TWILIGHT DIARY
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前にも書いたが、私はERファンである。 カーター君はいつも心配させられるが、今日は違っていた。
今日の心配君は、グリーン先生である。 グリーン先生は脳腫瘍を患っており、今日が手術だった。 手術はずっと、本人の意識は保たれたまま、行われる。 先生の質問に受け答えながら、手技が進められるんである。 途中、グリーン先生の具合が悪くなった。 痙攣や意識の混濁が始まった。
その時である。 彼の今までの思い出や、仕事の記憶が、走馬灯のように映し出された。 一回目から見ているが、グリーン先生も今までにいろいろと事件があった。 決して、順風満帆な人生ではなかった。 どうか手術が成功しますようにと、祈るばかりである。
実は私も、グリーン先生のように記憶が「走馬灯のように」回ったことがあった。 睡眠中の夢で、何かもうこれは絶対絶命と言う出来事があり、 たくさんの場面、いろんな記憶の走馬灯が出現した。 「あぁ、そんな事もあった。こんな事もあったなぁ。この世ともお別れかぁ。」 だがそれは夢の中であり、眠りから起きてよくよく思い返して見ると、 不思議な事に、どれもこれも私の記憶ではなかった。
でも確かに、夢の中では私の記憶だと認識していたのである。 輪廻転生。リーインカーネーション。 少数の人には、前世の記憶が残ることがあると言うが、どうだろう。 遺伝子に記憶は組み込まれているのか?。。謎である。
夢の中の走馬灯のような記憶群は、 いまだに誰の記憶なのか、わからないままである。
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