■ゲロッチャ !!■
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2006年09月06日(水) |
読書「ホワイトアウト」 |
図書館で真保裕一の「ホワイトアウト」「発火点」、 重松清「卒業」を借りました。
「ホワイトアウト」は一気に読めちゃいました。 一般人がテロリスト相手にこれだけの大立ち回りが出来るのかなぁ?という モヤモヤを持ちつつも、素直に面白がって読めました。 テロリスト、雪山、スノーモービル、犯罪首謀者の裏切りと まんま「ダイハード2」なんですが、ダイハード的な面白さに、 主人公が持つ「自分が助けられなかった亡き友への想い」という 抒情的な面が加味されて、 日本人が好みそうなドラマティックな展開だったと思います。
うん。一般人である主人公がジョン・マクレーンばりにタフだったのは 亡き友の導きによるものだったのだろうなぁ、と、暫しスピリチュアル。 神秘のなせる業。 なーんて。 そんな幽霊はいっぺんも出てこなかったけど、 主人公の罪の意識とそれを償いたいという強い想いが、 彼を奮い立たせたんじゃないかと。 それにしたって、数名のテロリスト相手に渡り合える知力と戦闘力が 凄すぎるけれど(^^;)
ヒロインのシーンを読むたびに、 映画でヒロイン役だった松嶋奈々子さんが頭に浮かびましたが 私の脳内では織田さんが主役ではありませんでした(苦笑) テロリストのボスのウツギは石橋蓮司さんを思い浮かべていました。 映画では佐藤浩市さんがウツギを演じていたようです。 もう、観るしかない! 雪山で死んだ吉岡和志役は石黒賢さん。 うーん。私はもっと大柄で厳ついイメージを持ってたんだけど・・・・ イメージで言えば、金児憲史さんのような。 石原軍団の若手の持つ、あの体育会系&清廉潔白なイメージ。 大柄で豪快でナチュラルで、熱血漢で神経質な一面もあって、 子供みたいな笑顔の持ち主。 この物語は主人公の富樫と吉岡の「走れメロス」的な、 強い結びつきの話でもあると思うので 二人を並べたときにベストパートナーに見えないと 駄目な気がするんですよねー。
とにかく映画も観てみようと思います。
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