独白2
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2001年10月24日(水) 昔日記

尽きちゃいました。もう…せっかく更新したのにこんなに嬉しくないってどうなんでしょう。いつものことですが。
やっぱりカラーってのは時間かけてるんだからできあがりはうまくいってて欲しいですね。なのに。
毎度のことながら気に入りませんよ。大体時間かかったって言っても自分が悪いんですけどね。
だってとっても私は飽きっぽいんですもの。
ものすごい飽きっぽさでもって手塗りでやったためにさらに時間がかかってしまいました。ダメだー。少しやってはやめて、少しやってはやめての繰り返しです。
飽きっぽいっていうことは本当に怠惰だ。

つーことで本日のお題は『飽きること』です。

私はとっても飽きっぽいってのは上で言った通りなんですけどね、集中力が極端に無いんですが。
いっつも少しやっては〜の繰り返し。
しかも飽きっぽいだけでなく諦めもものすごく早いんです。
そんな私が友達に言われたこと。

「カイヅさんすっごい飽きっぽいのにオタクだけはずっと長持ちなんだね。」

結構ショックでした。オタク長持ち…??

オタクっつーかマンガ描くことはホントに飽きない訳では無いですよ。
実際私はあんなきったないtop絵一枚塗るだけでもあんなに時間かかっているのは何もとろくさいだけでは無いんです。
色塗りなんていう単調な作業は同じことの繰り返しで飽きやすいくせに手で塗るというのは緊張することです。
だから急激な眠気におそわれたりして進まないんです。
マンガにしてもそう。マンガ描きたい描きたいといっていても私はいつも飽き飽きしながら描いています。

飽きないのは「マンガを描くこと」では無く、「自己を主張すること」な訳です。
これは飽きたら話しにならないどころか存在できませんよ。
生きることに飽きる日は来るかもしれない。
でも生きている限り私は自己主張をする事を飽きる日は来ないでしょう。
諦める日は来てもね。
勉強は違った。飽きた。
大切だと思っていたものがふと、どうでも良くなる。
それが飽きることなんですよね。
そしてとっても怖いものです。

今まで好きで好きでめんどくさいことやっていたのにも関わらずふっとどうでも良くなるって言うのはどうしてなんだろう。

それが物に対してならまだいい。
それが人に向けられたときが一番怖い。
自分は今までこの人が好きで、一緒にいて、困らせるようなことをされてもカワイイといえる。
そんなところから「飽きる」となんでいままでこんなめんどくさいことしていたんだろう。になる。
よく子供とかに向けられる感情だ。

私がこの飽きるというのを怖いというのは自分が呆れられたり飽きられたりするような人間だと解っているからかもしれない。
自分の分身である作品が単調でつまらなく飽き飽きされるかもしれないような物であることが解っているからかもしれない。
だからそんなことが無いように、飽き飽きするような作業の繰り返しでもマンガを描いたり絵を描いたりをそれなりにがんばってする。
凝り固まって同じような解答しか出せない頭をフルに使って飽きられないような解答を出し続けるようにがんばっている。

でも何より怖いのは自分がこれらのことを「飽き」てしまうことだ。

こうやって自分のために虚勢を張る、一生懸命でなくても生きようとする事を飽きてしまうというのは「死ぬ」ことと一緒だ。
実際飽きてしまったらそんなことを怖いとも思わないことだ。
つまりは私は「飽きること」によって「死」ぬことが怖い。

飽きることが怖いのは特に人に関してだ。
物に対しての執着心を捨てても、人に対しての執着心があれば生きていけます。
少なくとも私は。
それが無くなると私は他人と干渉しなくなり、他人も私に干渉しなくなる。
他人がいることによって成り立っている私はそうなると自己の確立がきっとできない。だから存在できない。
そんな「生」はきっと飽きる。
他人に「飽きる」という感情をぶつけたとき、自分にもそれが返ってくることだということだと思った。

今私はやっぱり他人に囲まれています。
いつも一緒にいる人や、連絡を取っている人は飽きたくない。
その人たちは私にとって必要不可欠とまではいかないにしても、今私を構成するのにはいてもらいたい人です。
自分勝手な書き方をすると。気分悪くなったらゴメン。
だから飽きられたくない人でもあります。

こんなに飽きっぽい私も、人を好きになることは飽きない。
なぜならそれは自分のためだから。
どこまでいっても飽きずに自分勝手。
いっそ生きることに「飽きれ」ば良いのにと思う。
本能なのか何なのか、こんなにも「生」にしがみつくのはなんでなんだろうと思った。

今日も眠いためものすごく変な文書いていそうです。
ごめんなさい。
ここをかくことも飽きても良いはずなのに飽きない。ここを書いているのにマンガを描きたがる。
それはどっちも私にとっての自己主張の場だからです。
どっちにもできることとできないことがある。
だから妙に長続きするんですかね。
オタク長続きの秘訣。
いらねー…


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