独白2
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2002年01月25日(金) 昔日記

なんつーかやはり寝っ転がって本を読むよりもパソコンに向かっていた方が肩は凝るみたいです。
ここ4日位寝てばかりでパソコンにも比較的少ない時間しか向かい合ってなかったので少し楽になりました。(もちろん当社比)
しかしまあなんて言うのですか。落ち込むとは言いません。逃げることばかり最近しています。
考えることの放棄。たちが悪いですね。
そんなやってぼけーっとしてるから麦茶を股間にこぼすんですねえ。
なんて間抜け…。ここのサイトの運営もなんか全て私が悪いのかなあとか。
まじめぶったところで糞の価値も無いです。言葉が悪いです。
別に私は真面目なつもりはないです。
どんなに一生懸命したつもりでもあくまでつもりであります。
あとから見ると穴だらけです。
最近はここを書くとき辞書を片手にですよ…
頭悪い…

最近シャーマンキングの17巻を買ったのですよ。表に書いたかと思うのですが。
やっぱりおもしろいのですね。最近のジャンプもかなりアンナが可愛くて仕方ない感じですし。
最近の、と言う言い方もどうかと思うのですけれど。ねえ、S籐さん。
アンナは前から可愛かったです。マンキンは前から凄かったです。
話がそれましたが。こんな所でこんな話をしても全くの無意味なのは知ってるんですが…つい。未熟。
で、武井さんは凄いと思うのですよ。凄いんです。
おこがましいというか、思い上がった話をさせていただくと、私が彼を凄いと思うのは、彼の描く主題?テーマ?(同じだし…)人生観とでもいいましょうか。が、私の持っているモノと同じである。
しかし私も持っているそれらのモノを、彼はきちんと世に出している、私はそれが出来ていないだけであってつまりは同じなんですよ。
凄いと思うのは私の延長線だと。
思っていると思うのです。

全くふざけた話です。

数日前の日記に書いたとおり、私は大きく見て人が不平等である事はないと信じています。
しかし、それは(言い訳じみた言い方ですが)大きく見た時であって、世の中、社会、それらを通じての感覚では無いのです。
上に書きましたとおり、私はおこがましくも武井さんと信条が同じであると思っています。(それは私の感覚で、彼の作品を見ての印象であるので、信条が同じである訳はないと知りつつも)
その信条が、本当に真理であり、真実であると言うことはありません。
少なくとも私はそう思っています。
しかし、その信条から描かれた作品が世に出て、多くの人がその作品に価値があると考えているわけです。
私もその中の一人であり、価値を認めているし、同じ事を思う。

でも私の書くこの文が同じ価値を持つわけでは無い。

なぜなら人は社会の中で平等では無いからです。
あれが悪い、これがいいというのではなく、人が社会適応性を換算したときに、価値が変わる、つまり平等では無くなるのだと思います。
才能、努力、そのようなモノがあって価値が生まれる。
価値があると言うことはお金になる、お金になると言うことは一人で生きていける。だから一人で生きていけると言うことは良いことと言われるのではないのでしょうか。
「生きているだけで価値がある」とはまわりまわって(他人の助けが必要だとしても)「価値があるから生きていられる」と言うことなのかなあと思いました。

でも人は生きている間に職を選ばなくてはならないし、先細り人生というか、どんどん選択の範囲が狭まるにつれて価値を感じることも少なくなるのでは無いのでしょうか。
私は今、選択の範囲をまた狭めるような立場です。
狭めたことにより価値のあるモノを育て、一人で生きていくためのモノを取得するべく学ぶわけです。
学んだモノは社会的に価値のあるモノで、そのモノに比例して貰えるお金が違ってくる、つまり私の価値が決まるのです。

それと私は随分前から絵を描き、文を書くことを選びました。
でも私はこれを社会的に価値のあるモノにしようと思っていません。(つまり職にする気は無いということ)
私はこれをお金に換算出来るモノではないと思うからです。(それだけのモノではない)
でもそれを表現する事に私が価値を感じている。社会が価値を感じていなくても私が価値を感じているわけです。

社会的に私は武井さんと同じ訳ではない。
彼の作品は社会的に価値があり、私のものは私的に価値がある。
人は社会に入ってこそ価値が(値打ち)が決まるのだなあと思いました。
たとえ信条がきちんとしてようとも、才能、努力が加わってできあがったものにだけ価値が生まれるのです。だから凄いと思う。
社会の価値観もかなり曖昧ですがね。

若さというのは本当に怖いと最近思います。
冷静に見つめる、信条を固めることにより頭が固くなろうと、限界を感じようと私は不安感からそうしようとする。
いろんな事に興味を持ち、若い人から見るとこれがつまらない人間なのだなあと思いました。
私もかなりの未熟なものですから若いと言えば若いのですけれども。
夢と若さは比例の関係なのかと思いました。


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