・・。
( ・_;)( ;_;)( ;_;)(>0<)ワーン
投票してくれた人〜。アリガトウね〜。m(._.)m ペコッ
これからも、極力頑張るね〜。




2002年05月08日(水)
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■ 【愛猫エッセイ】したたかな天使たち (後編)


 今日の松本は、雨模様。
今、昼間と夜の仕事の合間を縫って、日記の更新をしている最中で〜す。
貧乏暇なし・・・・・(>_<)ヽ ナケルゼェ

 昼間の仕事も、残すところ後2日・・・・・・。
10日以降は、夜一本になるのだ。
そうすれば、昼間、たっぷりと時間が取れるので、PCのお勉強も出来るし・・・。
もっと気合を入れて日記の更新もできるとおもうのです。(*^_^*)

 さて・・・今日は、したたかな天使たちの後編をお送りいたします。


            『したたかな天使たち』 (後編)

 ボスと違って、ミュウーは箱入り娘で、三階の自宅から一度として外に出た事は無く、後に引越すまでの三年間は、マンションの中だけがミュウーの世界であった。
 ミュウーがじゃれ盛りの頃、こんな事があった。棚に吊るしてあったスーパーのビニール袋でじゃれていたミュウーは、取っ手の部分を首に巻き付け、首吊り状態になったのだ。完璧に四肢が、だらん〜と伸びていた。
異様な鳴き声に驚き、駆けつけた私は、すぐに外そうとしたのだが、片手で体を支えながらなので中々上手く外れない。ミューの意識は、完全に無い。

パニックを起こした私は「どうしよう・・・、どうしよう・・・・・・」と叫ぶばかり。
運良く、丁度そこへ主人が帰り、私がミュウーの身体を支え、主人が巻きついた取っ手を外し、事無きをえたものの、暫くの間、ミュウーは失神したままだった。
 ベッドに寝かせて全身をマッサージしたら、「ハタッ!」と目覚めたかとおもうと、部屋中を駆けずり回っていた。
パニック障害を起こしていたようだ。(爆)
ひとまず私たちは、ミュウーの命が無事だった事を神に感謝した。

 しかし、その三日後、性懲りも無く、又同じ事をしたので、そこに袋を掛けるのは、その日以来辞める事にした。

 ミュウーは勝気だが、大変な臆病者である。家の中では大意張りなのだが、一度、試しに玄関の外に締め出してみた。のぞき穴からそっと覗いて見ると、無様に腰をぬかして抱腹前進をしながら、不安そうに鳴きじゃくっていたっけ。  
そして、ミュウーはとても執念深い。息子がガールフレンドからプレゼントされた鉢植えの植物を、ミュウーに悪戯されたらしく、一寸叱ったらしいのだが、以後ミュウーは命の恩人である息子に、一切寄り付かなくなったのだ。しかも、息子が、側に寄るだけで「フワァーッ!」と威嚇する有様。

元々ミュウーは人間嫌いらしい。 
そんなミュウーに、芸を覚える才能が有る事を発見した時は、はっきり言って驚きだった。ミュウーは私に似て、中々の天才である。(謎)
『おすわり』は、たった、十分程で覚え、『お手』『お変わり』『待て』と、すんなりと出来るようになって行ったのだ。良く『猫に芸を教えるのは難しい』と言われるが、それは先入観が働き、はなから諦めていて、誰も教えようとしないからではないか・・・・・・? と、私は思う。それとも、本当に、ミュウーが、マレに見る大天才(←親バカ?)なのかは解らぬが、猫を飼っているならば、根気良く試してみるといい。
 最近は、やらなくなってしまったが、アルミホイルで作った小さなボールを主人が投げてやると、喜んで口にくわえて来る。小さな箱を主人が持ち「ここよ、ここに入れて」と言うと、ちゃんとそのボールを箱に入れる。 
後、カーテンレールの綱渡り。(それならうち家の猫だってやるわよ、フン!)とおっしゃる奥様方・・・・・・。実はミュウーの、そんじょそこいらのニャンコ(失礼)と格別に違う処は、何と、レールの端まで行くと、ムーンウォークのように、いとも軽やかに、後ろ向きのまま、後ずさりするところなのです。
専門家(謎)の話しでは、後ずさりする前に、たいていの猫は、飛び降りてしまうそうです。
(ドウだ! まいったか。エッヘッヘ〜!)
もう一つ、これも主人ワザなのだが、おやつを上げる時、気位が高く、素直に来ないミュウーに、主人が、特有の言い回しで『3つ数えるうちに来ないと、おやつ閉まっちゃうよ? さぁん〜・にぃい〜・い〜〜〜ち!』と言うと、2から1の間に、鳴きながら慌てて飛んで来る。
これが、何とも、可笑しいのである。

 そんな事が取り上げられ、一度テレビにも出させてもらった事もある。(笑)
フジTVの、「どうなってるの?」と言う番組だ。
人間嫌いのミューの事、取材不可能となり、事前に私達が撮って置いたビデオで間に合わせた。(笑)

そして最近引越しし、一戸建てに移り住んだ為、ミュウーは卒無く屋外デビューも果したのだが、気位が高すぎて生意気なせいか、しょっちゅう苛められて帰ってくる。(苦笑)
 とにもかくにも、ボスにしろ、ミュウーにしろ、猫は天使だ。
 猫は犬と比べると、したたかで小憎らしい。
わがままで、小悪魔的で、意地悪で、気まぐれで、愛想無しで、可愛げが無くて、こっちが追えば逃げ回るくせに、こっちが逃げれば追ってくるetc・・・・・。
 でも、そこがたまらなく良いのである。それこそが、猫の魅力だと私は思う。
そんなクールな猫が、たまにすり寄って来る。(おもにエサ欲しさだが・・・)その時の可愛さは、又格別だ。
 猫をじっと見てると、目で語り、耳で語り、シッポでも猫は会話をする。
鳴き声一つで、何が言いたいのか解る。
私はそんな猫が、堪らなく大好きだ。
 出来うるなら、一〇匹でも二十匹でも飼いたいと思う・・・・・・が、我が家は究極の貧乏なので、残念ながら無理な話しである。
 いつも私達を癒し、楽しませてくれている愛すべき天使達に、心からお礼が言いたい。・・・・・・と、ここまで書いていたら、不慣れなパソコンと格闘している私の手元で、(エサもくれずに何やっとんじゃぃ)と、ミュウーがじゃれついて来た。
 あ〜ぁ・・・・・、仕方が無い・・・。
それでは、カワユイ、カワユイ、娘のディナーのお時間なので・・・・・・。これにて失礼いたします!




2002年05月07日(火)
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■ 【愛猫エッセイ】半月ぶりのご無沙汰です。m(._.)m ペコッ &したたかな天使たち【中編】


皆様、ご無沙汰しまして申し訳ありませんでした〜。
心配してくれた人たちに、お礼を申し上げます。ありがとう

 4月23日から、私のPCが、全く動かなくなり、何をどう触っても言うことを聞いてくれず、パソコン通の友人の家に、ずっと入院していました。(爆)
 やっと退院してきた、我が親愛なるPCは、2000に姿を変え、友人いわく、今は絶好調との事。

 この半月間、日記の更新が、何よりのストレス解消だった私は、どれほど虚無な毎日を送りつづけてきたことでしょう・・・・・・( ・_;)( ;_;)( ;_;)(>0<)ワーン

ともかく、又、日記の更新ができる事で、私は、嬉しくて嬉しくて〜〜。
我が親愛なる、『ゲンゾウ君』に敬意を表します。

新機能も、搭載され、これから又々、猛勉強の日々が待っているのですが、何はともあれ、無事に戻って参りましたので、前回の続き、『したたかな天使たち』の
中篇を、お送りします〜。(*^_^*)

    
             『したたかな天使たち』 (中篇)


 ミュウーは、晴れて我が家の一員となったのである。
当初、ボスとミュウーの相性が一番心配では有ったが、相変わらず、ミュウーが一方的にボスに絡むだけで、ボスはその名の通り、でんと構えて応じない。
 本来ボスは、とてもおとなしく、優しい性格なので、私たちの心配を他所に、半月もしないうちに二匹は仲良くなった。
 二匹の関係は、まるで『お爺ちゃんと孫』と言った感じである。

 ミュウーは、何でもボスの真似をする。
ボスが眠っている時には、ボスに寄りかかるように眠り、ボスがエサを食べ始めればミュウーも割り込んでエサを食べる。
一度など、同じトイレで、ボスとミュウーとが、向かい合って用を足していた時には、おなかを抱えて笑い転げた。
 ボスが、ペット用の食器ではなく、コップからしか水を飲まないと、ミュウーも、それを真似て、コップから飲むようになった。
 2匹の天使達は、私たちの事を、とても幸せで、楽しい気分にしてくれていた。


しかし・・・・・・、一年が経ち、その年のクリスマスイブの日、私たちに、余りにも悲しい出来事が訪れた。

 十五年もの間、私達に、幸せと安らぎを与えてくれていたボスが、とうとう天に召されてしまったのだ・・・・・・。
 原因は、腎臓に出来た癌である。
ボスは、小さい時から身体が弱く、毎年十二月というと、獣医に掛かっていた事が多かった。
それは、後々、獣医から、私の身代わりになってくれていたのだという事を知らされ、私は愕然とした事がある。

 ボスはとても優しい猫だった。そして誰よりも一番私に懐いていた。
私が主人や息子とケンカをして、泣いていたりすると、「どうしたの?」と言うように鳴きながら寄ってきては、私の身体によじ登り、わざとじゃれついて、慰めてくれるのだ。

 当時、ある事情で一時的に子供を手放した寂しさから、松本市内のペットショップに、フト立ち寄った時、生後五カ月も経ってしまったという理由で、売れ残って居たボスと目が合ってしまった時、「お願い! 僕を買って?」と、ボスに鳴かれてしまったその時から、(あの時ボスは、確かにそう、鳴いたのだ)ボスは今迄、どれ程、私を癒し続けててくれた事だろう・・・・・・。
ボスは、私にとって息子の代わりだった。
 
 話が前後してしまったが、12月にボスが入院するのは、私の身代わりになってくれているからだと、真剣な顔をして獣医が言っていた事だが・・・・・。 
私事で申し訳ないが、私にとっての12月は、細木和子大先生の、六星占術によると、運勢上、最も悪い運気の始まりの月なのだ。
だから私の代わりになって、ボスが災難を被ってくれているのだと真顔で獣医は言うのだ。
(その獣医も、私も、六星占術を、崇拝している)
それは私も信じざるを得ない。

 亡くなる間際、あんなに大きかったボスが、段々とやせ細り、抱き上げると、まるでぬいぐるみの様に軽くなった・・・・・・。
そしてボスは、亡くなるまでの一月程、私の側から片時も離れなかった。

 自宅マンションの一階にある私の店(洋風居酒屋)の中になど、滅多に入ってくる事の無かったボスが、客と一緒に入って来ては、ずっと私のそばに寄り添っていた。ボスは店の常連客達にも、大変可愛がられていた。
夕方、私と一緒に階下に降り、ボスはふらりと何処かへ遊びに行く。そして店が終わる頃を見計らって、いつもドアの外でずっと私を待ち、一緒に三階へと上がる様は有名で、皆は『忠猫ボス公』などと呼んでいた。

愛しい、愛しい、ボスの死は、私にとって、自分の心臓をもぎ取られてしまったような、余りにも辛すぎる出来事だった。

 そんなボスとの悲し過ぎる別れを、知ってか知らずか、益々ミュウーは我が物顔になり、やんちゃな娘へと育って行く。

 しかし、ボスが死んで暫くの月日が過ぎた頃、皆でボスを偲ぶ為、辛いながらも元気だった頃のボスを納めたビデオを見ていた時。何と、ミュウーがすっ飛んで来て、画面のボスにじゃれ付いているのである。
そしてボスを呼ぶかのように、何とも哀しげな声で鳴いたのだ。
(ミュウーにも解るんだ・・・・・・)その姿は、新たに、私達の涙を誘った。
   
                         後編へと続く





2002年05月05日(日)

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