TWILIGHT DIARY
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昨日、本屋めぐりの途中、いつも通っている鮨屋の前で、 長毛種の白い猫が、おかみさんに餌を貰っていた。
非常に、毛並みの良い、美しい猫である。 お寿司のネタの切り落としでも、貰っているのだろうか。 白い猫は、何か独り言を言いながら、美味しそうに食べている。
さて、他のお鮨屋さんにも、思いがけず、 店横の小路に、たくさんの猫を発見して、驚くことがある。 どう考えてみても、二家族以上の数の猫たちなのである。
シャムやアメリカンショートヘアの雑種のような洋猫で、 青い眼の、やはり毛並みの良い野良猫たちである。 たまに、彼らが道路を走って渡っていると、機敏に駆け抜ける姿まで、美しい。 鮨屋の周りの猫は、当たりが良いのかも知れない。
誰かが拾ってくれると、寒い冬を外で越さずとも良いのだが、そうもいかない。 やはり、厳しい冬には一気に数が減り、寂しいものである。
だが、それが春ともなると、また、ちゃーんと増えて、 夏から秋には、美しい猫たちが街を走り廻るのである。
鮨屋の周りの猫は、当たりだけではなく、運も良いのかも知れない。
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